2018/02/15
以前、FTRへのリアキャリア取り付け手順は書いたことがあるのですが、2018年7月のツーリング中、タナックスのミニフィールドシートバッグ積載時の写真も何枚か残していたことから、シートバッグの取り付けやキャリアへの搭載物などを紹介します。
主に、キジマリアキャリアには何を載せ、タナックスのシートバッグはFTRにどう固定しているのか?の記事なります。
FTRにシートバックなら、タナックスのミニフィールドシートバッグがぴったりだと思う
タナックスのミニフィールドシートバッグには、以下の4本のストラップと2本のストラップジョイントが付属しています。
いちばん長い左の2本は、この後の説明にあるように前側(ライダー寄りの方)を固定するために使用します。そして真ん中の短い2本は、リアキャリアのフックに固定させるために使用。(※購入時に付属するストラップは4本とも同じ長さなのですが、固定させる箇所が短いためこちらは不要な長さをカットしている状態。)
いちばん右の2本はシートバッグを車体から降ろした際、前後4本のストラップ自体を交錯させた形で仮留めさせておくことができるものなのですが、いつもストラップごとシートバッグを降ろしてしまうので未だに使用したことがありません。
短いストラップはこちら、リア側の荷掛けフックに掛けるもの。
長いストラップは、FTRのフレームにある、ちょうど良い突起物(この後、画像として出てきます)に掛けるため使用しています。
各ストラップを、FTRのどこに固定しているか
まず、タナックスのミニフィールドシートバッグのストラップを何処に固定させるか。購入当時は色々と試行錯誤しましたが最終的に落ち着いたのは以下の箇所取り付けになります。
シートバッグの前側に取り付けるストラップは、FTR本体のココ(もともと何のためのネジ穴なのかも分かっていないのですが)に長めのネジを後付け&ストラップがスライドして外れてしまわないよう外側にワッシャーを付けて固定させています。
そして後ろ側のストラップは、ちょっと見づらいのですがキジマリアキャリアのフックに固定させています。前後、両サイドともにこの位置で固定させています。
※過去記事で使った写真で、分り易いアングルのものがあったので追記しておきます。キジマ・リアキャリアの赤矢印の箇所に、リア側のストラップを掛けています。
そして、たとえこのリアキャリアを取り付けていなくとも、ノーマルで付属しているリアフェンダー下のフックに廻すように掛けてもいけるはず。(なので、FTRにシートバッグを固定させるのに決してリアキャリアが必須ではないと思っています。が、断言はできません。もし可能かどうかのご質問を頂いた際は、実際にキャリアを外し、純正パーツを再取り付けしてみて検証したいと思います。)
下の純正ステーがそれになります。シート取り外し方の過去記事で使用したものですが、青枠にある純正フックを用いることで、問題なくシートバッグを固定できるはずです。
シートバッグ取り付け時、ツーリング中に気を付けているコト
- ストラップの締め直しは、気づいた時に都度やる
ツーリングバッグを載せている時に気をつけた方が良いこと、参考までにいくつか挙げようと思ったのですが。タナックスのツーリングバッグにそれらしい弱点もなく、強いて言えばの1点だけになります。
取り付けがストラップなので、どうしても走っているうち次第に緩んできてしまうもの。ですので、ツーリング時に休憩を取った際、出来るだけ意識してストラップを締め付け直しています。
これさえ気を付けていれば、FTRにもタナックスのミニフィールドバッグはしっかり固定して、しっかり活躍してくれます。ちなみにタナックスのシートバッグには、この「ミニ」の他にもミドルとフルサイズがあるのですが、FTRに積載するにはミニフィールドシートバッグが最適だと思っている。
ミニよりも大きいサイズのバッグを載せたことはないのですが、排気量や車体重量を考えると、これ以上に大きいバッグは明らかに風の影響などを大きく受けてしまうことになるだろうという印象です。
リアキャリアに、ソロテント(約4kg)を載せても大丈夫
これはシートバッグの話ではなく、キジマのリアキャリアの話になってしまうのですが。
キジマのFTR用リアキャリアは、メーカー情報では耐荷重3kgと記載されています。「3kg制限のキャリア!?ほとんど何も積めないですやん・・・」と思ったのですが。おそらく3kgのものを積載したとしても、車体ががっくんがっくん上下した時に掛かる加重も加味しての「3kg」なのだと思っています。
以前、ツイッターにてキジマ・リアキャリアに5kg超のホムセン箱を載せている方をお見受けした際、耐荷重を少しくらいオーバーしてもイケるのではないか?と思い、約1kgオーバーとなるテントをマルトの防水シートにくるんで積載しました。この状態で週間走り続けても、荷掛けフックが曲がったりキャリア自体がゆがむこともありませんでした。「100人乗ってもダイジョウブ!」とまではいかないけれど、推奨されている耐荷重を少しオーバーしても載せてもダイジョウブなはず。
こんなに頑丈なバッグでいいのだろうか
タナックスのミニフィールドシートバッグを手に入れてから既に4年が経つけれども、どこかの糸がほつれてきたりだとか破れたりだとか。ジョイント部分が割れてしまうこともなく活躍してくれています。
出番はそんなにないけれども、長い時には1週間いっしょに走り続けたり、たまに1泊2日のソロキャンに使ったりなので、年に20回ほどの使用になるでしょうか。使用頻度としては少ないかもしれませんが、4年経っても経年劣化らしい劣化(プラスチック部分が割れてしまったり)が全くありません。
例えば、今後もしバイクを乗り換えることがあったとしても、ツーリングバッグのサイズに問題がなければ今のバッグを使い廻すつもり。バイクのシート納まり具合とか積載量に不満がなければ、たぶん一生モノに近いバッグだと思っています。