2018/02/15
この日が北海道最終日になります。
白糠町から帯広を目指し、ひた走る。帯広までの根室本線(海沿いの国道38号)はずっと悪天候。雨こそ激しくは降らないものの、濃霧のため数十メートル先も見えず。たまたまこの日がそういう状況だったのか、もしくは内地は湿原、反対側は海岸に面していることからこの地域ではよくある天候なのか、はっきりとは分かりません。
今までバイクで走っていて遭遇したことのない気候であったことは確かで、数十メートル先が見えない中を走り続けるのは結構、体力も精神力もすり減りました。
帯広を、ただ黙々と走り去る。
帯広ではマルセイのバターサンド(六花亭)本店があると事前に知っていたので、時間が許せば宅配でお土産にでも、と思っていたけれど、苫小牧のフェリー乗船時間(18時45分発)を考えると、どう考えてもギリギリのようで帯広も淡々と走り抜けることになってしまった。
帯広を抜け、十勝国道(国道38号線)の途中にあった狩勝峠展望台からの眺めは壮観です。
狩勝峠展望台
が、時間も気になっていたので何枚か写真を撮ったらすぐに出発。
峠を降りた後は、かなやま湖脇を走り占冠方面へ向かう。道中、かなやま湖畔の公園にはラベンダーが綺麗に植えられていて、まだまだ北海道で見て廻りたい場所が幾つも残っているのだと思いました。ふと通り過ぎた場所もそうだし、走ってもいない、まだ見ぬ沢山の場所。
ちょうど写真右手が、かなやま湖オートキャンプ場。走りながら見た程度だけれど、森林もあり湖もあり気持ちよさそうなキャンプ場。キャンプ場と道路を挟んで反対側にあったのは管理棟だろうか。とても立派で綺麗な建屋だったので、恐らく富良野周辺でも人気があるキャンプ場なのだろうと思います。富良野周辺を散策する際のベースキャンプに良い場所かもしれません。
かなやま湖オートキャンプ場
この日、苫小牧に着くまでに立ち寄ったのは狩勝峠、かなやま湖森林公園の2か所のみ。白糠町を出発しての苫小牧というプラン自体に、少し無理があったかもしれない。
ターミナルに到着したのは、乗船手続き締め切り直前
結局、苫小牧のフェリーターミナルに到着したのは乗船手続き締め切り直前でした。
占冠から日高へ入り、苫小牧フェリーターミナルまでの道がとても混み合っていたことが大きな要因ではあるけれど。この、道の混みっぷりは想定外でも何でなく、ただ何も考えていなかったんだと思います。それが何処であろうと、金曜日の午後、市街地へ向かう道のりは混むということを。
北海道ツーリングに限らず、「1日に200~300キロは行けるだろう」という憶測は、帰りがフェリーなど時間に制約のある日まで当てはめて考えるのは止めておこうと思います。
2017年北海道ツーリングの個人的備忘録
- かなやま湖キャンプ場はとても居心地が良さそう。ただし周辺にコンビニなし。事前の食材調達は国道237号のかなまや駅周辺か。
- 北海道ツーリング最終日(フェリー乗船日)は、特に余裕をもって移動距離を考える。
次回、「2017年の北海道ツーリングのまとめ」な話です。続きは下のリンクカードから、どうぞ!