2018/02/15
長野県ツーリング旅も3日め。
この日も朝から快晴で、前夜に燃やすことができなかった薪はそのまま天日干しをして出かけることに。どうか帰ってくる頃には乾いていますように・・・
ツーリング&トレッキングという楽しみ方
去年ビーナスライン周辺を走った時に見つけ、その時から気になっていたトレッキングコースに挑戦してみることに。
場所は「三峰茶屋」の目の前にある、三峰山(みつみねさん)。
旅行前にブログなどを調べてみたら、どうやら片道30分もあれば山頂まで行けるようである。
過去記事では2時間くらいかかりそう。なんて、適当な感覚で言っていたけれども・・・
トレッキング前に、まずは腹ごしらえの「きのこ汁」をイタダキマス。
三峰茶屋のきのこ汁(250円)は、本当に美味しい。購入時、店員さんが「2億5千万円だよっ」って言っているのを聞いて、昔の八百屋さんを思い出して懐かしい気持ちに。そして「はい、チョウドっ」って、250円を渡しておいた。
きのこ汁で軽くお腹を満たした後は、いよいよ初トレッキング。
三峰茶屋の駐車場から、あらためて尾根を眺めてみる。
いやぁ、あそこの山頂までが僅か30分?本当に?
と、下調べまでしてきたにも関わらず一抹の不安を覚え、くるりと引き返し三峰茶屋の店員さんに改めて確認。
「今からあそこまで登ってみようと思うんですけど、どれくらい掛かるものなんでしょう?」と尋ねると、店員さん手をかざしながら目を細め、尾根のほうを眺める仕草しながら「う~ん。3日くらいだったかなぁ」との回答。
もちろん冗談なのだけれども・・・(きのこ汁の御代といい、このやり取りがちょと楽しかった)
「うそうそ、30分もあれば山頂まで行けますよ」とのこと。
やっぱり30分らしい。結構な距離があるように感じてしまうのは、下から眺めた時の錯覚のようなものなのだろうか。
それでは改めて、三峰茶屋をトレッキング。
サレワのシューズが、初めてトレッキングらしいトレッキングをする記念日だ。
茶屋の駐車場から道路を挟んだ真向かいに、登山道入り口があります。
ビーナスラインのちょうどカーブにあたる道になるので、横切る時は注意しつつ。
いやぁ、こうして入口に立ってみても30分で登り切れるとは思えない。
そして登り始めてわずか10分ほどで、息切れが・・・。
何度か水分補給ついでに小休止しつつ、やっと最後の登坂。
もう少しだけ雲が少なく青空が見えたら、なお良かったなぁと思ったけれども。初トレッキングするには、そこまで日差しも強くなく、ちょうどよかったかもしれない。
来た道を下ろうとすると、眼下にはバイクを停めてある三峰茶屋が小さく見える。
この時、三峰茶屋の小さな人影を見ては心の中でこうつぶやきながら下山していた。
そして下山後、何だかお腹が空いてしまい、きのこ汁とマツタケご飯セットを食べてしまったよ(本日、きのこ汁2杯め)
普段のツーリングではバイクに乗ったが最後、ほぼ走り続けているのが気持ち良くて乗りっぱなしになってしまうほう。
三峰山トレッキングを楽しんでみて思ったけれど、たまにはバイクを降りてのんびり歩くのも気持ちが良い。
美ヶ原高原、霧ヶ峰湿原とビーナスライン
トレッキング後の美ヶ原高原は、濃霧で何も見えず。
キャンプ場への帰り道、ビーナスラインを走っている時に見かけた「八島湿原」というトレッキングコースも気持ちよさそう。
八島湿原トレッキングコース(http://www.venus-line.net/trekking/course04/)
というか、ビーナスライン専門の公式(?)サイトがあるのを今になって知った。ビーナスライン(https://www.venus-line.net/)
ビーナスラインを背景に、バイク写真も何枚か収めてきた。
どちらかと言うと良い景色を残す目的と言うよりも、どれだけバイクと良い景色を撮るかというアングルになってしまうのは、これはもうバイク乗りの性(さが)みたいなものだから仕方がない。
ひまわり市場のお惣菜と、焚火で乾杯の夜
トレッキング疲れもあり、キャンプ泊2日めのこの日は明るいうちに八ヶ岳方面へと戻る。
五光牧場オートキャンプ場へ戻る前に「ひまわり市場」にて、夕飯用のお惣菜を購入。
ひまわり市場の店内放送は、うわさ通り「ひと癖」ある店長さんのナレーションで、店内を物色しながら聞いているだけでついついニヤけてしまう。ひまわり市場(http://himawari-ichiba.com/)
この玉ねぎスライスだって、ラベルをよく見ると「料理長が涙こらえたスライスオニオン」って書いてあるし・・・芸が細かくて好き。
そしてキャンプ場へ戻ると・・・日曜日とあってか、今朝までいたキャンプの方々も既に撤収されていて、ほぼ貸し切り状態!
ツーリング中に干しておいた薪もバッチリ乾き、ひまわり市場で購入したネギトロをつまみに一杯やりながら黙々と焚火を楽しんだ夜。
しかも、ほぼ貸し切り状態(おそらくこの日は自身を含め5組にも満たないほどだったはず)なので、とても静かだ。
2020年、夏の長野ぐるり旅・その4はこちらからどうぞ。
2020年8月30日の道のり
走行距離:234km
空模様はそこまで良くなかったけれど、前日に続き2日連続でビーナスライン周辺をぶらりと巡ったのは今回が初めて。