2018/02/15
2021年、新年あけましておめでとうございます。
旧年12月29日から1月3日まで、6日もの年末年始休暇を過ごしてきたにも関わらず、今回の休みはいつもと何だか勝手がチガウ。
最終日の今日19時頃、もしもたまたま点けたテレビでサザエさんエンディング曲を聞いてしまったら、たちまちサザエさん症候群になってしまいそうなくらいである。
ゆっくりのんびり過ごせているようで、どこか気もそぞろなのはきっと「今年は一体、どうなるかなァ」という漠然とした気がかりなこともあるからなんだと思っています。
何の気兼ねもなく「旅にいってきます!」って言えるようになるのは、果たしていつ頃だろう?
と、ここまで書いていてふと思ったけれど、普段からソロツーリング、キャンプもソロがほとんどだし何も変わらないナ。去年も自粛だなんだっていう時期にも、ひとり気兼ねなく楽しんできたな・・・と、いうことに気づいた。
あれ?いったい何を気にしているんだろう・・・単純に、年末年始の休みが終わってしまうことに珍しく憂鬱になっているだけかもしれない笑
冬のお気に入り必須アイテムたち
そんなこんなでも、当たり前のように寒さはやってくるので。
たまには、外出先でもウチでも重宝している冬の定番お気に入りアイテムを紹介してみます。
ハクキンカイロは間違いない
一昨年に手に入れて以来、もうずっと冬の定番アイテムになっている。
カイロとして使用するためには、その都度カイロ用ベンジンを注入して火口を温めないといけないのだけれど、そんなひと手間かかるトコロでさえも愛おしい。
下の写真にあるピンク色の注入カップでベンジンを入れるのだけど、カップ1杯ぶんのベンジンで約12時間。2杯で約24時間も発熱を保ってくれるので1回のツーリングで1杯。泊まりのキャンプに行くときには2杯。という感じで使っている。
この時期、バイクに乗っている時はもちろんのこと。
自宅では、寝る前に布団の中へ放り込んでおくだけで布団もポカポカ、簡易湯たんぽのようになってくれる。
百均とかで売っている使い捨てカイロのほうが、もちろん気楽に使えるだろう。
それでも「ひと手間かける」ことや「繰り返し使い続けることができる」という点で、愛着が増していくのは間違いない。
100円ライターよりもジッポー、というこだわりと通ずるものがあると思う。
ハクキンカイロの製造元HPも、なかなか味があるし為にもなるしで、とても面白いです ⇒ https://hakukin.co.jp/index.html
ワークマンのネックウォーマーは諸刃の剣
フリース素材なようでそうでもなく、ベロア調といったらよいのだろうか。
とにかくすべっすべな肌触りがお気に入りの、ワークマンのネックウォーマー。たしか一昨年にワークマンで手に入れたもの。
首を冷やさないのは良いことだと聞いて以来、在宅中もこのネックウォーマーを身につけて過ごしていたある日、ふと気づいたことがある。
ネックウォーマーには、人を鈍らせるチカラが宿っている
テレワークの日にも朝から身にまとっていたりもしたけれど、どうにもホワッホワの暖かさと安心感に、いやおうにも行動力が鈍るのです・・・
「よし、出かけるゾ!」という次の動きが、ネックウォーマーひとつで出来なくなるということに気づいた。
何を大げさな、と思われる方もいるかもしれないけれど、そういうヒトこそぜひ一度「自宅でネックウォーマー&ソファでまったり」を試しにやってみてほしい。
ぜったいに行動力が削がれることを実感するはずです。
あぁ、何だか居心地が良いなぁ。今日はどこにも出かけなくていいかもしれない。というところで留まってしまったとしたら、それこそネックウォーマの術中にはまったものだ。
その先の「はっ!?このままではイカン!」に気づけたとしたら、まだ社会復帰できる余地はあると思われる。
これは諸刃の剣である、ということに気づいて以来、なるべく在宅中はネックウォーマーしないようにしているのです・・・
まったくの余談であるけれど、過去にこのネックウォーマーを2度ほど紛失している。
1度めは2019年の冬だっただろうか。実家近くの「焼肉やまと」へ食事にいった際、置き忘れてしまい。
無くしてしまったことに気づいたのは翌日だったか、翌々日だったか。
念のため「焼肉やまと」に連絡をいれると、お預かりしていますとのことだったので丁重に御礼を伝え受け取りにいった。
そして2度目は、2020年末。これまた別の焼肉屋に置き忘れてしまったのであった。
