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【switch版ダビスタ】ダービースタリオンで、夢のつづきを見よう

time 2020/10/20

【switch版ダビスタ】ダービースタリオンで、夢のつづきを見よう

2020年も秋に差し掛かるころ、Amazonの「あなたのお買い物傾向から」がチラっと見えた時に気になる画像が載っていた。

ニンテンドースイッチ版のダービースタリオン(通称:ダビスタ)が、とうとう発売されるらしい。

スイッチというゲーム機が発売された当初から、リリース予定ソフト一覧のような無料カタログの端っこに「ダービースタリオン(発売時期・未定)」の名前が挙がっていたのが気になっていた。それでもいっこうに発売される様子がなく「これは、たぶん無いんだろうなぁ」と、なかば諦めていたので本当にうれしい。

第1作目「ベスト競馬・ダービースタリオン」がファミコンゲームとして発売されたのは1991年12月21日。

自身が初めて遊んだ「全国版ダビスタ」発売は1992年8月。

約29年の時を経て、Switchでまた遊べる日が来るとは思っていなかった。2020年末に向けての楽しみがまたひとつ増えた感じだ。

よみがえる、あの徹夜な冬休みの日々・・・

たしか高校2年の冬休み前だっただろうか。同じクラスのT君が「ダービースタリオン全国版」を貸してくれたのだ。

アクションゲームでもなく、それまでにあるカーレースのように自ら操縦する楽しさを実感するわけでもなく、ただただひたすら馬を生産しては調教をつけ、レースにエントリーする。

その繰り返し。

レースでは「逃げ・先行・差し・追込」の戦略を騎手へと指示できるのみで、いざレースが始まれば後は騎手任せ。レース進行をじっと眺めているのみ。

この遊び方に最初こそ戸惑ったものの。

ちまちまと馬を育てては出走して~を繰り返していく過程で、時おり強い馬の生育に成功したりもする。そして少しづつ重賞も制覇していけるようになっていく。

まるでルーティン作業のような繰り返しなのだけれど、これが何故か次第に楽しくなっていく。

そして以前にも書いたことがあるけれど、この競馬好きT君の影響があって今の競馬好きな自分がある。

貸してもらったダビスタから実際の競馬にも興味をもつことになり、初めて中山競馬場へ行ったのも同じ頃だった。

それはオールカマーの日で、優勝馬はヒシアマゾンだったかサクラローレルだったか。

それから社会人になってしばらくの間は競馬から遠ざかっていたものの、今またこうして戻ってきて、細々でも一口馬主という形で競馬を楽しんでいるのだから、何をキッカケに好きなものに関わり続けるのか分からない。面白くも不思議なものだ。

ダービースタリオンSwitchについて

スイッチ版ダビスタで何より楽しみなのは、シリーズ初となる音声によるレース実況。ラジオNIKKEIアナウンサー⼩塚歩⽒が担当しているというので、より本物のレースに近い雰囲気を味わえるのではないだろうか。

実在する馬の名前が音声で読み上げられることはもちろん、自分が名付けた馬名もなめらかに音声実況されるというからスゴイ。

小田切さんの「ビックリシタナモー」や「オマワリサン」だったり「ボンキュッボン」みたいな名前をつけて、ゲーム中の実況でクスっとすることも可能になったのである。

ダビスタSwitchを手に入れたら、まずやってみたいのは「イブクロ」という逃げ馬を育ててみたい。

そして4角直線に向く前あたりで少し減速しはじめてしまったときに「おっとイブクロ、はやくも一杯になったか」って、実況アナウンスされてみたい。※果たして「いっぱいになったか」という実況中継が実際あるかどうかは、定かでない。

実際のファンファーレが流れるのはこれまで同様だけれど、本馬場入場曲まで盛り込まれているらしい。ということは、レース前の返し馬シーンなども表現されているのだろうか。

レーシングプログラムは2020年度版の実レースのスケジュール同様となっているとのこと、クラス分けも賞金別から1勝クラス、2勝クラス表示になっていたり、G1に昇格した「大阪杯」や「ホープフルステークス」も当然ながら存在している。

