FTR223と行く

FTR223からVスト250乗りになりました。明日はバイクと、どこ行こう。バイクでトコトコ、どこ行こう。

【2017年・夏の北海道】釧路湿原に熊出没ってやめて Vol.9

time 2018/02/09

【2017年・夏の北海道】釧路湿原に熊出没ってやめて Vol.9

弟子屈からは、JR釧路本線と並走して走る国道391号線を南下して釧路方面へ。

国道391号線は釧路方面へ向かう幹線道路なのだろうか。しかも平日の午前とあって、比較的交通量が多い。これまで走ってきた道内の道のなかでは最も混み合っていた。

とうろ湖を過ぎたあたりからはアップダウンやカーブも多く。7~80kmでびゅんびゅん飛ばす車と車のあいだに挟まれて走るのには、さすがにFTRだとパワー不足感が否めない。

気を使って走り続けること2時間ほど。けっこう疲れました。

濃霧の釧路市内をうろうろ

釧路市内に到着した後は、いったん市街中心部まで行ってみた。

市内全体がけっこうな濃霧に覆われているけれど、みんな普段通りのペースで運転をしているよう。霧が立ち込めるのは何も珍しいことではないのかもしれない。

お昼は「なごやか亭 新川店」で昼から握り寿し。回転寿しだけれど、どの魚も旨い!

そういえば、道の駅・しょさんべつでお会いした老夫婦の方がこんなことを話してくれたのを思い出ました。

どの寿司屋が美味しいとか、そういうおススメの店っていうのがねぇんだよな。(北海道に来たら)回転寿司だってどこ入ったって、ものすごいうめぇんだもの。

なぜか腑に落ちてしまう言葉、こういう一言をいつか自分も誰かに放ってみたい・・・笑

湿原の大きさに、北海道の原点を垣間見た(気がする)

市内でお腹を満たした後は、釧路湿原へ向かいます。

湿原を見渡す展望台まで行くには、森の中に備えられた木板の道を進んでいかなければならず。入口の看板には「20XX年、〇月に熊の目撃情報がありました。一人で立ち入ることはお避け下さい。」と書かれていた。

一人で行くな、と言われても一人しか居ないのでどうしようもない(笑)

熊が現れても走れば大丈夫でしょ。と言い聞かせて向かったはいいが、実際に遭遇したこともなければ、身近な動物でもないので未知なこと。まったく気にしないと言えば嘘になってしまう。ちょっとだけ、出るなよ?出るなよ~なんて思いながら、木板の上を歩いて展望台まで向かいました。

そして展望台へ到着。

釧路湿原のスケールが、ただただ、すごく気持ち良かった。

冒頭の写真では写しきれていないけども。

まず、木が密集していない、草原のように見える箇所も、よくよく目を凝らして観ると湿原である。(まぁ、だから釧路湿原と言われているんだけど・・・)

人が立ち入らない原野は、とても繊細な生態系バランスで保たれているんだろうな。と素人である自分でも思うくらい綺麗な風景です。

この日の前にも後にも、この旅で北海道の方と何度か話をしていて思ったことのひとつ。何となく、心が広いというか、考えても仕方のないことは考えない大らかな方が多いように思った。

その心の芯の強さは、おそらく極寒の冬を越しているうちに備わったものでもあるし、スケールの大きな自然に囲まれて生きているからではないだろうか。

むかしのブログで知り合った方の家に泊まらせて頂く

この日は、今はもう更新をやめてしまったブログのほうで繋がった方のご自宅に宿泊させて頂く。当時アメブロで「鬼嫁日記」がブレイクしていた頃だから、2005年頃のことだろうか。

当時は育児日記を楽しく更新していて。最初のきっかけこそは育児つながりということで、あるお方の奥様と互いのブログを参考にし合うようになり。そこから、その方の旦那サマとは「一口馬主」という共通の趣味で繋がり。さらに旦那サマのお父様にも育児日記ブログを読んで頂くことになったという、面白い経緯があります。

そして今回泊まらせて頂いたのは、旦那サマのお父様のご自宅。釧路市街からは、15分ほど走った場所でした。

以前の御礼をお伝えしたく伺ったのだけれど、逆におもてなしばかりで申し訳なく思ってしまった。持参した銚子電鉄の濡れせん、4枚(縁起の良くない数でスイマセン)しかなくて失礼しました。

ずっとやりたかったことを、やってみる。会って御礼を伝えたい人に会いに行く。を実現できて本当に良かったと思っていますし、良い経験にもなりました。改めまして本当に有り難うございました。

次回、「2017年の北海道ツーリング最終日!」の話です。続きは下のリンクカードから、どうぞ!

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このVストに乗っているひと

けんけん

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鉄馬も好きだけど、本当の馬も好き。一口馬主やっていらっしゃるライダーさんいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。「FTR223と行く」ブログを書き始めたら、なおさらバイクへの愛着が増してしまったので、そんな愛情をココにどんどん残していきます。どうぞ宜しくお願いします。