2018/02/15
2018年3月上旬から顕著になってきた、FTRフロントフォークからのオイル漏れ。
ダストシールのクラックだけならまだしも、内部オイルシールの亀裂も次第に大きくなってきてしまったと思われるため、この機会に某バイクショップにてオーバーホールのお願いをしました。
待つこと1週間と少々。先週末に引き取りに行ってきました。
フロントフォークのオーバーホールって、ざっとお幾らくらい?
今回、FTRに乗り始めてから初のフロントフォークOHだったので、どのようなお値段になるのかは自身も興味津々でした。ざっと、以下のような内訳になります。
- クッションオイル ¥3,000
- 純正交換部品 ¥9,000
- 工賃 ¥15,500
合計¥28,000弱のオーバーホール代となりました。工賃の¥15,500が高いと感じるかどうかが、ひとつの判断基準になるでしょうか。
フロントフォークOHをすることで変わった乗り味
ひとまず「オイル漏れが無くなってくれたら良い」位に思っていたのですが、フロントフォークOH後のFTRに初めて乗った際の印象は、「あれ?フロントのクッションが少し堅くなった?」でした。平坦なアスファルトを走っている際の、ほんのわずかな路面の凹凸でのフロントフォークの沈み込み方が変わった気がする。
堅いと表現すると、乗り心地が悪くなった印象に聞こえてしまうかもしれませんが、決してそのような訳ではなく、むしろハンドリングをダイレクトに伝えられるようになった感覚です。
今回は対象外にした「インナーチューブ交換」について
今でも何となくモヤっと気になっているのは、今回のオーバーホールでは「インナーチューブ交換」を対象外としたことです。
このように、点サビが結構目立ってきてしまっているんですよね。今回、整備して頂いた方にも言われたのですが、この点サビが原因でオイルシールが傷つき、再度オイル漏れを起こす可能性も否定できません。目立つ点サビの凹凸については、今回のオーバーホール時に研磨して頂いたので今すぐ再発する可能性は少ないと思っています。
ちなみに、純正部品のひとつであるインナーチューブ(左右併せて2本)、新品への交換のためオーダーするとした場合、上記のオーバーホール代金+約3万の見積もりとなります。万が一にも、近いうちに再びオイル漏れを起こした場合、かなり後悔すること承知の上で、インナーチューブ交換は見送ってしまいました。
250ccとは言え、維持費がそれなりに掛かり始めるラインとは
2011年から乗り続けている今のFTRですが、これまでの約7年間で交換してきたものはタイヤ、チェーンやスプロケット、バッテリー、今回のフロントフォークOHに関わるパーツ等々、割と多岐に及んでいます。今ここで挙げたモノだけでも、ざっと10万円は超えているはずです。
最初こそ、手に入れた嬉しさから色々と細かなカスタムも楽しんできましたが、そろそろ「維持費 > カスタム」のような感じで、何処にコストが掛かるのか、掛けるのか、の考え方がシフトしてきました。
これは昔からよく聞く話だと思いますが、250ccだからと言って「車検がない分、維持費も安く済む」訳ではないんですよね。これからも大事に乗っていくことを考えると、次第に維持費用に重点を置く時期に差し掛かって来ているのが自身のFTRです。