2018/02/15
※画像は、中華そば一力さんのパッケージイラストです
たまには、お気に入りラーメンの話でも。
なんだか最近、寒さに加えこの状況下もあって、どこそこに行こうなんて気軽に言ってはいけないような・・・
なので、たまにはお気に入りラーメン屋さんの思い入れ話でもつぶやいてホッコリしようと思うのです。
ヌードルは何処からやってきたか
ラーメンって、なんかスゴい。
日本の食文化として普通に定着しているけれど、ラーメンっていうくらいなので発祥は中国なのでしょう。
でも、一緒に働く中国出身の同僚何人かにたずねると「日本で食べるラーメンは中国のそれとは違う」と、みな口を揃えて言います。
しょう油や味噌、豚骨だったり。普通のラーメンにつけめん、まぜそばと、ここまで色々な味と食し方があるのは日本独特のよう。
そもそも、麺状にした食べ物って素材は違えど世界共通な点が面白いなぁ。と、たまに思うことがあります。
日本では蕎麦、うどん、ラーメン。
西欧諸国だとパスタにペンネ。
東南アジアだと、フォーやパッタイ。パッタイは焼きそば。そうだ、日本にも焼きそばがあった。
韓国だと冷麺でしょうか。
米に麦、蕎麦と素材は様々でも、なぜ世界中「麺状にした食文化」が存在しているのだろう。
今夜はそのルーツを辿る旅をお届けします。世界、ふしぎ発見。
そういえば最近ほとんどテレビを観ないので分からないけれど「世界ふしぎ発見」って、まだやっているのでしょうか。
子供の頃、毎週末あの番組を観るのが大好きだった。
ちなみに、こんなサイトもありました。
世界の麺料理というサイト(麺の起源、系譜) http://world-noodle-dictionary.com/
もしも「ヌードルは何処からやってきたか?」というようなタイトルで、偏見や妄想なども面白しろおかしく織り交ぜつつ、世界中の麺文化を題材にした本があったら、ぜひ読んでみたいものです。
かいざん
地元、船橋に昔からあるお店「かいざん」
自分の知っている限りでは、28年前には既にありました。
中学時代の同級生が船高に行ったことをキッカケに「学校近くに、美味しいラーメン屋がある」と案内してくれて行ったのが、初めてのかいざんだった。
少し前までは「ニューラーメンショップ」の冠が付いていたが、ある日こつ然と「ニューラーメンショップ」の文字が無くなり「かいざん」となっていた。
それを知った途端に「ニューラーメンショップ社と、かいざんの争い」みたいなものを妄想してしまった。
確かに「かいざん」は、ニューラーメンショップの看板が無くてもやっていけるほど地元の人気店である。
でも、ニューラーメンショップ本社幹部からしたら「今までどれだけ面倒見てやってきたか、ワカっているのかっ!」というような気分ではないだろうか。
のれん分けならまだしも、のれん自体から抜ける。そこには骨肉の争いのようなやり取りがつきものである。
ぜんぶ勝手な想像(妄想)です・・・
でも、できれば大好きな「ニューラーメンショップ かいざん」のままで在り続けていて欲しかった。
どんないきさつで「ニューラーメンショップ」で無くなったのか知る由もないけれど、ラーメンショップかいざんの方が地元民としてはシックリくる。
話はがらっと変わるけれども、先代の方がインコ好きなのは以前から知っていたのですが、今回あらためて公式サイトを覗いてみたら・・・
かなり器用なコトができるようになっていてビックリ。
ラーメンかいざんの公式ページ http://www.kaizan1.com/
「ウーちゃん13個の連続芸&ピーちゃん1年振りの芸」なんて、驚きの連続です。
蒙古タンメン中本
その名をよく聞くようになったのは数年ほど前からだけど、初めて行ったのはごく最近。たしか2019年だっただろうか。
千葉県初(だったような?)の出店が近所だったので、中本さんは急に身近な存在になった。
今まで何とも思っていなかったクラスメイトが近所に引っ越してきた途端、急に気になり始めてしまうのと同じでしょうか。
メニューも色々と豊富ですが、自身のリピート率No.1は「半蒙古丼・半ラーメン(北極)」のセット。
蒙古丼をはふはふ食べつつ、北極のスープをずずっ。たまにライスをれんげに載せ、北極の海へ浸してあげてからパクっ。
という食べ方がお気に入り。
初めて食べた時は「辛いラーメンなのだな」とだけ、思った。
でも、2回目に行って北極ラーメンを食べたら「辛さの向こうにあるナニか」に気づいてしまったのでした。
くるまやラーメン
これまた昔からあるチェーン店。
若かりし頃は「くるまやラーメンにラーメン食べに行く位なら、どこか他のお店を探そう」という思いがあった。
たまに昼頃、お店の前を通り過ぎる際にチラっと横目でみても店内は何となく薄暗そうで、人もまばら。
今日はラーメンでお昼すまそうか。と、何となく「仕方ないから、くるまやラーメンにするか」というようなイメージだったのだ。
今思えば、そんなに通ったことすらないのに何という偏見だったのだろう。
それが今ではどうだ。
「どこのラーメンを食べに行くか迷うくらいなら、くるまやラーメンに行こう」となっている。
この心境の変化はいったい何なのだろう。
2019年、自転車屋を営む友人と、くるまやラーメンに夕飯食べに行った時のヒトコトも大きかった。
「くるまやラーメンは、間違いねェ」
そう、間違いないのです。
味噌でも醤油でも。台湾ラーメンでも、何を頼んでも美味しいので間違いがない。
「あぁ、失敗だったかも・・・」が無い。
いつでも美味しく、いつでも温かく迎え入れてくれるのが、くるまやラーメンなのです。
そんな、くるまやラーメンでは台湾ラーメンがお気に入り。
店内を見渡すと台湾ラーメンだけ別紙で貼り紙されていることから、くるまやラーメンの中でも、あとから遅れてやってきた新参者の部類に入るのだろうと察している。
そんな新参者、台湾ラーメンの貼り紙には「ライス無料」の文字があるので、ついついライスも付けてもらっちゃうのです。
あともうひとつ、くるまやラーメンが好きなのは、どのお店にいってもオバちゃんが元気に切り盛りしているところ。
最近はやりのラーメン屋さんで働く人は比較的みんな若いけれど、くるまやラーメンはホールもカウンターも、おじちゃん、おばちゃん率が高い。
そして、皆一様に明るくて元気なのです。
こうした採用形態(年配の方が多い)なのは、くるまやラーメン社の方針なのだろうと勝手に思っている。
「地域社会に貢献、地元に根差す」というような理念があるのだと察して以来、なおさら好きになってしまうのでした。