2018/02/15
ようやく新型コロナ1回めのワクチン接種をすることができたのは、今週あたまのこと。夕方に接種させてもらってから帰宅後4、5時間ほど経ったころに38度を超える発熱はあった。
過去、インフルエンザの予防接種を受けただけでもまるでインフルエンザに罹ったかのような高熱を出して寝込んでしまうという経験があり。もともと反応しやすい体質だというのは分かっていたから特に驚きもなく。(ちなみにそれ以来、予防接種の類を自らすすんで受けることは避けている)
ただ、特に反応が出やすいのは2回目という話も聞くので、1回目でこのような反応だと、さすがに次回は覚悟しておいたほうがいいのかもしれない。
いずれにしても2度の接種目途が立ったことで、ようやく気持ち的にもどこかホッとしている。
ここ1、2か月のあいだ、自治体や大規模接種会場のウェブサイトをこまめにチェックしても常に「今回の予約受付は終了しました」の虚しい文字を眺め続けていた身にとって、この日一度目の接種をさせてもらった日はどこか安堵感を抱きながら帰路についていた。
この「ワクチン、予約すらできないじゃないか問題」の一件で、最低限やっておきたいこと、やらなければいけないような気がすることが望み通りにいかないというのは、どうにも歯痒いものだという気持ちを久しぶりに味わっていたもの。
ものの観方は人それぞれなので、コロナはただの風邪だとか、これは壮大な陰謀であるとか、そういう考え方も真向から否定はしない。どうしても同調圧力のようなものを感じてしまうから今すぐ(ワクチンを)受けようとは思えないという同僚の意見も、否定できない。むしろその気持ちも何となく分かるような気がする。
色々な意見、考え方がある中、そんな自分は2度のワクチン接種を終えたら「とりあえず今やれること、やらせてもらえることは済ませた」という気分になれそうな気がしている。そうしてまた何の気兼ねもなく、思いきりツーリング旅を楽しめる日が訪れることを楽しみにするのだ。
嗚呼、まぼろしの四国ツーリング
ゴースト・オブ・ツシマならぬ、ゴースト・オブ・四国である。幻は英語でファントムだから、正しくはファントム・オブ・四国かもしれない。(ちなみにゴースト・オブ・ツシマは人気ゲームのタイトルらしいのだけれど、一度もやったことはない)
7月も8月も使わず大切に取っておいた夏季休暇を、9月下旬のシルバーウィークと呼ばれる週に充てようと決めていた。ここで次こそ四国を巡るのだ、と。だがしかし、9月中旬までの緊急事態宣言はふたたび(みたび?)延長となり、その計画も断念することにした。
なお、四国4県すべて緊急事態宣言対象にはなっておらず、まん延防止等重点措置の地域として香川の1県のみが対象。
バイクひとり旅ならいいじゃんと言われたりもして、確かに道中はソロツーリング、ソロキャンプ、ソロ民宿と、ほぼおひとりさま時間のみなのだからリスクは低いはずだ。
それでもやはり、旅は何の気兼ねも心配もなく旅するのがイチバンだと思う。(とは言いつつ昨年は長野、今年は新潟巡りもしましたが・・・)
緊急事態宣言の延長、そしてワクチン接種も目途がたったとはいえ、まだ2回目が控えている過程でもしも何かしら体調に変化をきたすようなことが起きてしまったとしたら、たぶんそれはそれでとても悔いるような気もして。なので、やはりこのタイミングではないな、という思いに至り。
ただ、そんな風に「いや、今は気乗りしない」「今は行くタイミングじゃないだろう」をここ2年のあいだ何度か繰り返しているうち、自分がいちばん楽しみとしていることはコレじゃないのかも?なんて、疑心暗鬼になっちゃったりもして。もしかしたらソロツーリングで少しずつ日本ぜんぶを巡っていこうなんていう熱も次第に冷めてきているのではないか、なんて時おり思ったりもしてしまうんですね。
まぁ、あんまり難しいことは考えず、また元に戻りつつある当たり前の日常の中で出来ることを楽しんでいきたい。
とりあえず済ませられることを済ませたのち、もう一度思う存分にソロツーリング旅をしてみようと思うのです。