2018/02/15
FTRに乗り始めて8年目に突入しようとしていますが、今さらながらUSB電源を取り付けてみました。モバイルバッテリーでも事足りてきたけれども。近々ホルダーも取り付けたら、スマホでナビを確認しつつ移動することが、どれほど便利なことなのかを実感してみようと思います。
でも、車でもバイクでも、時には道に迷ったりしながら目的地に辿りつくのも、運転の楽しみのひとつなんじゃないかと今だに思っていたり。昨今はナビが付いていて当然、それこそナビの指示通りに右折できなかっただけで白い目で見られるなんていう話も聞きます(笑)
どんどん便利になっていくと、確かに他人の失敗に厳しくなる傾向になるのかもしれません。でも、人間がしでかしてまう失敗なんて今も昔も大して変わりないんじゃないでしょうか。そこに目くじら立てて、いちいち不機嫌になってしまうのか一緒になって笑えるのか。どっちが楽しいかを基準に考えたら、できるだけご機嫌で過ごしていきたいもの。
FTRに、デイトナのUSB電源(2.1A)を取り付ける
まずはUSB電源コードを、プラス端子、マイナス端子ともにバッテリーに共締めさせます。※自身のFTRはバッテリーがシート下にありますが、バッテリーが横付けであっても作業内容は同様の手順になるかと思います。
- マイナス端子を先に外しておく
- プラス端子を外し、USB電源用の電源コード(赤ゴム付きのほう)を共締めする
- USB電源用の電源コード(黒ゴム付きのほう)を、マイナス端子に共締めする
共締めすることで、もともと付いていたプラス端子側の赤ゴムカバーと電源コードとが干渉してしまい、ゴムカバーが端子全体を覆うことが出来なくなってしまいます。が、ゴムカバーに少しだけ切り込みを入れることで対応可能です。
この後の取り付け作業前に、この時点でUSBソケットにケーブルとスマホを接続して、問題なく通電していることが確認できました。
電源コードをシート下からタンク下へと伸ばしていく
先ほどバッテリーのプラス端子、マイナス端子に取り付けた青矢印2本の電源コードを、シート下のほうまで持っていきます。バッテリーに付いているコードが延びている先と同じほうへ這わせていきます。
ちょうどタンク下の位置、ここもバッテリーからの配線と同じように這わせていきます。電源コードのたるみ具合なども確認しながら、結束バンドで仮締めしておくと作業がスムーズになります。
上の赤矢印にある長方形のパーツが、USB電源コードに付いているIC装置になります。このIC装置、デイトナの説明書きには「接続機器を判断し、最適な充電方法を算出する高性能ICを採用。バッテリーに優しい省電力仕様」とあります。トランジスタ的な役割をしてくれるものなのでしょうか、と勝手に解釈しています。
ネット上では、このIC装置を何処に落ち着かせる(固定させる)のか?が、少々悩みどころというレビューもありました。自身のFTRでは、ちょうどAIキャンセルした際に残したままにしていたステー(上図、青矢印のステー)を流用することにしました。
AIの部品が付いていたステーの2か所の穴に結束バンドを通して、IC機器の前後とコードを束ねて固定しました。(この時点で、結束バンドはまだ仮留めです。)
ちなみに、このデイトナUSB電源、バッテリーからの電源取り出しコードと、USBソケット側のコードとをコネクタで分離できるタイプになっています。常時接続のため(微量とはいえ)電力消費するため、長期保管の際は中間のコネクターを外す仕様。タンク下のこの位置なら、コネクタもすぐに外せます。
ハンドル下、チョークワイヤなどと一緒に固定させる
電源ケーブルをハンドル位置まで伸ばしていく際には、チョークワイヤなどを固定しているツメを使って、USB電源ケーブルも留めます。
USBソケットを固定する場所を決めたら、取り付け完了!
付属のクランプを使って、ハンドル箇所まで伸ばしてきたUSBソケットを固定したら取り付け完了です。
青矢印が付属のクランプ。使用しない時に簡単に取り外せることを想定してのものなのか、少し力を入れただけで回転してしまったり、外れてしまう。走行時には若干心もとなくもあり、近々違うパーツの代用を考えています。
デイトナUSB電源を購入して、気になったこと
今回の作業をしていて、デイトナUSB電源の気になったこといくつか。
- クランプが緩すぎる
- USBソケットとクランプを固定する、両面テープが同梱されていない
- 写真に映っている結束バンドだって、同梱されてないやん
クランプについては、前述の通りです。両面テープは明らかに同梱品と思われる記載があるのですが、入っていませんでした。ちょっと残念。
あと、常備しているので何の問題もないのですが、結束バンドも1本も入っておらず。どちらもパッケージング時の単なる入れ忘れなのでしょうけれども・・・。
これでバイクからUSB電源を取ることが出来るようになりましたが、引き続きモバイルバッテリーも携行する予定です。