2018/02/15
以前、FTRで林道ツーリングを楽しむ!と思いたった時に探したブーツ。
本格的なツーリング用ブーツ含め色々と検討した結果、たどり着いたのはワークマンの「忍」セーフティ作業靴でした。とっても丈夫で、未だにガシガシ使っています。
そんな「ワークマン愛」を思い返してみた時に、もうひとつ愛用しているものがありました。
ワークマンのレインスーツが防いでくれるのは、雨だけではない話
バイクに乗る方なら今までに「バイク」「レインスーツ」などで検索をして、きっと一度は目にしたことがあるのではないでしょうか、ワークマンの「イージス」というレインスーツ名。
ライディング時の姿勢も加味し、膝付近に若干の余裕を持たせていたりとライダー向けに設計されていることから、とても人気があるようです。そして今回、レインスーツの記事を書くにあたり、久しぶりにワークマンのサイトを覗いてみたところ、こんな抽選販売会も企画中でした。
※併せて「ワークマン プラス」という、新しい業態を展開し始めたことを知り。この「ワークマン プラス」についても、記事の最後に紹介しておきます!
2018年版・イージスの最新モデル先行抽選販売
たまたま知ったのですが、面白い企画(抽選会)ですね。抽選による先行販売を受け付けるほどのヒット商品になっているのでしょう。ということで、ワークマン・イージス新商品の「抽選申込」は、公式サイトのこちらになります。
「働くための道具」というイメージが強かったワークマンですが、ライダーのためのウェアなどにも力を入れてくれるのは、バイク乗りとしても選択肢が増えるので有り難いもの。そして、もともと「働くための道具」が出発地点であろうと思っているワークマン。それ故、決して安全性は損なわず、同時に快適さも追及した商品開発はもっとも得意とする分野なのでしょう。
ちょっと話がそれてしまったけれども、ワークマンのレインスーツが優れている点。それは、防いでくれるのは雨だけではないこと。その高い防水性から、雨だけでなく風さえも通さないので防寒着としても役立ってくれる。
1週間の北海道ツーリング時、雨に降られる時もあったので何度か着用するシーンもあったのですが、雨が上がった後もなかなか気温が上がらないような時、そのままレインスーツを防寒着として着用しながら走ったりしていました。
もちろんワークマンのそれに限らず雨合羽はビニール素材であることから、どんな商品でもある程度の風は防いでくれるはず。ただ、着心地の良さが圧倒的に違っていたのです。締める必要があるところは締まる、ある程度の余裕が欲しいところは若干のたるみもあるので、バイクを降りた後、そのまま着て歩いても苦にならなかったりするんです。
イージスではなく、レインスーツ ライト2を選んだ理由
と、なんだか自身が選んだレインスーツも「イージス」のような印象になってしまっていますが、店頭で悩みに悩んで選択したのは「イージス」ではなく「レインスーツ ライト2」という商品でした。
冒頭で「イージス」を挙げておきながら、他の商品かい!というツッコミもありそうですが。失礼しました(笑
ただ、店頭でイージスやその他レインスーツも試着したり比較検討をして、改めて思ったレインスーツに求める最小限のこと。
- 雨は防いでほしい
- 出来るかぎり、コンパクトであってほしい
この2点だけだったのです。
キャンプツーリング時は「出来るだけ荷物をコンパクトにしたい」と常々思っていることから、レインスーツに対する考え方も、どうしても二の次になってしまう。しかも余程のことがなければ、おそらく毎日のように着込むことはないであろうレインスーツは、できるだけ軽く、できるだけコンパクトであって欲しいと思ってしまうのでした。
「イージス」シリーズは確かに防雨に限らず防寒性にも優れ、ライダー向けに設計された寸法で快適ではあるのだけれども、いかんせん「かさばる」という印象を少なからず受けたのも、また事実です。
という理由で、「イージス」ではなく「レインスーツ ライト2」を使用しています。(※付属ポーチに収納した時に、実際に2つの商品間で、どれ位のサイズ差があるのかを確かめた訳ではありません。店頭で販売されているこの2つの商品を手に取ってみた時の「厚み」と「重量」から、感覚的に後者を選びました。もしかすると、収納してみたらそこまで大差ないかもしれません。)
イージスと、レインスーツ ライトの違いって何だ?
そもそも、「イージス」と「レインスーツ ライト2」の機能面の違いって、何だ?と気になったので、公式サイトにあるメーカー表記データをもとに、「耐水圧」「透湿度」「お値段」の3点のみで比較してみました。
【イージス】
- 耐水圧:10,000mm
- 透湿度:3,000g/㎡
- お値段:6,800円
【レインスーツ ライト2】
- 耐水圧:10,000mm
- 透湿度:2,000g/㎡
- お値段:3,900円
上の3項目比較では、透湿度とお値段だけの違いですが。それ以外にも、イージスには中綿が使われていて保温性も万全だったり、パンツにアジャスター機能が付いていたり。色々と細かな点においては、レインスーツよりも遥かに機能面が充実しているようです。
レインスーツ ライト2が良いと思ったところ色々
レインスーツ ライト2を実際に使ってきて、優れていると思っている点を挙げておきます。
まずは、付属の専用ポーチに収納した際のコンパクトさと軽さ。
ティッシュ箱と比較してみても、ほんの少し大きいくらいです。
そして、その重量。
わずか「606グラム」です。ツーリングバッグやバックパックに入れていても苦になる重さではありません。
あと、本当に細かい点ですが、下の写真のように裾部分が広口になっているので、ブーツを履きながらでも着脱がしやすく作られています。もちろん、マジックテープでしっかり締め付けることも可能。
あとは袖口の、このシリコンアジャスト。この部分をシリコンにする必要あるんだろうか?と、購入当初は思っていたのだけれど、グローブを着用しながらマジックテープの着脱が出来るので本当に便利です。
と、何だかワークマンの広報担当みたいになってしまいましたが、レインスーツ購入に悩んでいるライダーさんの参考となれたら幸いです。
「ワークマン プラス」という、新業態店舗がオープンしました
ワークマンについて調べていたところ、ちょうど新業態の店舗展開が始まったことを知りました。
その名は「ワークマン プラス」。2018年9月5日、東京都立川市の「ららぽーと立川立飛」にて、高機能ウェアの新業態店「WORKMAN Plus(ワークマンプラス)ららぽーと立川立飛店」オープンとのこと。
一般顧客向けに、アウトドアウェアやスポーツウェア、レインスーツを主軸に展開していくようです。ちなみに今現在は「ららぽーと立川」の1店舗のみですが、関東圏のSC(ショッピングセンター)を中心に、2~3年内に100店舗を目指すとのことなので、そう遠くないうちに気軽に行けるお店になっているかもしれません。