2018/02/15

最近、寒くなってきたのでとんとバイクに乗らなくなった。いや、乗ってはいるのだけど全く遠出をしなくなった。
バイクに乗って行くところと言えば実家もしくは近所のホームセンターやスーパー。
ふと思えば、年が明けてからまだバイクでは居住市外を出ていないのではないだろうか。そんな気がする。
だって寒いんだもの・・・仕方ない。
そんな出不精でも、近ごろ暇さえあれば足しげく通うお気に入りホームタウンがある。いや、住んではいないのでホームタウンと言えない。こころのホームタウンがある。
いま、時代は新習志野かもしれない(個人的に)
それは新習志野駅。
習志野といえばJR津田沼駅周辺が代表的な地区でしょうか。パルコだってあるお洒落な街である。
そんな津田沼パルコも、2023年2月28日で閉店してしまうそう。これも時代の流れ、仕方のないことと言ってしまえばそれまでだけれど、ちょっと寂しくもある。
その昔、ROSSOというバンドの「シャロン」という歌の中にもパルコというワードが登場している。
あの娘はきっとパルコにでも行って
今頃は茶髪と眠ってるだろう
ワンダーランドはこの世界じゃないってこと
知っているから
チバユウスケが具体的な商標(この場合だと、はっきりと連想できる特定の施設名)を歌詞に用いる曲って、他にあっただろうか。見落としているだけかもしれないが、他に記憶がない。
そんなパルコのある津田沼とも違う、もうひとつの習志野。それが新習志野である。
湯~ねるという、最高の癒しスポット
何度か日記に書いてきたけれど、湯~ねるというスーパー銭湯が何よりのお気に入りとなり足しげく通っている。
はじめこそサウナ目的で通っていたけれど、最近はここのぬる~い炭酸風呂に浸かることが何よりの快楽となってしまった。
わりと大きな炭酸風呂の浴槽にも関わらず、たまにお爺ちゃんたちで満員御礼状態になっていることもありわりと競争率は高めだ。
でも、炭酸風呂のぬるいお湯に浸かっている人たちはみんないい顔をしている。炭酸風呂に浸かりながら、たまに自分も世界の平和をぼんやりと願ったりしてしまう。
やたら漫画が置いてあるというのも、湯~ねるの特徴のひとつでしょうか。
休憩処の壁面にある本棚に、これでもかと言わんばかりの漫画、漫画。
日頃マンガを読む習慣はないけれど、何となしに手に取った「アイアム・ア・ヒーロー」という漫画を楽しませてもらった。
アイアム・ア・ヒーローを堪能したあとは、たまにツイッター広告でみけることのあった「ザ・ファブル」に夢中になった。
このファブルっていう漫画が面白くて、面白くて。
休憩処にあるリクライニングシートにいい感じで横たわりながら読んでいて、たまにひとりでクスクスと笑ってしまうほど。
お風呂とサウナに癒され、漫画に癒される。千円でお釣りがきて何時間いてもいい。ここは天国か!
テリー伊藤氏の唐揚げ屋もオープン
そんな新習志野、すこし前にから揚げの天才という唐揚げ屋さんも新規開店しました。いつも注文される方、受け取り待ちの方をお見かけするので、人気あるみたいです。一度だけ唐揚げのお持ち帰りを買ってみた。
イチバンの売りは1個99円にもかかわらず、かなり大ぶりな唐揚げだろうか。
黒と白の2種類から選ぶことができて、白はノーマルな唐揚げ。黒は・・・なんだろう?コショウやお酢(たぶん)など、少しだけ香辛料を効かせた味になっている。
大きさ伝わるでしょうか・・・
なお、今も昔も新規オープンのお店は、開店当初こそ採算度外視で振る舞うというウワサを耳にしたことがある。
その昔に塚〇農場という、九州地鶏を売りにした居酒屋さんが続々と開店しはじめていたとき。
熱々の鉄板にのせられて出てくる地鶏炭火焼の美味しさといったら、もう。
そこまで感動した地鶏炭火焼も、残念ながら次第に小さくなっていってしまったことを思い出す。
最初の感動というバイアスが多少なりともかかっているのかもしれないけれど、あれ?こんなにちいちゃかったっけ?と思ったことが、ある。
から揚げの天才屋さんの唐揚げも、このあと次第にちいちゃ~くなっていってしまうのだろうか。と勘ぐってしまうほどに、おおきな唐揚げである。
湯上りの一杯は、新橋やきとんで
湯上り後は新習志野駅前にある新橋やきとんで一杯と、カシラとシロの串焼き、おでんの大根と白滝なんぞをちょこっと頂いくのも至福のひと時。
ここ新橋やきとん屋さんの特徴は、ホッピーの「ナカおかわり」である。
ホッピー・ナカお願いします、と頼むとボトルを持ってきてくれ「ストップ言ってくださいね」と言いながら、どぼどぼと焼酎を注ぎ入れてくれる。
いつまでもストップ!って言わないまま眺めていると、ジョッキはナカでなみなみ一杯いっぱいに満たされてしまう。
欲をかいて、2度ほどジョッキの7、8割をナカ焼酎で満たしてもらったことがあるけれど、その後にやってくる頭痛と共に、後悔の念に苛まされるので今はもう、そんな欲丸出しをすることはやめました。なんでも程々がいちばん。
まん延防止法の再発令により、またしばらくのあいだ休業となってしまっているのが残念。
湯~ねると新橋やきとん屋さんがある限り、新習志野へ向かう足が遠のくことはなさそうなのであります。