2018/02/15
そのうち(いつか)やってみようと思っていた、バイクのエンジンとマフラー塗装。
少しずつ肌寒くなり、バイクに乗る時間も減り。そんな、ちょっと気分も下降気味な今こそやってみたらいいんじゃないか!と自らに言い聞かせ、塗装してみた話になります。
FTRのエンジンとマフラーを、ぴかぴかにしてみよう
事前に用意したのは、下の写真3つのスプレー。
KUREの耐熱ペイントコート(ブラック)と、シリコンスプレー。
ソフト99の耐熱ペイント(シルバー)です。
※耐熱ペイントコート(ブラック)はマフラー塗装に用意したもの
あとは100円ショップで購入した、ポリ袋と養生テープ。
まずは、エンジンの汚れを落としておく
養生や塗装前に、エンジンやマフラーの汚れを柔らかめのブラシや布などで軽く落としておく。
日頃ちゃんと手入れをしていたら、多分ここまで白サビが浮いてきてしまうこともないのでしょう。お恥ずかしい限り。
汚れを落としたらマフラーやプラグを外し、ポリ袋と養生テープで塗装したい箇所以外を覆っていきます。
何だか、パーマかける前のオバちゃんのような状態です。
エンジン塗装は初めてのこと、正直こんな雑~な感じの養生でほんとにダイジョウブだろうか?という一抹の不安はあったものの、いざやってみたら意外とキレイにできました。
白サビだらけだったエンジンが、まるで新車のようになった。
右サイドの塗装前・後は、下の写真。
マニホールドの下部など、塗りきれなかった細かなところは次回、ハケと液体塗料で再塗装しようと思っている。
いっしょに、マフラーも再塗装してみた
エンジン塗装をし終えたら、乾かしている間にマフラーも。
柳田がサヨナラ弾
はい、そうです。狙ってこの紙面が映るようにしてみました(笑
まんべんなくスプレーをしたら乾くのを待って、ひっくり返して裏側をスプレー。
裏側が乾いたら、もう一度、最初の箇所を上塗りして・・・を、3回ほど繰り返す。
生乾きの状態でマフラー握ると、指紋がくっきり残ってしまい再塗装することになります。充分に乾くのを待ってから取り付け作業へ。
そして、ぴっかぴかになった。
エンジンやマフラーの焼け具合も「味」のひとつのような気もしていたので、正直、塗ろうかどうしようか迷っていたけれど。でもこうして仕上がりを見てみたら、結果的に満足している。
むしろ、一度手掛けてしまったら、エンジンの細かなところもハケで塗りたいし、錆び始めている各ステーも取り外してヤスリを掛けて塗りたくなってきてしまった。
シリコンスプレーは、エンジン塗装後に用いると「さらに光沢が出る」ということで試してみたところ、若干ツヤっぽくなった感じです。
ついでに、スプロケカバーを外してみたところ・・・
人間の欲というものは、とどまるトコロを知らないようで(笑
こうなったら、スプロケカバーも取り外し、汚れを落としてシルバースプレーしてしまおうか!
そう思って、久しぶりに取り外してみたら、チェーンオイルまみれの泥が堆積していた。
叫ぶまではいかないものの、久し振りに「ぎゃぁぁぁ!」と、なった。
ちなみに、これまでの人生で最大の「ぎゃぁぁぁ!!」は、忘れもしない高校3年の時のことである。
バイト情報誌のフロムエーを読み終わった後、ベッドの下に置きっぱなしにしていたところ。
ベッドの下に置いたことさえ忘れるほどに月日が経ったある日、就寝時にベッドに横なると、下のほうから「カサカサカサ、カサカサカサ」と小さな音が聞こえてきたのである。ちょうどビニール袋を、そっと丸めていくような微かな「カサカサ」音に近い。
これはきっとゴキブリか何かがいるに違いない。
いずれは何処かに行くだろう、このまま聞かなかったことにするか・・・なんて思っていても、音は同じ場所から絶えることなく聞こえてくる。
さすがに気になって眠れないので、ベッドから這い出て電気を点ける。そして下を覗いてみたら、奥のほう壁際にいつぞやの「フロムエー」が置きっぱなしになっていた。
これ、ゴキブリがページの中にいたらどうしよう・・・なんて少しドキドキしながらも、その冊子を暗闇から引っ張り出したら。
なんと、ぼろぼろに食い散らかされ始めているフロムエーに、白蟻がびっしりと付いていたのだ。
いったい何匹いただろう。「蟻の巣ひとつ、一族みんなでやって来ました」という位の蟻の数だった。
この時はさすがに叫び声をあげ、雑誌を放り投げてしまった。
冊子の痛み具合から、昨日今日にやってきた感じではなく、おそらく1、2週間前から少しづつやって来ていたのだろう。
ベッドの下でそんなことが起きているとも知らずに寝ていたと思うと、当時たまにテレビでもやっていた「蟻が大群で押し寄せ、人間を襲っていく」という映画を思い出し、ゾッとしてしまったものである。
以上、高校の頃の淡い思い出でした・・・
スプロケカバー内部に、養生テープを付けておく
この、汚れたスプロケカバーの画像をツイッターでつぶやいたところ。
「養生テープを常に貼っておくと、楽に汚れを落とせる」
と、親切な方が教えてくれました。
確かにチェーンオイルまみれの泥なので、綺麗に落としきるのに苦労しました。
養生テープを貼っておけば、ビリっと剥がすだけで汚れもある程度落ちますもんね。
貴重な情報、ありがとうございました!
エンジン塗装後に、耐熱ワックスでコーティングもおすすめ
これは追記になりますが、最近使って良かったもののひとつに「耐熱ワックス」があります。
これをエンジンやマフラーに吹き付けてやると、ほんとにツヤッツヤになる。FTR時代から使っていたらよかったなぁと思ったほど。
エンジン塗装よりも何よりも、定期的に耐熱ワックスを吹き付けてやればいつまでもピカピカな気がします。