2018/02/15
いまの職場付近は昼休み時間、ぶらっと気軽にランチに行ける食事どころが極めて少ない。
歩いて5分ほどの駅前まで戻ったなら立ち食い蕎麦屋、とんかつ、ラーメン屋などあるけれども、それでも選択肢は限られてしまう。
そんな現状をいつだったか同僚は「ここは陸の孤島だからなぁ」なんて、ぼそっとつぶやいていた。
Little Kitchen Soleilは、こころの中の太陽である
そんな陸の孤島だからか、職場ビル前にはお昼時になると毎日入れ替わり立ち替わりにキッチンカーがやってくる。
月曜はケバブ弁当、火曜は親子丼、水曜はアジアンライスといった具合にジャンルも様々なキッチンカーがやってきてくれるのである。
これまでキッチンカーは「美味しいは美味しいかもしれない。ただ、ちょっとお値段高めで量も少なめ」という勝手なイメージを抱いていた。
たとえば野球場やサッカー場外にやってくるキッチンカーって、ちょっと割高なイメージありません?
どこでそんな印象が染みついてしまったのか定かではないけれど、キッチンカー = ちょっと割高という印象が強かったので、職場のところにやってくるキッチンカーも、ずーっと横目で眺めつつ敬遠していたのでした。
そんなある日、同僚が金曜日のキッチンカーは美味しいよと教えてくれて。
ならば試しに食べてみよう。と、初めて食べたのが2021年春ごろのこと。
ここのお弁当を初めて食べた日、自身が抱いていたキッチンカーイメージは何と勝手なものだったのだろう、ということに気づかされました。
陸の孤島に輝くソレイユ(太陽)、それがリトルキッチンソレイユの鉄板鶏飯だったのです。
650円でここまでボリューム満点なキッチンカーのご飯に出会ったのは初めて。しかも美味しい。
ご飯の上に、鉄板で焼いた鶏肉、さらにその上にサラダが載っていて。その上から、おろし、柚子胡椒、味噌、明太子、ガーリックという5種類のたれをチョイスして掛けてもらうのです。このタレがサラダのドレッシングでもあり、鶏肉やご飯にも沁み込むことで独特の美味しさを醸し出してくれる。
弁当箱という形状だけに、この写真ではボリューミーな感じや美味しさを伝えることができないのが少しもどかしい・・・
そんなリトルキッチンソレイユの鉄板鶏飯を週イチで食べ続けているうち、あるアイディアが思いつたのは初夏の頃でした。
デフォルトでうずらの卵や刻みたくあん、インゲンに福神漬けなど様々なトッピングが載っているのだけれど、ここに例のアレをそっと付け加えてみたら、さらに良いのではないだろうか。と思ったのです。
そう、例のアレとはいつものアレです。
やや濃いめの味付けに、岩下の新生姜のほのかな酸味はピッタリ。
鉄板鶏飯はフードピットという会社が運営していて、毎日4台のキッチンカーが都内さまざまな場所で出店しているようです。
鉄板鶏飯、ぜひ一度ご賞味あれ。