2018/02/15
苫小牧の東横インより、いざ出発!
この日は朝に東横インを出発して、国道235号で日高へ向かい、その後237号を北上し平取町、占冠(しむかっぷ)から富良野へ向かいます。
途中、平取町で寄った初めてのセイコーマート駐車場で地図を確認していると、たばこを買いに来ていたお爺ちゃんが話しかけてくれました。千葉から来ていることなどを会話できたことはもちろん、北海道に来てから初めての会話らしい会話だったので、何となくホッとした記憶があります。
富良野へ向かう途中で、雨に降られる
写真も何も残っていないのですが、占冠に入ったところでスコールのような強い雨に降られました。北海道を5日間走って思ったけれど、夏とはいえ雨が降ると一気に温度が下がり、走っていて凍えることが何度かありました。
また、国道とは言え場所によってはひたすら山間が続き、人気もなければ雨宿りをするような屋根のあるスペースが数キロ走っても見当たらない場合も。237号線も、まさしくそのような感じでした。
関東の夏は蒸し暑く、急な夕立に降られても体が冷え込むようなことがないのは湿度が高いせいだろうか?北海道の湿度を詳しくは知りませんが、雨に降られると一気に体温も落ちるようで、とっても体が冷え込みます。
夏の北海道をTシャツ1枚で走り廻るという、とても浅はかな気でいたのですが。念の為に持っていったウインドブレーカーがこの後も、とても貴重な防寒具になりました。
これはツーリングに限った話ではないのですが、暑いのは何とかなります。寒さ対策は、準備し過ぎるくらいがちょうどいいのかもしれません。「山をなめちゃいけない」ではありませんが、それくらいの気持ちと準備をして行った方が間違いないと思います。
とうもろこしが美味しかった「かんのファーム」
雨が止んだあと、予定にはなかったけれど写真の「かんのファーム」で休憩することに。
東横インでの朝食から何も食べていなかったので、(品種名は忘れてしまいましたが)粒々が白い茹でとうもろこしを食べたら、ものすごく甘くて美味しかった。実家と自宅用に、配送注文をして再出発。
美瑛から旭川を抜け、留萌へ
もともとの計画から、苫小牧を出発して、初日に留萌で日本海側に出て1泊することを予定していた。理由は、1泊めに日本海側まで辿り着くことができたら、何となくその後のペースもつかめそうだったから。
なので、美瑛での小休憩のあとは、旭川を抜けて留萌までただひたすらトコトコ走り続ける。
写真は留萌に向かう途中でパチリと1枚。なんてこと無い景色だけど、見渡す限り緑、緑で気持ちよかったので、思わずバイクを停めて撮ってみた。まだ雲ゆきは怪しく、この後も少しだけ降られました。
ちなみにこの日の遅い昼ごはんは、すみれや蛇の目寿司さんなどの海鮮丼を企んでいたのですが、再度降ってきた雨にすっかり体が冷えてしまい、急きょラーメンに変更です(笑)
麺や 雅 留萌店に立ち寄り、店員さんにおすすめラーメンを教えてもらう。確か、あっさりした感じの味噌ラーメンでした。味噌ラーメンで身体を温めなおしたあとは今日の宿泊地、小平町キャンプ場を目指します。
小平町望洋台キャンプ場に到着!
小平町キャンプ場に到着後、さっそくテント設営。
受付時、受付のおばちゃんに「フリーサイト、今日最初のお客さんだわぁ〜」と言われ、ちょっとだけ引いてしまう自分です(笑)初めて北海道に来て、キャンプ泊がひとりぼっち!?と・・・
オートサイトにファミリーが1組、飲み仲間?と思われるおじちゃん組がバンガローに1組。キャンプ場入り口からいちばん奥にあるフリーサイトは確かに貸し切り状態。
今この記事を書いていて、よくよく考えたら平日の月曜日だし・・・貸し切り状態だったのも当然かもしれません。
テント設営後、受付時にもらった近くのスーパー銭湯的な施設の割引券を使って入浴へ。その後最寄りのコンビニで買い出し。本当は焼き肉をしたかったのですが、改めてスーパー探し&買い出しへと走る気力が既にありませんでした(笑)
最高の夕陽で、1日の疲れも吹き飛ぶ!
上の3枚の写真だと、空には厚い雲、雲、雲。でも、なんとなーく海の向こう。ロシア(?)のほうでは雲が切れかけている。
これは、もしや素晴らしい夕陽が見られんじゃないだろうかと、ビールをごくごく飲みながら待ちます。
わくわく&ごくごく(笑)
そして現れた夕陽がこちら。
もう、この夕陽を見ることが出来ただけでも、北海道に来てよかったと思ってしまった。
北海道に来て良かったと思うの、2日目にして既に2度めです(笑)
自転車青年に救われる
陽が暮れた後もフリーサイトでひとり焚き火を楽しんでいると、自転車に乗った人がどさっ!と荷物を置いてテント設営をしたあとに、銀マットを持ってこちらへ向かってくる。
ばさっ!と、その銀マットをひいたかと思うと、どかっ!と側に座って「おつかれさまです!!」って笑う少年。
色々なこと話したんだけど、細かいことはあまり覚えていない・・・(笑)
コンビニで買って来たニッカウイスキーを一緒に飲んで、旅のこととか仕事のこと、彼女は今いるのかとか、他愛もないことを色々と話しました。
直接は言えなかったけれど、この自転車青年のお陰でひとりぼっちだったかもしれないテント泊はもちろん、その後の北海道旅行も前向きになれたんだと思う。ありがとう。
【北海道ツーリング2017の個人的備忘録】
・急な雨に降られても、凹まないこと。進むか留まるかは自分のコンディションも考えて決める。
・キャンプ場で急な酒盛りになっても盛り上がれるよう、下準備をしておく(笑)
次回、「ノシャップ岬の、うにいくら丼を堪能!」な話です。続きは下のリンクカードから、どうぞ!