2018/02/15
FTR223乗りになった、2011年の夏
中型二輪免許(今では免許の呼称も「普通自動二輪免許」に変わりましたが。)を取得したのは、はるか昔、高校を卒業してすぐの春休みのことでした。
よっしゃー!やっと自由にバイク乗れるぞ!と思って高校卒業後の春休み、すぐに中型免許を取得できたものの、それから念願のバイクを保有する機会は諸々の事情で実現することなく・・・。アルバイト先の先輩から一時期だけ借りて乗ったりもしていましたが、そのまま気づけば30歳も過ぎアラフォー世代と呼ばれる歳になっていました。
結婚もして子供が産まれ。そんな生活も楽しんでいたつもりです。
が、子育てもひと段落し始めた頃に、ふと自問自答する機会が訪れたのです。
「やりたいこと、やっているだろうか?」
珍しくそんな風に振り返ってみた時に、改めてバイクに乗ることを選んだのでした。
FTR223のスペック
- 車両名:FTR223
- メーカー:本田技研工業
- 車体型式:BA-MC34
- エンジン:MD33E型223㎤ 4ストローク 空冷SOHC単気筒
- 最高出力:19PS/7,000rpm
- 車体重量:126kg
今のFTRは、千葉県の国道16号線沿いにあるレッドバロン柏店にて購入。
上の写真は引き渡し当日、同店での写真です。 当時の購入手帳を見返してみると、購入日は2011年8月20日。購入時点での走行距離は4,211kmと記載されています。現在の正確なメーターは後日確認するとしても、確か18,000kmくらいだったはずです。(2018年2月時点)
6年間で約14,000km位でしょうか。年換算にすると約2,000km/年ということになり、あまり走っている方ではないかもしれません。日ごろは週末の街乗りメイン、たまに千葉県内を南下して館山へ行ったりと、少しだけ足を延ばしてキャンプツーリングに行っている位の使い方です。2017年の夏、1週間の休暇を取り北海道を廻った時が初めてたくさん走った年かも。
FTR223に決めるまでの紆余曲折
この購入時の写真も兄に撮ってもらったものですが、当時「バイクに乗りたい!」と思い始めた時から、兄にはレッドバロンやSOX、バイクセンターなど本当に色々なバイク屋に連れて行ってもらったものです。
最初こそ「ドラッグスター」や「レブル」などのアメリカンに惹かれていたのですが、自身の体格と250CCのアメリカンバイクとを比較すると、どうしても窮屈感は否めませんでした。そして「自分にはアメリカンではないかもしれない・・・。」と思うようになり、しばらく迷走しました。
バイクセンター柏店のおじちゃんに「俺はR1-Zがイチオシだ。今でも最高のバイクだと思っている。」と聞かせてもらったら、もしかしたら自分にもこのバイクなんじゃないだろうか?と思い込んでしまったりしたことも、今となっては良い思い出です。(でも、このおじちゃんのバイク愛は本物だったんだろうな、と今でも思っている。)
これは結果論として言えるのですが、初めて乗るバイクを検討する上で、250ccクラスよりも上にまで目移りすることがなかったのは良かったと思っています。250ccクラスの中で、と当初から決めていた理由はたった2つだけです。
- 車検がない
- まずはバイクの扱い方を知りたかった
いきなり車検も必要なクラスのバイクを所有し、それ(車検代)が気になってしまうことで毎日、毎月の生活リズムを多少なりとも変えなければいけなくなることだけは避けたいと思っていました。
「バイクに乗りたい」と確かに思ってはいたのですが、実際に所有してからの必要経費がどれほど負担になるのかもハッキリとイメージ出来ていなかったこと、また、乗り始めてからあれこれと弄(いじ)りたくなっても車検代があるのでガマン。
というようなストレスだけは感じたくなかったのです。(※もちろん車検がないからと言って、メンテナンスを疎かにしてはいませんが。)
バイクの扱い方についても同様です。デザインも何もかも気に入った400ccのバイクを所有したとしても、実際に日ごろ乗り回すようになったら、そのパワーを持て余してしまうかもしれないなぁ・・・というようなことで後悔をしたくないと思っていました。
そんな2つの悩みと、果たして乗りたいのはアメリカンなのかオフロードなのか、はたまたネイキッドなのかという葛藤の中で出会ったのが、今現在のFTR。ベージュ色のFTRを見て一目ぼれしてしまったのです。
FTRの良いところを、いくつか
他のバイクを所有したことがないので余り大きなことは言えないのですが、無茶をしない限り本当に扱いやすいバイクです。大柄なバイクは「バイクに乗せてもらっている」という感覚になることがあるということをたまに聞きますが、FTRに乗っていると「バイクと一体になっている」ような感覚にさせてくれる程に扱いやすい。
自分の手のうちにある。そんなことを感じさせてくれる、本当にジャストフィットなバイクです。詳しくはFTR223のインプレ記事も参考にしてみてください。