2018/02/15
近ごろ船橋に通うことが増えているため、必然的に「これまでに行ったことのないラーメン屋めぐり」も増えてしまっている。
いや、べつに船橋へ足を運ぶことが増えたからといって、ラーメンを食べる回数も自然と増えてしまうワケではないのですが。
ただ、船橋駅周辺には、まだまだ自身が知らなかった魅力的なラーメン屋さんが多数存在しているのも事実。
大寒を過ぎても未だ底冷えする寒い日々は続く。そんな時は美味しく食べたラーメンを思い出しながら日記を書きつつ、せめて心はぽかぽかに。
とものもと
ひとつは東葉高速鉄道の東海神駅すぐ近く、とものもとである。
東海神駅を出て徒歩1分の近さであるが、JR船橋駅からでも約10分ほどの距離にある。
醤油と塩の2種類があり、ここはシンプルに醤油ラーメンの食券を購入。併せてトッピングの小松菜も注文。
案内していただいたカウンターいちばん左端に腰かけると、ちょうど目の前は厨房の麺を茹でる場所だった。
そこはオーナーさんとおぼしき方が、茹でる前の自家製麺をひとつひとつ、丁寧に手ごねしている姿を眺めることができる特等席でもあった。
ほんと、ひとつひとつ、ぎゅっぎゅっと丁寧に手ごねしている姿が印象的で。帰宅後、どなたかの「とものもと店主インタビュー」動画を拝見させていただいた際に知ったのだけど、手ごねを加えることでコシが出るというようなことを語っていた。
そんな自家製の中太ちぢれ麺、喉ごしもちょうどよくモチモチ食感がとても美味しい。
トッピングの小松菜がラーメン丼と別皿だったのも、丼のスープに浸してしまってもよし。れんげですすったスープのあと、そのままお箸でつまんで食べてもよし。と、いろいろと食べ方を変えるための工夫でしょうか。
とくにスープが上品なお味で、老若男女だれにでも安心してオススメしたくなってしまう。
中華そば 温故知新
もうひとつはJR船橋駅北口を出て徒歩1分という好立地にある、中華そば温故知新。
このお店、もともとは大衆酒場 若林という飲み屋のようで。2021年11月から昼の部としてラーメン店もはじめたとありました。
なるほど、お店の軒先テントに「大衆酒場、豚焼肉、ジンギスカン」とあるのも納得です。
平日12:00~15:00の営業のみ(土日、祝日はお休み)なので、なかなか気軽には行けない。色々と所用が重なったタイミングで初めて伺うことができた。
こちらは醤油と味噌、生姜(塩)ラーメン、川崎担々麺の4種類。
迷いに迷った挙句、やっぱり最初は醤油でしょう!との思いから、醤油ラーメンを注文。
昔ながらのザ・中華そばという安定の美味しさです。
750円というお値段ながら、麺は210g、チャーシューや葱もたっぷりでお腹いっぱい。海苔のうえにちょこんと載せられた、ひと切れのゆず皮がちょっとした味の香りづけにもなっていてお洒落です。
なお、通常営業の夜の部(大衆酒場 若林)も気になってしまったので、夜19時前の帰路の際、道すがら外から店内をチラっと覗いてみたところ、たいへんな盛況であった。常連さんらしき人達が数人ずつ座って、楽しそうに吞んでいるようだった。
一見さんにはなかなか入りづらい雰囲気ですが、夜の部もそのうち1度は行ってみようと思うのでした。
かぶら屋 船橋店
と、船橋ラーメンが気になりながら、船橋駅周辺の飲み屋だって気になってしまう今日このごろ。
最高に美味しい焼き鳥屋を見つけてしまった。
以前から焼き鳥のテイクアウトは利用させてもらっていた、かぶら屋さん。先週の平日、ちょっとした用事で夜に通りかかる機会があったので、ぶらり立ち寄ってのひとり飲み。肉詰めピーマンからはじまり、ハラミとシロ串焼き、黒おでんの大根とはんぺんなんぞを、ちょこちょことオツマミに。
ラスト2本だった、ハラミ串焼き。セーフ・・・
黒おでんも、千葉県の飲み屋では珍しいのでは?
なお、カウンターはもちろん間仕切りで仕切られており、モクモク黙食です。プラスチック板1枚にどれほどの効果があるのかはさておき・・・飛沫防止効果のみならず、ひとり飲みの時には自分だけの空間を醸し出すことにも一躍買ってくれているような気がする、間仕切りという存在。
ただ、あの仕切り1枚があることで、たまたま隣席になった方と時おり会話したり。なんていう雰囲気も、この頃は皆無になっちゃっているのかもしれませんね。