2018/02/15
今年の6、7月は立て続けにふたつのモノを手に入れてしまったことを、ここに記しておきます。
ひとつは、モンベルの寝袋。
いや気づいちゃったんですよ。今年4月に行ったツーリングキャンプで。
バイクとキャンプを楽しもう!と思いたった数年前、いわゆる「鹿番長」と呼ばれているメーカーの封筒型寝袋をずっと使っていたのだけども・・・
あれ?この寝袋、寒いぞ?って。
もちろんお手頃価格だし、快適に使える外気温がどれくらいか理解したうえ愛用していたので「某メーカーの寝袋は寒いゾ!」などと、酷評を述べるつもりは毛頭ない。むしろ、夏とはいえこの寝袋を持って行った北海道ツーリングだって何とかなったくらい、コスパも優れた立派な寝袋です。
でも初春、4月のわりに夜更けから明け方にかけ、やたら冷え込んだ千葉県南部のキャンプ泊で「もしかしたら、もっと快適な寝袋があるのかもしれない」ということが頭によぎってしまったのでした。
あと、その時に行ったバイク乗りの方々の立派な装備を目の当たりにしたのもよくなかったかもしれない。いや、色々な気づきをもらえたという観点では、むしろよかったと言うべきだ。
そして自分は、上の写真にあるモンベルのバロウバッグ#3を手に入れた。ノーマルサイズとロングのふたつを試させてもらった結果、ノーマルだと寝袋内でまったく身動きができない。3,000円ほどお値段も高くなってしまうけれど、ロングサイズを手に入れた。
まずもってモンベルの寝袋は肌触りが圧倒的、明らかに違う。
なんていうかこう、寝袋の表面をそっと握ると、しっとりふわぁという感じで静かに手が沈み込んでいくような感覚と言えばいいのか。
これはホントに良い寝袋を手に入れた。まだ実戦では一度も使用していないのに、なぜかもう満足している。
ちなみに、寝袋の保管方法を紹介しているブログなどで学んだけども、自宅に置いておくときなどはなるべく寝袋ケースに収納したままで保管しないほうがよいらしく。(常に圧縮させている状態だと、それだけ早くペチャンコになってしまうらしい)
100円ショップで購入した収納袋だと、ちょうど良い具合に余裕もあってよさそう。なんだか、寝袋のための寝袋みたいだ。
そしてモンベル製品を手にしたの、この寝袋が初めてだということにも気づき。
ふとモンベルの歴史も知りたくなってネット検索をしてみたら、創業者である辰野 勇(たつの いさむ)さんの自伝のような本が発刊されていて。
さっそくAmazonで書籍を購入し、モンベル創業当時のいろいろな歴史を読ませてもらいました。
この本を読み、さらにモンベルの寝袋を大事に使おうと思ったのはもちろんのこと(※まだキャンプでは使っていません)何か好きなことを形にしていくって、大変なこともあるけれど楽しそう。これぞ起業の醍醐味なんだろうなぁ。と思った。
そして、ふたつめは「オイルランタン」です。
いや、これはホントつい出来心で。
火曜の夜11時から放送されているBS-TBSの「ヒロシのぼっちキャンプ」でオイルランタンを愛用しているの観ているうち、自分も欲しくなってしまったのです。
半年くらい前から「いいオイルランタンあったら、手に入れようかな~」なんて思っていたら、7月初旬のWILD-1で見つけました。キャプテンスタッグのオイルランタン。
手書きPOPには「次回の入荷は未定です」なんて書いてあって、そんなの見たらもう買うしかないじゃないですか。
黒と赤、そしてカーキの3色が並んでいて。迷わずカーキにしました。
3色の中から色を選ぶ、という行為から思い出したことがある。
あれは小学2年の頃だったろうか。クリスマスプレゼントに、青・黄・赤と3色そろったラジコンのどれかが欲しくて。
確か青色は、ワーゲンようなワゴンタイプの車。黄色は後ろがピックアップになっているジープタイプで、赤はミニクーパーのような感じだったはず。
そんな3色3タイプあるなかで、自分はサンタクロースに「サンタさんへ。青色のラジコンをください。お願いします。」と手紙に書いて、寝た。
そしてクリスマスイブの夜のこと。
肩をゆさゆさと揺らされて目が覚めると、ベッドの傍らには母の姿が。
おかん「チョット、チョット」
自分「え?なに?」
この時点では、まだ寝ぼけていてナゼ起こされているのかも理解できていない。
おかん「いま、おもちゃ屋さん行ってきたんだけど」
自分「うん?うん・・・」
おかん「青よりも、黄色のジープが人気みたいで残りも少ないわよ。アンタほんとに青色ので、いいの?」
自分「・・・」
「あぁ、サンタクロースはいないんだな」と初めて知ったのは、この会話のやり取りであった。
昔は近所にあるおもちゃ屋さん、クリスマスの時期だけは夜遅くまで開いてたりしたなぁ。それも何だか懐かしい風景だ。
ということで近々、モンベルの寝袋&キャプテンスタッグのオイルランタンを楽しむキャンプへと出かけてまいります。