2018/02/15
純正ミラーがサビサビになってしまっていたこともあり、FTRのミラー交換をしてみました。手順と言うほど複雑な作業ではないのですが、記録に残しておきます。
タナックスのナポレオンラジカルミラー!
次はどんなタイプのミラーにしようか迷っていました。
- 今年(2018年)から、林道ツーリングも年に数回行くかも
- 見慣れている丸型のほうが良いかも
という単純な2点の理由にピッタリだったのが、タナックスさんのナポレオン「ラジカルミラー」です。
説明書きには「ユニバーサルジョイントにより転倒・接触時のダメージを緩和する設計」とあったので、伸縮性のありそうな根本のゴム部分内部が、ある程度の圧力が掛かるとグニャっと曲がってくれる構造なのかな?という想像をしていましたが、そこは憶測と違っていました。
ジョイント部分がボール状になっていて、(手で簡単には廻せないのですが)それ以上に圧力が加わった際にはぐるっと回転してダメージを逃がしてくれる仕組みになっています。あとはミラーの付け根、こちらは割と簡単に(素手でも)ぐるぐると回転させることが可能です。
この赤丸箇所が可動式になっています。この2点が、きっと林道ツーリングでコケても(既にコケること前提)ダメージを軽減してくれそう。
純正ミラーを取り外す
特に取り外しに苦労することもありませんでした。下の画像赤丸部分をモンキーレンチ等で左回りに緩めていくと簡単に取り外すことが出来ます。
ナポレオンミラーを装着
そして取り外した穴に、ナポレオンミラーを装着!
ぐるぐると手で締めていくと、どう考えても後ろを見るためのミラー役割にはならなそうな位置で止まってしまいます。
そのような場合には、3つあるうち真ん中のボルトを緩めることで上段ボルトとの間に隙間が出来て、ミラー固定位置を調整することが可能です。
FTRだと、ゴムカバーとブレーキフルードが干渉してしまうことが判明
よし、これで取り付け完了!と思いきや、ハンドル右側のミラーはブレーキフルードとカバーとが干渉してしまうことが判明。
どうすっぺかぁ・・・と迷った果てに、このゴムカバーをちょっとだけ裁断です。
雑な切り口でスイマセン。
でも、この切り口を入れることで根本までしっかりと。それでもゴム部分にたわみ等があったなら、マイナスドライバー等を使ってフルード側へ押し込んでいくと綺麗な見た目になります。
ナポレオンミラー取り付け前・取り付け後
あまり印象、変わらないかもですね(笑
でも、ハンドル廻りを黒に統一したことで、若干でも引き締まった感(自己満足感)。あと、ゴムカバーがあることで付け根のボルト錆び防止にも効果がありそうです。
そもそも、なんでナポレオン?
と、ふと気になってしまったタナックスのナポレオンミラー。中の人が繁忙期ではなさそうな時期を見計らって教えてもらおうと思います。
補足:バイクには車種によってミラー取り付けが「正ネジ」と「逆ネジ」の2種類があります。「正ネジ」とは日頃当たり前のように使っている、時計廻りに締め付けていくネジ。「逆ネジ」は文字通り反時計回りで締め付けるネジ。
FTRの場合は、左右どちらも「正ネジ」です。「正ネジ」「10mm」のミラーであれば取り付け可能です。