2018/02/15
2018年の東京十社めぐり、3月は芝大神宮と同日に品川神社にも参詣。
最寄り駅は京浜急行「新馬場駅」なのですが、JR品川駅から徒歩15分ほど掛けて向かうことでもできます。
品川神社について
- 御祭神:天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)・宇賀之売命(うがのめのみこと)・素盞嗚尊(すさのおのみこと)
- 例祭日:6月7日に近い日曜日を入れた金・土・日の3日間
- 所在地:東京都品川区北品川3-7-15
- 社務受付:9時〜17時
- 御祈祷受付:9時30分〜16時
- 最寄駅:京浜急行「新馬場駅」北口より徒歩1分
御由緒
文治三年(1187)、源頼朝が海上交通の安全と、祈願成就の守護神として、安房国の洲崎明神である天比理乃咩命を勧請し、品川大明神と称した。元応元年(1319)、北条高時の臣二階堂貞藤(道蘊)が、産業の守護神として、宇賀之売命を勧請し社地を吉端岡と名付けた。文明十年(1478)6月、太田道灌が、風水害、疫病、歌謡の守護神として、素盞雄尊を勧請し6月の天王祭が始まる。東海道北品川宿の鎮守である。
引用:東京十社めぐり 品川神社より
御由緒の内容は少し難しいですね。
1187年、源頼朝が海の安全を祈願し洲崎神社から神霊を分けたことが品川神社の始まりだそうです。ちなみに洲崎神社は千葉県館山市にある神社で、東京湾の出入口を見下ろす場所であることから、古来より漁業や航海の無事を祈願されてきたものとされています。(館山方面へのツーリングが好きなので、次に行く際には洲崎神社も参詣してみたいと思います。)
1600年には徳川家康が関ケ原の戦いに向けて出陣の際、品川神社を参拝して戦勝祈願をしたとの記録もあります。神社の修復などの費用は江戸幕府が全てを負担したとのことなので、特に江戸時代には厚い庇護を受けていたようです。品川神社の社紋が徳川家紋であることからも、そうした時代背景をうかがい知ることができます。
御朱印
御朱印の初穂料は300円です。
品川神社の風景をいくつか
境内入口には、このような立派な石段が続いています。これまで東京十社のうち「氷川神社」「亀戸天神」「芝大神宮」を参拝して参りましたが、その中では最も急こう配な石段でした。
境内に入って一番最初に目に留まるのが、右手にある立派な神楽殿。ここでは今でも年に数回、江戸の里神楽(えどのさとかぐら)という神楽が上演されているそうです。境内で観る神楽を想像するだけでも、何か神秘めいたものを感じます。
品川神社の品格はいつまで保てるだろうか
あまりネガティブなことを記すと御利益さえ薄れてしまいそうではありますが。社務所へ御朱印を授かりに伺った際、これまでの神社とは明らかに異なる雰囲気や様子をほんの少し垣間見させて頂きました。
品川神社の品格に疑問も感じましたが、参拝させて頂く身としてそこまでのことを案ずる必要もありません。改めて心の整理をさせて頂く良いきっかけともなりました。
品川神社の地図
2018年の東京十社めぐり記録
- 根津神社
- 神田神社
- 亀戸天神社(2018年2月12日)
- 白山神社
- 王子神社
- 日枝神社
- 品川神社(2018年3月3日)
- 富岡八幡宮
- 氷川神社(2018年1月20日)
- 芝大神宮(2018年3月3日)