2018/02/15
もともとスーパー銭湯は好きで、これまでもよく行っていた。
とくに法典の湯「よもぎスチームサウナ」はお気に入りで、行くたびに必ず入っていた。
でも、そんなスチームサウナの隣にどうして水風呂があるのかも分かっていなかったし、せっかく温まった身体をいきなり冷やしたりしてツラくないのだろうか?もったいなく、ないのだろうか?
なんて、ずっと思っていた。
でも、知ってしまったのだった。
サウナの本当の楽しみ方を・・・
新習志野「湯~ねる」で、ととのう
今回は新習志野駅前にある「湯~ねる」に、初訪問。
昔はゲームセンターなどが入っていた商業施設が、いつの間にかスーパー銭湯に変わっていた。
2019年夏にオープンしたらしいが、その存在を知ったのは今年(2020年)になってから。
これは行ってみねば!思っていて、ようやく仕事帰りの先日に行ってみました。
湯~ねるの何にイチバン驚いたかと言えば、お風呂でもなくサウナでもなく「漫画の多さ」だった・・・
「湯~ねる」さん公式サイトの画像をお借りしちゃっていますが、見てください。この漫画の豊富さ・・・
しかも、「人間をダメにする」ともっぱらの評判である巨大クッションが「これでもか!」と言わんばかりに用意されていて、お湯で温まったあとにゴロ寝しながら漫画を読みたいだけ読めるという、お風呂と漫画好きな人にとっては「聖地」そのものではないか。
ちなみに写真の本棚がすべてではなく、この左右にもまだ本棚があったし、岩盤浴を利用する人専用エリア内にもありました。
漫画喫茶に簡易的なシャワー付きというのは聞いたことがあるけれども、湯~ねるはその上をいく「本格的な湯舟(とサウナ)に、漫画喫茶同等規模のマンガ付き」ときたものだ。
どちらに行くか?と考えたら、湯~ねるを選ぶ以外の選択肢はないだろう。
ちなみに、「漫画喫茶(ネットカフェ)」に一度も足を踏み入れたことがない・・・
半日ほど読みたい漫画を読みたいだけ読む。飽きたらネットサーフィン。
そんな過ごし方を一度はしてみたいなぁと言ったら、近々、漫喫の師匠が連れて行ってくれると言うのでこれもまた楽しみにしている。
湯~ねるで、初の自動ロウリュウ
湯~ねるには、自動ロウリュウ(熱石に水をかけることで水蒸気を発生させ、一時的に高湿度にすること)が備わっていることは、事前にネットで調べていたので知っていた。
水が掛けられた瞬間に「じゅわわぁ~」という音と共に水蒸気があがり、見た目にも体感的にも熱くなるアレを見ることができる!
それだけでワクワクしていた。
自動ロウリュウの時間は決まっていて、1時間に1回、毎回0分ちょうど。とある。
入館手続きを済ませ、浴場に入ったのが20時10分。
ここから21時ちょうどの自動ロウリュウを体感するとなると、サウナ12分の水風呂1分、休憩数分を何度行けるだろうか。
サウナと水風呂で13分&休憩7分として20分。掛ける2回で、40分。
たぶんイケる・・・
ということで、3回目のサウナタイムをロウリュウに合わせることに決めたのだった。
まずは身体を洗う時間も考えると、そこまでの猶予は残されていない。
急ぎ頭と身体を洗い流し、サウナへと向かう。
湯~ねるのサウナ室はそこまで広くなく、3段にそれぞれ3~4人が座れば満席状態だ。12人が限界と思われる。
水風呂もまた然り、一度に3人ほどしか入れないサイズだったが、訪れたのは平日木曜の夜。どちらも何の問題もなく快適に利用させてもらうことができた。(はたして休日はどうだろう?という一抹の不安はある・・・)
サウナに12分、水風呂1~2分。そのあと外気浴。
これが基本と言われてはいるけれど、今回の2セットめは外気浴のかわりに、寝湯に座ったり寝転がってみた。案外これはこれで気持ちが良い。
外気浴中にふと気づいたけれど、湯~ねるでお風呂に入っている人たちは平均年齢層がちょっとだけ若いような気がする。
これもひとえに、お風呂だけでなく漫画も充実しているということが大きく関係しているのではないか。と、湯舟に浸かりながら考察した次第。
少しだけ慌ただしくも2回目の寝湯をしていると、すでに時計の針は20時55分を指していた。
いかん!もうすぐ自動ロウリュウがはじまる!
急ぎサウナ室へ入ると、すでに10人ほどが待機していた・・・
さっきまでサウナ室がらがらだったのに。
みんなロウリュウに狙いを定めるものなんだな・・・今後ほかのサウナへ行ったときも、この点は注意しよう。
そして21時ちょうどに自動ロウリュウタイムは突然やってきた。
サウナ設備に一筋のスポットライトが浴びせられたのだ。
何の前触れもなく音もなく、急にスポットライトが点灯するシーンは何処かで見たような記憶があるけど、その時は思い出せなかった。
いま冷静になって思い返すと、それはいつぞや社員旅行でいった熱海の秘宝館内を巡っている際のスポットライトとまったく同じ雰囲気だった気がする。
秘宝館のそれは、人が近づくことで静かにスポットライトがつく。
湯~ねるのそれは、ただただ待っていると静かにスポットライトがつく。
スポットライトが点くきっかけは異なれど、どちらも何だかシュールだ。
そんなスポットライトが点灯して間もなく、サウナの石に水が浴びせられた。
ここからモクモクと蒸気が出て、一気にもわっと暑苦しくなるのだろう。
そんな期待をしていたのだけど「・・・アレ?」という感じで終わってしまった。
ロウリュウ後も、蒸し暑さを感じることができなかったのだ。
ロウリュウに関しては、また別のサウナでも体験して比べてみようと思う。
こうしてサウナ・水風呂・外気浴(または寝湯)の3回を繰り返し、そのあと炭酸湯やジェットバスも堪能させてもらい湯~ねるでの至福のひとときは終了。
湯~ねるに行こうと思った時のオススメ
この日は仕事帰りにふとした思いつきで行ったので、タオルも持っていなかった。
が、新習志野駅前の商業施設にはダイソーもあるので、そこで100円のフェイスタオルだけ買って向かった。
唐突に湯~ねる行こうと思っても大丈夫、入浴の準備はダイソーで出来ちゃいます。
湯~ねるには宿泊施設もありますが、宿泊の際の簡易お泊りセットくらいは全てダイソーで揃えることが可能です。
あと、個人的にとても気になったのがJR新習志野駅改札のすぐ目の前にあった「新橋やきとん 新習志野店」
次回訪れた際には、サウナでカラッからになった喉はここで潤してみたい・・・