2018/02/15
相も変わらず、ビアレッティ・モカエキスプレス(通称:マキネッタ)でコーヒーを淹れる時間を楽しんでいます。
と言いつつも、モカエキスプレスを手に入れるまで実はそこまでのコーヒー好きではありませんでした。
外食時にドリンク付きであれば「じゃあ、コーヒーお願いします」と注文したりはするけども「自宅でコーヒーを淹れて飲む」という習慣は皆無でした。
それがどうしてここまでのコーヒー好きになったか?
と思うと、やっぱりモカエキスプレスの存在が大きいのかもしれません。
ただ、最初は「アウトドアで使ってみたい、飲んでみたい」という思いで手に入れたのですが。今では当たり前のように自宅でも使うようになりました。
ほんと手にしてヨカッタって思えるものって、実はそんなに多くなかったりする
「手に入れてよかった」と心の底から思えるモノって、歳を重ねるごと次第に減っていくような気がしていて。
どちらかと言えば歳を重ねるたび、手放していくことで気持ちがすっきり澄んでいく感覚になることのほうが増えてきました。
少し前から「ミニマリズム」や「シンプルライフ」という言葉をよく聞きますが、まさしくそのような感じで、得る喜びよりも「持たないことを選択する」ほうが良いと思える部分も多々あるとのが現状です。
そんな中でも、と言うより、そう意識するようになったからと言うべきでしょうか。
たまに迷いに迷った挙句の果て、手に入れたモノが心底いいものだったりすると「あぁヨカッタ!」という所有に対する満足が心の底から湧いてくることがあります。
その代表的なモノのうちひとつが、ビアレッティのモカエキスプレス。
これは以前にも書いたことがありますが「一生の相棒」のような、そんな愛着ある存在です。ビアレッティのモカエキスプレスのみならず、ハクキンカイロとか。何度も活躍してくれるキャンプ道具のいくつかもまた同様で。
もちろん、よくよく検討した上で買ったつもりなのに失敗だったかも・・・なんていうことだって、今もあります。
それはそれで仕方がありません。くよくよしない!
これは余談なのですが、シンプルライフ的な話になってしまったついでに・・・
本は読み終わったら「これ、面白かったよ」と言って、すぐ誰かに譲るようにしています。譲られた方は、それはそれで迷惑に感じられてしまうこともあるかもしれないけども。
ただ、いつまでも本棚にしまわれ、次に読まれることもないほうがもったいないです。
よほど気に入って、これから何度か読み返すことがあるであろうことを容易に想像できる本でないのであれば、いっそのこと本にも旅をさせちゃえばいい。
かわいい子には旅を・・・なんて言葉がありますが、まさしくそのような感覚で「これ面白かったナ、良かったナぁ」と読後に思った本ほど、そんな風に旅をさせちゃえばいいと思っていて。
そして、たくさんの人に読んでもらうほど本は喜ぶんじゃないかな。と、たまに想像したりもする。
680円のお金を払って読んだ本、そのあと誰かに譲って、その譲られた人もまた誰かに貸したり譲ったり。
それで、最初に自分が買った本がそのあと5人のひとの手に渡って読まれたとしたら、その本はもう、680円じゃなくて3500円くらいの役割を担っていることになる。(もちろんこうした行為は、出版社や著者から見たらご法度かもしれません。「手に入れたものを誰かにも読んでもらいたい」という範囲の行為であることは心得ています。)
そもそも本って、たくさんの人に読んでもらうための記録媒体として大昔からあるわけで。だから、所有しておくもの、本棚に並べておくものっていう感覚が自分にはあまり無くなっちゃいました。
そういう意味だと図書館の本なんて、きっと最高の余生を過ごしてるはずです。
本社会において、図書館の本は「えっ?なにお前、借りものなの?」なんて白い目で見られたりするかもしれない。
でも、図書館の本には「沢山の人に読まれてきた」という自負がきっとあるでしょう。
何を言いたいのかよく分からなくなってきてしまったけれども。
「良かったなァ」とか「楽しかった。ためになった」という本ほど、どんどん旅をさせるべきだというのが自分の考えです。
いま飲んでいるコーヒー豆なんだっけ?が無くなる、ちょっとした工夫
そんなこんなで、カルディのコーヒー豆の話にもどします。
ビアレッティ・モカエキスプレスを使用するようになって急に身近な存在になったのが「カルディ」でした。
そんなカルディにて、数種類のお気に入りコーヒー豆をローテーションのように購入するのですが、たまに「あれ?今飲んでいるカルディのコーヒー豆、何ていう豆だっけ?」となる時が、しばしばあります。
そんな「アレ?」を無くす、ちょっとした工夫を紹介しておきます。
カルディのキャニスター(コーヒー豆を湿気から防ぐために収納しておく缶)のフタに、カルディで購入した際、袋に貼ってもらえるステッカーつけておく。
ただ、これだけです。
カルディでコーヒー豆を購入すると、その袋にお豆の種類が書かれたシールを貼ってくれます。
弱粘着性のシールなので、そうっと綺麗に剥がして、またフタに貼り付けておく。
何でもないコツですが、こうしておくだけで「アレ?」が無くなります。
20種類以上もあるカルディのコーヒー豆のうち、自身が好んで購入するのは「マンデリン」や「マンデリンフレンチ」、「モカフレンチ」など5種類にも満たないので、個人的に飲む際は「いま飲んでいるコーヒー豆がなんだったか?」ということはあまり気にならないのですが。
ただ、例えばたまには実家に持っていって親や親戚に飲んでもらったり。キャンプに持って行って、誰かに振る舞ってみたり。
そういう時にガリガリと豆を挽きながら「この豆はですねぇ。インドネシア産のマンデリンっていうお豆なんですねぇ・・・」と言いたくなる時が、たまにある。ムツゴロウさんが犬にベロベロされながら「こういう仕草を見せる時の犬の気持ちはですねぇ」っていうのと似ている。
そう、誰かに飲んでもらう時くらい、やっぱり豆の名前くらいはスパ!っと言いたいのです。笑
そもそも5本の指で足りるくらいのお好みコーヒー豆くらい、見た目や味、香りで名前が出てくるようになりたいものですけども。
なかなか、そういう域にまで達することができません・・・
というわけで「キャニスター缶のフタに、コーヒー豆のシールを貼りつけておく」はオススメです。
カルディのコーヒーポイントカードで、マイルドカルディ豆を手に入れた
カルディでコーヒー豆を購入すると、100円につき1ポイントもらえるスタンプカードがあります。
100ポイント貯まると、カルディのオリジナルコーヒー豆「マイルドカルディ」の、豆200g(※)と10袋のドリップ式コーヒーをもらうことができます。
※通常の購入時と同様、豆そのままと、あらかじめお店で挽いてもらったもらったもの、どちらか選択可能です
先日はじめてポイントカードのスタンプが貯まったので、マイルドカルディ豆(200g)と交換してもらいました。
まだ挽いてはいないのですが、こちらの味も楽しんでみたいと思います。
ビアレッティ・モカエキスプレスのサイズ選びについて書いた、こちらの過去記事も紹介しておきます
コメント
こんばんわ、tunaです。
こういうグッズ達って、使い込む人それぞれの年月とともに同じ品物でも違う味わいがプラスされてまた良いですね。自分の癒しとなるグッズを揃えていきたいです。
by tuna 2021-03-04 9:43 PM
こんばんは。
たしかにそうですね!最初こそ同じモノでも、傷のつきかたもそれぞれ、使い込んでいくうちに世界でただひとつのモノになっていくのかもしれませんね。
by ken_ken 2021-03-06 6:12 PM