2018/02/15
2019年もまた北海道に行くという確証は、まだどこにもないのだけれど。
そして、年も明けないうちに翌年のことを細かく計画すること自体、好きではないのだけれど。
それでも何故か、もしも来年また行くとしたら次はどんなルートにしようかな。なんて考え始めてしまっている。
これはすでに、北海道の魅力に取りつかれているひとつの証拠なのだろうか(笑
それに拍車を掛けたことがもう1つあり、今年になって初めて知ったのだけれど、北海道は美唄に実家があるという自社の後輩2人に出会ってしまったのだ。
「うちの実家(の市内)には、日本でイチバン長い直線道路があるんですよ~!」
こんなことを聞かされてしまったら、リサーチせずにはいられなくなってしまう。
今年の忘年会では、おすすめスポットやルートを色々と教えてもらおうと企んでもいる。が、忘年会の席でいきなり北海道ツーリングマップを持っていったら引かれてしまうだろうか?
それでも北海道に限らず、旅先における地元の人の情報ほど確かなモノはない。
次回で、北海道の外周を廻り切る(予定)
初めての北海道ツーリングルートは青線(2017年の夏)
2度目の北海道ツーリングルートは、オレンジ線(2018年の夏)
そして、もしも次に行くとしたら、こんなルートの紫線(仮)
ちなみに過去2年と違って、苫小牧から旭川方面へ真っすぐ向かうルートになっているのは美唄を走ってみたくなっているからである笑
もう一度オロロンラインを走ってみたいのと、宗谷丘陵にも行ってみたいので欲を出せばこんなルート。
今まで通り1週間で行くとしたら、やや忙しない行程になってしまうだろうか。
でも、初日は美唄を抜けて小平町望洋台キャンプ場に泊まるでしょ?そうしたら、翌朝はテントはそのままに宗谷岬を目指すんだ。もちろんノシャップ岬の「うにいくら丼」は、また食べる。
そして宗谷岬まで行ったあと宗谷丘陵を走り、今度は右手に日本海を眺めつつオロロンラインを下って、また小平町望洋台キャンプ場に泊まる。
荷物をほとんど積まないで走るオロロンラインは、またそれはそれできっと気持ち良いはず。
3日目はさらに日本海側の道を南下して、神威岬方面へ。岬の先端までの徒歩による往復時間なども考えると、この日の宿泊先はモッタ海岸温泉旅館あたりがベストではないだろうか。
4日目はさらに南下して、函館で1泊。最終日は洞爺湖か室蘭か。
こんなイメージかな?と思いつつ地図を眺めていたけれども。
あれ?もうコレ、実際こんなルートで良いんじゃないかとさえ思えてきてしまった。
北海道(の外周)を廻り切ったからと言って、終わりじゃない
以前にも書いたことがありますが、とりあえずは北海道の海沿いをすべて廻り切りたいと思っていて。上に描いたようなイメージ通りに行くことができたら、それも次回で達成できるはず。
ただ、当然ながらこれで決して満足するワケもないと思っています。
取りあえず形にしてみたかったことを成し遂げたら、その先のことはまたその時の感情に任せようと思っている。
まだ知らぬ、行ったことのない北海道の幾多の場所はもちろんのこと、北海道に限らず九州や中国地方、四国も走ってみたくなるだろう。
いつまで今のFTRが元気でいてくれるかは分からない。もしかしたら乗り換えているかもしれない。それでも、その気になればバイクと何処でもいけるのだ。という確信だけは抱きつつあります。
そして「(何処か具体的に)○○へ行ってみたい」と感じたことこそ、イチバン大切にすべきだ、とも。
それだけじゃないですね。
この景色を観てみたい、ちょっと興味を持ったからやってみようかな、誰々に会いたい。
この3つは、思い立ったならそれをなるべく早く実現させるような生き方をした方が良いと思うようになりました。
だって、1度しかないですもん。
著名な方々が、たまに自著や講演などで「人生は思っているよりも短い」と伝えているのを目にします。
もちろんそれを意識したからと言って、その方々と同じように何か大きなことを成し遂げられるとは思っていません。むしろ、やりたいことのほとんどは、何か大きなことを形にしようなんて思う必要もなければ、誰かのために役立つことでもなければ生産性のあるものでなくても構わないとさえ思っています。
ひとつやふたつ、本当に楽しいと思えることに没頭することが人生を豊かにしてくれるはずです。
誰かを不快にさせたり傷つけたりするようなことでさえなければ、ある程度のことは「やってみてもいい」ものだし「やってみたほうがいい」ものだと思っている。
自分の人生こんなはずじゃなかったって後から振り返ったとしても、誰が責任を取ってくれる訳でもない。
そういうことを特に強く感じるようになったのは、バイクで色々な景色を観て出かけるようになってから。
思っているよりも、人生は短い
先日に観た映画「ボヘミアン・ラプソディ」でフレディ・マーキュリーも、そう唄っていた笑
歳を取ると次第に1年が早く感じるの、ホントですね。何となく分かってきました。だって今年も気づいたら11月ですよ?なんて飲み会の席で年上の方に気を遣いつつ、やや知った顔して話を振っているだけじゃなくて、そう感じるようになったのなら、もっと色々なことを躊躇わずにやってみるべきだと思う。(これ、自分に言い聞かせているだけです笑)
バイクは、それを伺い知るためのひとつのツールであり相棒でもある。
たぶん趣味というモノの多くは「自身と向き合うことを楽しいと感じられる、1人の時間」だと思っているので、バイクに限らず「こうしたい」と感じたことは、躊躇しているくらいなら1度は気軽な気持ちで試し続けていきたいと思っています。どんなに歳を重ねても。
そして趣味を通じて出会う友人とは、あまり多くを語らずとも趣味以上の何かを共有できてしまう(ような気がしている)のは、きっと根底の、そういった部分でさえも無意識に共有できてしまうからではないだろうか。
とにかく、ほんとにめっちゃ短いのだ。
せっかくもらった命だ。
思いきり楽しそうなことについて想像をしたり思い浮かべ、動いて。そして良い顔して過ごしていきたい。