坂路調教シーンも、何だかすごくリアルだ・・・

上の画面を見る限りではどうやら調教メニューに「ゲート練習」まであるようで、かなり細部まで作りこまれている模様。(上記写真は公式YouTube動画より)

レース展開のバランス改善は、いかほどに

これまでファミコンの「全国版ダービースタリオン」、プレステの「ダービースタリオン」そしてニンテンドーDSの「ダービースタリオンDS」とプレイしてきたけれども、特にDS版では能力が確かな馬でも「逃げ・先行」でスタートしてしまうと、ほぼゴール前で差し切られるという一辺倒なレース展開が顕著だった。

あ、この位置取りだとたぶん勝てないだろうな・・・というのがスタート時点で何となく分かってしまい、最後まで結果が分からないレース展開を楽しむ要素が大きく薄まっていたのが残念な点。

Switch版では、このレースバランスが改善されていることを願っている。

そう、ダビスタ作者である薗部博之氏の馬「バランスオブゲーム」の名に負けないくらいの完成度を期待している。

ダービースタリオンSwitchの発売日

ダビスタSwitch版、2020年12月3日発売予定と、これまた年末前の絶妙な時期で。高校時代以来の「ダビスタで年末年始」を過ごしてしまいそうな予感がしている。

師走時期に発売だなんて「どうぞ、こたつでぬくぬくしながら遊んでください」と言わんばかりだ。ウチ、こたつ無いけど・・・

Amazonでもすでに予約受付が開始されていて

  • Amazon限定あり ¥8,580
  • Amazon限定なし ¥7,409
  • ダウンロード版       ¥8,580 → ¥7,722

の3種類となっている。ちなみにAmazon限定の特典は「Switchロゴデザイン マイクロファイバークロス同梱」。このファイバークロスのために1,100円ほどお高い限定版を購入するのは、チョット・・・

ひとりでやり込むコトを考えると、ここはダウンロード版でも良いかもしれないとは思っている。が、そもそもパッケージ版のほうが安価である点、もうそろそろ何とかならないものだろうか。

どう考えてもダウンロード版のほうが求めやすい値段になって良いはずなのに、それが逆転してしまっている現状。

ある程度まとまった数のパッケージ版を製造することや、同じくまとまった数を販売業者へ流す必要があるから故の致し方ない事情なのだろう、と推測はするはものの。

それでもダウンロード版だけが常に定価販売とは、ダウンロード版のメリットとは一体何なのだろう?とも思ってしまう。(※その後、ダウンロード版もディスカウントされていました(2020年11月10日追記)

どうやらダウンロード版価格は変動しているようで、11月25日になり改めて確認したところ、なぜか8,580円に戻っていました。

ついでに、パッケージ版とマリオキャラクターのシールセットが抱き合わせになったバージョンも販売追加されています。

ダビスタの購入を検討しているかたが、果たしてマリオのシールセットを選択するのだろうか・・・いや待てよ、もしかしたら「息子がマリオのシール欲しがっているから」という大義名分をもとに、世の中のパパさん達が買いやすくするための心遣いセットなのかもしれない。

それにしてもダウンロード版の価格変動だったり、こういったセット販売が追加になるあたり、ゲーム会社の政治的事情のようなものが垣間見えてしまったりもする。

 

何にしても、また眠れない日々がしばらく続いてしまうのは間違いなさそうだ。

日頃そこまでゲームにのめり込むワケではないけれど、これは本当に楽しみにしている。

使い勝手などが分かってきたら実際のG1スケジュールに合わせた「オンライン・ブリーダーズカップG1」なんていう、1年を通じて楽しめるものを企画してみようかな、なんて思っていたりもしています。

また、ちまちまと末永く遊ぶつもり。

角川書店からソフト発売同日に「宇宙一はやいダビスタ攻略本」がリリースされることも発表されていました。

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このVストに乗っているひと

けんけん

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鉄馬も好きだけど、本当の馬も好き。一口馬主やっていらっしゃるライダーさんいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。「FTR223と行く」ブログを書き始めたら、なおさらバイクへの愛着が増してしまったので、そんな愛情をココにどんどん残していきます。どうぞ宜しくお願いします。