2018/02/15
2017年7月、人生初の北海道ソロツーリング
祝日(海の日)と、夏季&有給休暇を利用して人生初の北海道ツーリングへ。具体的には、北海道ソロツーリング&キャンプ旅でした。ここでは、その道中の思い出などを残しています。
思いたったのは2017年の年明け。2017年内に資格試験をひとつ受けること、北海道ツーリングへ行くことの2つを、年明けから自身に課した1年の始まりでした。
いま振り返ると、年明けにその1年のうちに「やらなければいけないこと」と「やりたいこと」を明確に課すようなことは、これまでの人生の中でもしたことがありませんでした。どうして2017年の始まりには、そう思ったんでしょう?自分でも不思議です。
ただ、40歳も過ぎてしばらくすると、なんとなく時間の貴重さを感じるようになり。そして、それでも毎日は淡々と過ぎていくもので。
そのようなことをぼんやりとでも意識し始めた時に「やりたいことって、何だったっけ?」と自問自答した際の選択肢が北海道ツーリングだったのかもしれません。
むしろ、バイクで僅かばかりの期間、何も考えずに色々な場所を巡ってみることで、そういうモヤっとした思い自体から解放されたかったのかもしれないです。
いざ大洗港へ!の、出発時からトラブル
大洗港から出港するさんふらわぁ号に乗るべく、いざ大洗港へ!と、夕飯を済ませたあと、19時過ぎに自宅を出発すると・・・。走り始めてすぐに気づいたのですが、ヘッドライトが点灯していません。慌てて自宅まで戻り、いちどバイクを降りて確かめてみても、やっぱり点かない。
こんなタイミングで玉切れ?と思ったのですが、今からバルブ交換していて、果たして間に合うのかどうか。いきなり諦めムード的な旅の始まりでした。
ですが、念の為にとエンジンを掛けなおしてからもう一度セルを廻してみると、何故か点灯してくれました。
この症状は今でもごく稀に発生し、恐らくは電気系統のどこか配線に問題があるのでは、と思っています。今のところセルの2度押しで点くので、他のメンテナンスより後回しにしてしまっている現状ですが。日頃のメンテナンスってやはり大事なんだなぁと痛感しました。
旅行へ向かうせめて1週間前には、日頃は当たり前と思って疎かにしているような点検箇所だけでも見ておくと、出発当日になってから慌てずに済みそうです。
大洗港を出港するときに感じたこと
無事、大洗港に到着。日付も変わり、1時半頃に離岸したさんふらわあ号デッキから撮った大洗港です。
初の北海道ツーリングだったので、「いよいよ始まるな~」という高揚と「ほんとに北海道に向かっちゃってるよ」という、やってまった感のような感情が入り混じっていたりしました。小学生の時の、初めての林間学校と同じような気持ち(笑)
ちなみに、大洗のフェリーターミナルから最も分かりやすいコンビニは、ファミリーマート大洗磯浜店です。ターミナル入り口を出て右に曲がって数百メートルの所にあり、ファミマの看板もすぐに見えるので、迷うことはないと思います。
自身はこの時、ファミマで歯磨きセット、夜食用のクッタ(カップ麺)を購入し、再度フェリーターミナルへ戻りました。長時間の船旅なので、退屈しないためにもこのコンビニで他にもいろいろと吟味してみても良いかもしれません。
ただ、この時に購入したカップ麺はその後、食べることなく何故か一緒に北海道を廻り、けっきょく帰りのフェリーで食べることとなりました(笑)
さんふらわあ号での過ごしかた
夜中1時過ぎに出港して到着は夜20時頃なので、およそ19時間を船上で過ごすことになります。今振り返ると、この19時間をどう過ごすか、少なくとも大まかなイメージを持っておけば良かったと思いました。
実際、この時も退屈しないようにと文庫本を1冊だけ持って行ったのですが、1冊では足りませんでした。次回はKindleに数冊をため込んで持って行こうと思っています。
文庫本を読み終えた後は、旅の日程とルートの予習をあらためて、と思っても既に自宅にてメモに書き写してきているので、再確認事項にそれほどの時間を要することもなく、時間を持てあましてしまいました。
結局、寝ては起きての繰り返しと、たまに操舵室の階下にある展望室(室内)で進行方向をぼ~っと眺め続けたり。(と言っても、眼前はひたすら海、海、海です。)やや退屈、というよりもかなり持て余してしまった、勿体ない19時間でもありました。
【個人的な北海道旅の備忘録】
- ある程度の長期ツーリング時には、最低1週間前に基本的な整備、点検を
- 旅先の細かい行程計画はフェリーの中で考えよう、くらいの気持ちでいく
次回、「初の北海道に到着!初日は東横インに宿泊」な話です。続きは下のリンクカードから、どうぞ!