2018/02/15
2021年2月某日曜日は天気も良く、2月とは思えないような陽気。
雲ひとつない青空のもと、Vストロームでちょこっと足をのばし印西方面へと向かいました。
目的は250円ラーメンで有名な「このみ」というラーメン屋さん。
1時間半ほどかけて到着後、店内入口には「本日、臨時休業します」の貼り紙が・・・緊急事態宣言を受け、残念ながら2月末まで臨時休業中のようです。
気を取り直し「ビッグホップ ガーデンモール印西」へと行き先を変更。
個人的隠れ癒しスポット、ビッグホップ
千葉県でも南側(海沿い)の人々は、その存在すら知らないことのほうが多いのではないだろうか。
ビッグホップとは、北総線と国道464号線沿いにあるショッピングモールです。正式名称は「ビッグホップ ガーデンモール印西」といいます。
このビッグホップの何がよいかって、まずロピアがあること。
ん?ロピアなら、他地域にだってあるじゃないか。ロピアのために、何故にわざわざ印西まで行くのか?と思ったそこのアナタ・・・
違うんです。
ここでしか味わえないロピアがあるんです。
その名は「ロピア・ザ・ビフテキ」
肉関連の品ぞろえに強いロピアならでは、その場でジュウっと強火で焼き上げてくれたステーキをいただくことができるのです。
外は軽く焦げ色がつくくらい、中はまだ赤身が少々残っているこのお肉をですね。
熱々に熱せられた鉄ペレットの上に載せ、好みの感じで追い焼きして食べるのです。
上の写真を見てあらためて思ったのだけど、赤身のバランスが素晴らしい!バーベキュー場でこんなイイ感じに焼き上げたステーキ振る舞ったりしたら、まちがいなくモテるはず・・・
二木の菓子で、しばし童心に返る
いつもなら「あぁ、食べた。食べた」と、ビフテキを食べたあとはWILD-1をぶらっと眺めて早々に退散してしまうビッグホップですが。
今回は風船ガムとやらを買うため、モール内にある「二木の菓子」というお店にも立ち寄ることにしました。
なぜに風船ガムをと言うと、ビッグホップへと向かっているさなか、急きょLINEに「フーセンガムを買ってきてほしい」というミッションが飛び込んだためである。
期末テスト勉強まっさかりのようで「暗記用のフーセンガムを買ってきてほしい」とのこと。
今回に限らず、ツーリング中にミッション的なLINEが飛び込んでくること、実はしばしばありまして・・・
ただ、それらはどれも現実的な(高価なモノ買って来いとかではない)もので、また時にほっこりしてしまうような内容だったりもします。そんな飛び込みミッションも楽しかったりする。
そんなこんなで訪れた、人生初めての「二木の菓子」は夢のような場所でした。
マルカワのフーセンガムはもちろん、うまい棒や酢だこさん太郎シリーズ、半透明のケースに入ったヨーグルトみたいなお菓子とか。
その昔に見たことがある駄菓子たちが勢ぞろいしていた。
酢だこさん太郎などは今でもコンビニで買えたりもするけれど。大量の駄菓子がずらっと陳列されている光景は、かなり壮観である。
子供のころに大好きだったフィリックスの風船ガム、思わず箱買いしてしまいたくなったけれど何とか思いとどまった・・・
ビッグホップの場末感も好き
二木の菓子という、あらたな楽しみ方も知ってしまった「ビッグホップ ガーデンモール印西」
ロピアあり、WILD-1もあり。二木の菓子あり。楽しめるショップが幾つかあるにも関わらず、モール内は奥のほうまで歩ていくとけっこう閑散としているのだ。
テナントが撤退し、入口も閉鎖されたままになっている店舗がいくつもある。
ロピアやWILD-1はそれなりに賑わっているものの、もう、ホントちょっと奥に行ったり2階をぶらぶらするとですね・・・
ひとことで言うなら「わびしい」感がかなり漂っているのです。
でも、そんな感じがまた好きだ。
と、ここでまたいつもの癖、ビッグホップの歴史について調べてみました。(ウィキペディアより)
ビッグホップ ガーデンモール印西の歴史
