2018/02/15
今週はいろいろなことが重なる中で、どうやら「濃厚接触者の、濃厚接触者」というような日があったようである。
いや、正確には濃厚接触者にあたるのかもしれないけれど、あらためて濃厚接触者の定義とは?を調べてみるとそれらに該当する項目はなかった。
なので、あくまで「濃厚接触者の濃厚接触者」どまりである。
それでも、その疑惑時間を共に過ごした従姉が気に掛けて急きょ抗原検査キットを速達で送ってくれた。
検査キットって、もっと仰々しいモノを想像していたのだけど受け取ったのは極めてシンプルなものでした。
綿棒1本、その綿棒を入れる小さなカップと試験紙の3つ。
まずは綿棒を取り出し、説明書にある通り口の中に入れて喉元をぐるぐると3、4回ほど塗り付ける。この時点で嗚咽(おえつ)がこみ上げてくる。
そのあと、これまた説明書に従い、その綿棒を鼻の奥へと差し込み10回くらいクルクルと廻す。
喉元と鼻孔の粘液を擦り付けた綿棒を、キットに付属していたよく分からない液体の中に漬け込んでモミモミ。
しばらくモミモミ、モミモミ。よくモミモミしたのち液体を2滴、試験紙に垂らす。
液体を垂らしてから30分待つとあるけれど、5分もしないうちに試験紙の色が変わった。
赤い線が1本なら陰性。Cの位置のほか、Tというところにもう1本赤い線が出たら陽性とのこと。
この結果を見る限りは、セ~フ!である。
帰省中の娘に、上の写真とともに陰性だったことをLINEで伝えたところ「なんだか妊娠検査薬みたいだね」と返ってきた。親としては、え?そこ!?である。
ひとり散歩時は、マスクなしで歩いてもよいですか
必要最低限には注意しながら過ごしつつ、罹ってしまったら罹ってしまったで、もうそれは仕方のないことだ。いずれにせよ今回はとりあえず陰性でよかった。
今回の濃厚接触疑惑が判明する数日前のこと。春の陽気があまりに心地よかったので駅から職場へ向かうまでの道のり、マスクを外して歩いた。
直に空気を吸い込み、少しだけ温かい空気が頬を撫ぜ、とても気持ちがよかった。
この時にふと思った。
そろそろマスクをしないといけないシチュエーションは、個々の判断でよい時期と状況にさしかかっているのではないだろうか。
たまに、ひとりジョギングしている人や自転車に乗っている人でさえマスクしていたりする。
付けたり外したりが面倒だから敢えて常時付けている人もなかにはいるのかもしれないが、何となくこのまま、マスク当たり前時代に突入していってしまいそうなことを勝手に危惧している。考えすぎだろうか・・・いや、でも、ですよ?いちど習慣となったものが中々変わらないことって、これまでけっこう目の当たりにしてきた。
第一人者になってしまうことを恐れてか、特にリスクや責任に関わることは誰もハッキリと言わなかったりするから、このままずるずるとマスクなんでしてないの?時代へ移行してしまいそうな気がしている。
もちろん、コロナはただの風邪だ!と言って、まだ実態も分かっていなかった時期にノーマスクで山手線を巡回するような行動は論外だとは思う。
それでもそろそろ、いいんじゃないでしょうか。TPOを使い分けノーマスクで過ごすシーンが増えていっても、いいんじゃないでしょうか。
マスクを装着するシーンは時と場所を選んで、自己判断でお願いします!って、誰が先陣切って言うんだろう。言えるだろう。それでも、いつか誰かがハッキリ言わないと、たぶんきっともうしばらく、このままが続くのだろう。