FTR223と行く

FTR223からVスト250乗りになりました。明日はバイクと、どこ行こう。バイクでトコトコ、どこ行こう。

となりの芝と、北海道の空はいつだって青い

time 2021/08/06

となりの芝と、北海道の空はいつだって青い

つい先日、テレワークのある日。

こんな写真とともに、なつかしい人からLINEが届く。

いま、北海道なんだけどサ。チミは北海道、今どのあたり走ってるの?って。

いや、チミも何も、わたくし今テレワーク中ですから・・・

それでもやっぱり、気分は一気にくっと上がっちゃうできごとだった。テレワーク・デ・オネムな感じも吹き飛ばされました。

LINEの送り主は2017年の北海道ツーリングで初めてお会いした、しげさんです。

あれは初めて北海道を巡った帰りのフェリー乗船待ちをしている時のこと。同じく乗船待ちのバイクが数珠つなぎのようにつらなっている光景を目のあたりにして。

なんだか、すんごい(乗船待ち)ライダーさんの数ですね。

たまたま隣になったニンジャ乗りの方に、そんなヒトコトを話しかけたと思う。

そこから意気投合というか何というか、それぞれ乗船後にもお互いの地図を持ち寄って「どこよかった?ここ、どうだった?」みたいなやり取りをして。

それはまるで秘密の交換日記を持ち寄った女子中学生のようなやり取りだったけど、とても新鮮で楽しかった。

大洗に着いたとき、バイクを並べ、さんふらわぁ号と記念撮影をしたりもして。

 

2017年夏のこの出会いをきっかけに、2018年もたまたま重なった北海道ツーリングの道中、弟子屈でキャンプ泊を共に。

そのあと2019年の秋ごろだったか「しげさん、南房総を満喫するソロツーリング旅」で、ふと連絡がきて急きょ落ち合いに行ったりもして。

なので実質、まだ3回しか会ったことがありません。

それでもこうして、今また北海道きてるよ!と報せをもらえることが何だかとても嬉しい。

自分は趣味が共通だからといって一気に仲が良くなっていく、親密になっていくという性格でもないから、意気投合して何かを楽しむというような出来事も、ほぼない。そういうのが苦手と思ってはいないのだけど、一気にどんどんお近づきになるようなことが、ない。

それでも今回、しげさんから「今また北海道来てるよ~」というLINEが飛び込んできて気づいたことがひとつ、ふたつ。

ほどよい距離感のようなものがあるから、また続く関係があるということ。

人がどこかで楽しんでいる瞬間、瞬間の報せは自身もまた気分があがるものなのだ、ということ。

ただ、ちょっとだけ羨ましくもあるけど。

そう、だからとなりの芝と北海道の空はどこまでも、いつまでも青いのだろう。

まだ残り3日ほど北海道滞在とのこと、どうか無事に2021年の北海道ツーリングを楽しめますように。

そして少しでも、たくさんの良い景色を観られますように。

次はいったい、どこで落ち合える日が来るだろう。その日は図らずもまた不意にやってくるだろう。

追伸(2021.8.8追記)

最終日まで「酒の肴になる写真、送りますネ」って、北海道のいろいろな写真を連日のようにもらいました。おかげ様でここ数日は飲みすぎちゃいました。

積丹ブルーと言われる綺麗な写真や、無事に大洗港についたときは「前と同じ場所で写真を撮ったよ」という写真もいただきました。

「となりの芝と北海道の空は青い」という前言を訂正します。

となりの芝、そして北海道の海と空はどこまでも青い

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けんけん

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鉄馬も好きだけど、本当の馬も好き。一口馬主やっていらっしゃるライダーさんいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。「FTR223と行く」ブログを書き始めたら、なおさらバイクへの愛着が増してしまったので、そんな愛情をココにどんどん残していきます。どうぞ宜しくお願いします。