- 2007年9月28日 グランドオープン
- 2008年5月19日 開発・運営会社が経営破綻、同年11月に住商系企業が運営を引き継ぐ
- 2013年2月、住商系列から京阪流通システムズに運営が引き継がれる
- 2016年7月、京阪流通システムズにかわり、ジョーンズラングラサール株式会社が運営を担当
- 2018年10月、ジョーンズラングラサール株式会社に代わり、シービーアールイー株式会社が運営を担当
まず、開発・運営をしていた会社が、ビッグホップオープンのわずか8か月後に破綻しているというのがスゴい・・・
わずか8か月で破綻してしまうということは、採算(来客)がまったくの見込み違いだったためか。
大規模商業施設の開発、運営ともなると当然のごとく莫大な費用がかかるだろうから、見込み来店者数だったり年間総売り上げなど十分なマーケティングを経ての着工、オープンという流れだろうというコトは、容易に想像できる。
にも関わらず、そんなまったくの見込み違いで大規模商業施設を作るに至った経緯とは、いったい何だったのだろう。
バブル真っ盛りの時代だったら、まだ何となく分かる。
ビッグホップがオープンしたのは、バブルなんてとっくに終わっている2007年の話だ。
そして経営破綻後は住商系の会社が引き継ぎ、その後わずか6年のあいだで3度も運営会社が変わっているあたり、やはりこの場所でのショッピングモール運営は、そもそも厳しかったということなのだろうか。
親会社がころころと変わりゆく歴史が、ビッグホップ特有の「わびさび」を醸し出していると言っていいかもしれない。
ビッグホップ・ザ・キャンプ グランピング&BBQ
そんなビッグホップの雰囲気が今秋、おおきく生まれ変わります。(※ここからは全てフィクションです・・・)
ビッグホップガーデンモール東側に位置する広々とした駐車場区画の一部に、緑豊かな芝が広がるキャンプ場が開設。
ガーデンモール内のWILD-1で購入したキャンプギアの数々を、キャンプ場でさっそく使ってみるなんていう楽しみかたも。
またロピアでは新鮮な食肉や魚、お野菜を手に入れてすぐにバーベキューを楽しむことができます。
お車はもちろん、京成成田空港線「印西牧の原駅」から徒歩1分なので、デイキャンプにも便利。デイキャンプを楽しんだあとは、そのまま道路を挟んで向かいにあるアパホテルに宿泊も可能。
印西牧の原アパホテルに大浴場があったら「キャンパーのための日帰り入浴」なんていう提携もできそうだけれど、残念ながら大浴場はなさそう。
あとは近場にスーパー銭湯なんぞ出来れば完璧か・・・と思って探してみると、車で8~9分の距離に「青の洞窟」というスパがあるらしい。
青の洞窟
キャンプ道具も手に入るは、食材もロピアで買える。お風呂にもなんとか入れそうだし、帰るのが面倒になっちゃったデイキャンプ、急きょアパホテルに泊まるなんていうことも可能。しかも駅近ときたものだ。
ファミリーキャンプで小さなお子さんもいたら、数百円のお小遣いを渡して、二木にちょっと駄菓子買いにいっておいでぇ~とか。
もしくは懐かしの駄菓子に、お父さんのほうが童心にかえっちゃったりもして。
本格的な自然を満喫することはできないけれども、キャンプやBBQを気軽に楽しむには最適な場所ではないか。
ネーミングもあれこれ妄想したけれど「ビッグホップ・ザ・キャンプ」でいいと思う。「ロピア・ザ・ビフテキ」のような分かりやすさと力強さと・・・笑
うしろに「グランピング&BBQ」をそっと付け加えることで、へぇ流行りのグランピングも出来るんだ?日帰りBBQも有るんだね。という掴みもバッチリ。
ということで「ビッグホップ・ザ・キャンプ グランピング&BBQ 」と命名したい。(したいって、ネーミングはおろか、キャンプ場オープン含めすべて妄想ですケドも)
でも、ホントここにキャンプ場できたら、ビッグホップの活性化に必ずつながると思う。
シービーアールイー株式会社さん、ぜひご検討のほど何卒よろしくお願いします・・・