2018/02/15
週末、富津市竹岡にある竹岡式ラーメンの人気店「鈴屋」へ行ってきました。
富津竹岡インターを降りたのが、ちょうど10時。
まずはインター最寄りの梅乃屋へと向かったのだけれど、10時15分にして既にお店の外には長蛇の待ち行列が。
それならば!と急ぎもうひとつの候補地「鈴屋」へ向かったところ、ちょうど第一陣の方たちがいっせい入店したタイミングだったのか運良く店外待ち行列はゼロ。
竹岡式ラーメン、両雄の一角「鈴屋」
ちなみに梅乃屋は10時開店とある。対して鈴屋は10時半開店とのこと。
これは憶測にすぎないのだけれど、富津市竹岡に10時前に着くなら「梅乃屋」で。
10時を廻ってしまった(10時半前)なら「鈴屋」というような具合に、入店待ちを出来るだけ回避するのであれば時間帯によってどちらへ向かうか判断すると、よりスムーズなのかもしれません。
というわけで、初の鈴屋さんにて竹岡式ラーメンを頂いてきました。
- ラーメン(850円)
- 大盛ラーメン(900円)
- チャーシューメン(1,000円)
- 大盛チャーシューメン(1,100円)
上記メニュー(2021年5月時点)の中から、チャーシューメンを注文。
今こうしてメニューとお値段を書き残していてふと思ったけれど、ラーメンの大盛は+50円なのに、チャーシューメンの大盛は+100円である。これにはきっと、気づいたとしても決して口に出してはいけない、何か大きなヒミツが隠されているにちがいない・・・
注文後、そこまで待たずにチャーシューメン着丼です。
うん、この竹岡式ラーメン特有の黒みをおびたスープに食欲がそそられます。
丼のフチあたりまで並々とそそがれたスープのため、チャーシューメンのはずなのにチャーシューはすっかり隠れてしまっていて。
そんなに恥ずかしがらなくて、いいんだよ?
と、漆黒の海のなかチャーシューを探すと居ました、居ました。
立派なチャーシューが4枚も隠れていた。あまりの分厚さによる重量のためか、海底深くまで沈んでしまっている者もいた。
竹岡式ラーメンを食べていると、美味しいを通り越して何だか嬉しくなってしまうのが、そんな立派なチャーシューをスープに浸しては一口頬ばり。また浸しては一口を頬ばり。ヒタヒタとモグモグを繰り返している瞬間。このときがイチバン幸せである。
このヒタ・モグこそ、竹岡式ラーメンの醍醐味のひとつではないだろうか。(麺はどこいった?という野暮な質問はナシでお願いします)
あと、ここまで立派に油がのったチャーシュー、もしもスープが豚骨だったりしたらきっと途中で苦しくなってしまうと思う。醤油ベースのシンプルなスープと、甘みのあるチャーシューがベストマッチしているから最後まで飽きずに美味しく食べられるのかもしれない。
これで、竹岡式ラーメンの元祖や代表と言われている2つのお店「梅乃屋」と「鈴屋」を食したことになる。
さしずめ東の鈴屋、西の梅乃屋といったところだろうか。(どちらも千葉なので、西も東もないのだけど)
そして、梅乃屋 VS 鈴屋みたいなタイトルにしてしまったけれど、どちらもボリューム満点。美味しい竹岡式ラーメンなので甲乙なんてモノは勿論ありません。
個人的には、玉ねぎトッピングを逃してしまった梅乃屋ラーメンをもう一度どこかのタイミングで食べてみたい。
前回、梅乃屋さんに行った時の記事はこちらです。
https://ftr223.net/about-takeoka-style-noodle-at-202101/
どうやら千葉には、千葉県三大ラーメンというものがあるらしい
今回、竹岡式ラーメンについてあれこれ調べている時、ふと目にとまった言葉。
千葉県には三つの伝統的なご当地ラーメン(アリランラーメン、勝浦タンタンメン、竹岡式ラーメン)があると言われています。
勝浦タンタンメンは、いくつかのお店で食べたことがあるし、竹岡式ラーメンも東西の雄(と思っている)お店で食べることができた。
アリランラーメン、その名は聞いたことがあれどいまだに食したことがないので次回はアリランラーメンを食すツーリングに出ようと思う。