2018/02/15
まだまだ梅雨の真っ最中、7月の11~12日の週末2日で久しぶりにキャンプ場へ。
今回訪れたのは茨城県は神栖にある「神栖オートキャンプ場」(http://kamisu-camp.sakura.ne.jp/kamisu_camp/)
前夜の串打ちが、キャンプ泊の気分をアゲてくれる
前夜、これまたお約束の焼き鳥仕込み。
そこまで頻繁にキャンプしないけれども、せっかくやるのであればやっぱり焼き鳥は自身で仕込みたくなる。5年ほど継ぎ足し、継ぎ足し使っている自家製の焼き鳥たれも持って向かいたくなるもの。
100円ショップで購入できるこの竹串、熱にも強く、炭火にかけている時も焼け落ちてしまうことがなくて気に入っている。
ただ写真にもあるように、竹串の横幅があるためだろうか。どうしてもネギの表面が裂けてしてしまう。
あと、もう少しだけ仕込み段階でも美味しそうに見えるよう、モモ肉の形を出来るだけ均等に切り分けて串打ちできるようになりたい。
ある程度の形の違いは、おそらく焼いてしまえば一緒なんだろうけども。それでも焼く前段階、串打ちの時点で少しでも美味しそうに見えるねぎ間やモモを仕込めるようになっていきたい。
少し話はそれるけれども、実家の近くに「吉鳥」というこじんまりとした焼き鳥屋さんがあって。(今も続いているのだけれど、先代から常連客の方が受け継ぐ形で2代目となっている。ファンの方が継ぐというのもまた面白い。何でも、そろそろ体力的にキツいのでたたむという話を聞いた常連さんたっての願いで受け継がれることになったそう。)
その吉鳥の先代、いつもカウンターで注文を受けるとホントにやさ~しく、やさしくちょっとだけ串廻りの鶏肉をぎゅっと握って、形を整えてから焼き始めるその姿を今でも覚えている。
その仕草を初めて見たのは、たぶん大学の頃だっただろうか。1本、1本をほんとうに丁寧に焼き始める、あの姿。
今こうして当時のことを思い出し、つらつらと書いていて思うのは、もしかしたら自分が焼き鳥を楽しむようになったキッカケも吉鳥のご主人の姿が影響しているのかもしれない。
そしてやっぱり、串打ちの段階から楽しい。ネギともも肉の間は詰めすぎず、開けすぎず。程よく間隔をあけてやると、火も中まで通りやすくなる。
そんなことを考えつつ、切り分けたもも肉を選別し、できるだけ見た目のバランスも良い焼き鳥を仕込んでいる時間もまた大好きだ。
前に冗談っぽく言ったことはあるけれども、いつか焼き鳥をたくさん仕込んでキャンプ場に行って。いつもの赤い焼き鳥の旗をかかげたら、あとは誰にでも数本ずつ食べてもらえるようなことやれたらなぁ。なんて思ってる。
もちろんお代はなし。熱々の焼き鳥とよく冷やした枝豆はたくさん用意して、あとはキンキンに冷えた缶ビールと交換で!なんて、出来たらなぁ。でも缶ビールそこまで飲めないか・・・
かいざんのお持ち帰りラーメンが美味しかった
焼き鳥仕込みの前に、もうひとつ貴重な初体験があった。
千葉県は船橋に本店がある「ラーメンショップ・かいざん(http://www.kaizan1.com/)」のお持ち帰りラーメンを初めて購入し作ってみたのも、同じこの日。
ちなみに、いま初めて気づいたのだけれど「ラーメンショップ・かいざん」は「ラーメン・かいざん」という店名に変更となった模様。おそらくは、ラーメンショップグループでは無くなってしまったのだろう。
かいざんほどの有名店になれば、ラーメンショップという看板が無くても問題ないのかもしれないけれど、何となくいつまでも「ラーメンショップ・かいざん」で居てほしかった気もする。ちょっとだけ寂しい。
かいざんのお持ち帰りラーメンは、3食分が1セットで¥2,550円。
内容はかいざんラーメンと同じトッピングのチャーシュー、わかめ、刻みねぎ、海苔の4種類。
いちばんテンションあがったのは、この、もちもち麺を手にとって見ることができた時。こ、これが、かいざんの麺か・・・という感じ。
写真を撮り忘れてしまったけども、レシピもちゃんと入れていてもらっているので失敗なく作ることができた。
かいざんラーメンのおかげで、最高な前夜祭となった。
あとは焼き鳥を焼いたり、メスティン丼の思い出
キャンプ場に到着してからは、ひたすら焼きに徹していた。
途中、最寄りのスーパーで行きがけに購入した「うな肝」も焼くことが出来たのは幸運だったなぁ。
炭火でうな肝焼くのも、これが初めての体験。ただ、レンジでチンしても普通に苦味をあじわうことが出来るうな肝。炭火にあてることにより、苦味がさらに増しているような感じで、味的にはそこまで感動できなかった。けれども・・・やっぱりうな肝も好き。
極めつけというか、今回のキャンプ〆となったのは翌朝、メスティンで作った「かいざん・おつまみネギ丼」だ。
ほっかほかに炊いた白ご飯に焼き鳥だれを少しだけ塗り付けて、海苔を数枚。その上に、おつまみネギを載せたら完成。これが最高に美味しかった。
林間学校で食べた、いつかの飯ごうすいさんのご飯が美味しかったように、メスティンで炊くご飯もやっぱり美味しい。
そしてまた、メスティンへの愛着は増すばかり
帰宅後、色々な道具を片付けていて思ったけれど、やっぱりメスティンは最高な道具のひとつだ。
メスティンを使った白米以外のおかずレシピ等など活用法は色々とあるみたいだけれども。自分にとっては、メスティンであんなに美味しい白米が炊けるだけで有り難い存在。
この、エスビットもどきと100均の固形燃料をですね・・・
諸々こうやって、すっぽり入れられるところがまた憎らしいというか何というか。
次第に傷や汚れも目立ってきたけれど、この使い倒している感もまた良し。まだまだ、と言うかずっと使えそう。
かいざんのおつまみネギ丼もまたやるし、そのうちタイエーの焼き鳥弁当風なのも作ってみたい。メスティン・デ・オデンもまた作る。