どちらも「あのお店に置いてきてしまった」という確信もなにも無いのに、念のため電話で問い合わせてみると「あります」ということなので、「焼肉屋に行くとネックウォーマーを忘れる呪い」の一種にかかっているのでは?とさえ思えてしまう。
そんなワークマンのベロア調ネックウォーマーに運命を感じていると言ってもいいかもしれないけれど、運命を感じていると言いながら2度も失くしてしまっている自分も自分ではないだろうか・・・
いつでも、そばに居てくれる。
いつでもその包容力で温め、癒してくれる。
その存在と安心感にすっかり甘えきってしまい、ぞんざいな接し方になっていた自分に反省点があるのではないか。
GLAYのTERUがメジャーデビューを果たす前から支え続けてくれた伴侶を見限り、PUFFYの亜美との道を選んだのと同じように、自分もまたネックウォーマーの存在をどこか当たり前のように思ってしまっていたところがあるかもしれない。
2度も見失っても、戻ってきてくれた。
愛想を尽かすことなく、焼肉屋の煙が立ち込めるなか待ち続けていてくれたのだ。
そう気づいてからはもう迷わない。
これからもこのネックウォーマーを大切に、ともに生き続けていこう。そう誓ったのである。
ちなみに、いま持っているネックウォーマーは廃版になってしまったようで、残念ながらまったく同じ形状のものを手に入れることはできなくなってしまった。たしか500円もしなかったはずだったので、せっかくならストックとして複数個を購入しておけばよかった・・・
いま販売されている商品の中ではウォームボアネックウォーマーというものが、いちばん近い商品だと思われる。
持っているネックウォーマーのタグには「ポリエステル92%、ポリウレタン8%」とあり、ウォームボアネックウォーマーのほうは「ポリエステル96%、ポリウレタン4%」とあるので、肌触りなども酷似しているのではないだろうか。
ビアレッティでコーヒー飲もう。外でも、家でも。
最後のひとつは、やっぱりビアレッティのモカエキスプレス(通称:マキネッタ)で淹れるコーヒーだ。
いや、コーヒーがどうのこうのよりも、このモカエキスプレスの存在自体が好きになってしまっている。
もちろんコーヒーは好きなのだけれど、ビアレッティが手元にあるというだけでも何となくニンマリしてしまうのだ・・・
使い続けていくうち、次第に表面の傷が増えていってしまうのも何となく愛着がわいてしまう要因のひとつ。
メスティンもそうなのだけれど、がっしがし使っていくうち次第に増える、その傷さえ嬉しくなるモノがある。
かと思えば、傷ひとつでショックを受けてしまうモノもある。例えばスマホの画面とか、スクリーンの保護シールを貼ったりもして過剰に守ろうとしたくなっちゃう、あの心境は一体何なんでしょう。
スマホ一台もかなりのお値段だし、スクリーンがカナメでもあるから守ろうとするのは分からなくもないけど・・・携帯ショップや電気屋のスマホアクセサリーコーナーを見かけると、何と言うかこう一種独特の世界を垣間見るような気持ちになったりも。
その昔、買ったばかりの新車を軽くぶつけて傷がついてしまった際に「うわぁぁぁぁぁぁぁ」という気持ちになったのを覚えている。
あと、ヘルメットを地面に落としてしまい初めて傷がついてしまったときも「うわぁぁぁぁぁぁぁ」って、なった。
同じモノでも傷ひとつがショックなのか、嬉しいのかの違いが激しすぎるんじゃ!(千鳥のノブ風に)
これは聞いた話なので確かではないのだけれど、それこそイタリアでは「車のバンパーは傷がついて当然」という感覚らしい。
路上における縦列駐車の際も、前後の車を自車のバンパーで「よいしょっ、よいしょっ」という感じで押しつつ停めるスペースを確保するなんていう話も聞いたことがある。(※当時も今も、本当にそうなのか確かではない)
まぁ、確かにバンパーなんてそういうモノだ。と言われたら何も反論できない。
これが日本だったら、たとえバンパーとは言えひと様のものを傷つけちゃったらすぐに保険扱いの面倒な話になってしまうだろう・・・
と書きながら、どこかに映像ないだろうかと探してみたら、ありました!さすがYouTube・・・笑
この動画をしらばく眺めていたら「今年はこれくらい大らかな気持ちでやっていこうっと」と思えてきたのでヨカッタ、ヨカッタ。
なんだか話が脱線してしまったけれども、モカエキスプレスを外でもウチでも使い続けるうち、どんどん良い感じで傷もついていく。
別にワザと傷をつけているわけでもないし、何処でどんな傷がついてしまったのかさえもはや分からないけれど、そんな風に変わっていく姿が何となく味わい深くもあり、愛着がわいていくのでした。
ビアレッティ・モカエキスプレスのサイズ選び参考日記も、よろしければドウゾ。