今日はふと思い立ち、久しぶりに慶龍(チンロン)で昼食をとることにしました。昔は訪問すればすぐに座ってオーダーできたのですが、噂がうわさを呼び人気になったのでしょうか?ここ最近はお昼時に伺うと、必ず並んでいます。食べるためでも何でも「並ぶ」ということが大の苦手なのですが、ここ慶龍だけは並んででも食べたくなります。それに、そこまでの人気店になる前から知っているのダ。味わってきたのダ。という自負というか、プライドみたいなものが余計にそうさせるのです。
そんな慶龍では、いつも注文するものが決まっています。「半酸辣湯麺、半角煮丼」です。オーダー時は「半スーラー、半角煮」とお願いしています。揚州商人の酸辣湯麺も大好きですが、僕はここの酸辣湯麺より美味しいと思った店をまだ知りません。そんな半スーラーに負けないくらいに、また半角煮丼も美味しいのです。しっかりと味のしみ込んだ角煮が白米と絶妙にマッチしているのです。小松菜もまた良いアクセント。


慶龍に初めて訪れたのは、もう6,7年前でしょうか。地元で美味しい中華料理屋さん何処かにないかな?と探していて、たまたま知った記憶があります。台湾出身と思われるオーナーさんは今でも厨房に立ち、昔から変わらず「ごちそうさま」を伝えると「谢谢!」と元気よく言ってくれます。今日は年末なので「谢谢、よいお年を!」でした。そんな厨房には、いつしかお嬢様も立つようになったので時の流れを実感します。
そんな慶龍でお腹を満たしたあとは、Vストの洗車をしました。今年も1年付き合ってくれて、走ってくれてありがとうの気持ちです。いつまでピンクのままのVストで乗っていられるかな?なんてたまに思ったりもしますが、チバユウスケがシャロンで歌っていた「ピンクの烏、青いガラス咥えて砂漠へと行くだろう」のフレーズが今でも頭に残っているので、きっと自分はこのまま、歳を重ねてもこのバイクに乗り続けるでしょう。

