2018/02/15
我が家のフリードを手放してから、はや数週間。
この数週間のなかで「あぁぁ!クルマがあれば!」というシーンは有り難いことに、まだ無い。
とは言え「何かあった際のカーシェアリング」と思って入会した「タイムズカーシェア」も、そろそろお試しに使ってみたくなってきた。と言うよりも「もしも」の時が初めての利用では、きっと少なからず戸惑ってしまうであろう気がしていた。
ということで、近所ではあるけれど、買い物に行くのに「タイムズカーシェア」を初めて利用した時のはなしです。
スマホで簡単予約な、タイムズカーシェアは便利
どれだけ便利で簡単なのか、を本当にざっくりと借りる~返却までの時系列で説明していきます。
当日になって「借りてみようかな」と思って、まずやったこと
まずはスマホにインストールした「タイムズカープラス クイック検索」というアプリを立ち上げます。(アプリをインストールして、発行済みICカードの裏面に記載されている10桁のIC管理番号を入力するだけで、紐付けが完了します。)
アプリを立ち上げると、まず現在地周辺のタイムズカーのカーシェアスポットが表示されます。
そこからさらに、利用開始時間と終了時間を入力するだけで、利用可能なスポットが表示される。
ちょうど、上の画像のような感じ。
利用可能なスポットは黄色で表示され、利用ができない(他の予約や利用が入っている)スポットは白色表示されて選択できないようになっていて、視覚的にも分かりやすい。
この画面から、借りたいと思った車を選択すると予約状況の詳細画面に遷移します。
そこから予約選択をしたら、これで利用までの事前予約は完了です。
え?これだけでいいの!?という位に、簡単で直観的に使うことができるアプリです。
次は実車を借りる際に、やること
次は、実際に車を利用する際の流れです。
これも、とても簡単。
ネット上で予約を済ませたら、あとは実車のリアサイドガラス付近にあるIC読み取り機械に、発行済みのICカードをかざすだけで車のキーロックが解除されます。
車に乗り込むと、ダッシュボート下あたりに車の鍵が備え付けられているので、それを抜き取ってエンジン始動!
これで利用開始です。
最後は、実車を借り終えて元の場所に戻したら
返却時は、もとあった駐車スペースに車を停めて、鍵もダッシュボード下のキーボックスに差し込みます。
あ!あと、初の利用時でつい忘れてしまったのが、降車後に再度「ICカードをかざして施錠する」です。
これをやり忘れてしまうと、場合によっては返却時間が認識されず、そのままレンタルしていると認識されてしまうケースもあるようなので、次回からは気をつけようと思います。
また、返却確認の完了メールも送られてくるので、細かなサービスかもしれませんが利用時の安心感へと繋がります。
ちなみに、これら利用から返却までの流れはタイムズカーのサイトにも画像付きで詳しく紹介されています。
その他、実際に利用したあとに思った、素朴ないくつかの疑問
初めてのタイムズカーシェア利用は、近所のショッピングモールへ行って買い物をして帰る。というだけのシンプル利用だったのですが、改めて思った疑問点のいくつか。
- ガソリンが少なくなっていたら、どうするの?
借りた時点で、残りのガソリン少なかった時ってどうするんだろう?って思って調べたら、なんと車内に給油用のカードが備え付けられていて、そのカードで給油可能とのこと。
燃料計が半分程度に減ったら、車内に設置している専用の給油・洗車カードにて給油をお願いいたします。また、クルマの汚れが気になる場合は水洗い洗車をお願いいたします。給油・水洗い洗車を行っていただくと、オトクな料金割引が受けられます!
- 高速道路を走りたい時のETCは?
こちらも、ETC車載器が備え付けられているので、ETCカードだけ持参して利用できます。
タイムズカープラス車両には、カーナビとETC車載器を搭載しています。
ETCカードにつきましては、会員様ご自身でご準備ください。※ETC車載器は運転席もしくは助手席の足元に設置しております
※車両形状により設置が難しい場合にはダッシュボード上などに設置している場合があります
初めて、実際にタイムズカーシェアを利用してみての感想
印象的だったのは、スマホのアプリからの予約も実際の利用開始から終了までの流れも、とってもスムーズで直観的に利用できるようなシステムになっていること。
特に、今この時間だったり、希望の時間に利用できるスポットと車種がひと目で分かるアプリは使いやすいように作られています。
強いて言えば「おさいふケータイ」のIC機能を用いて、ゆくゆくはカード自体の携帯も不要、すべてスマホだけで完結ができたらな、と期待してます。
案内メールに記載があったのですが、2009年から始まった「タイムズカープラス」は、2019年1月末現在47都道府県、11,491ものステーション、そして利用可能台数も23,877台にまで拡大。会員数も113万人ということで今後ますます、その利便性が上がっていくことに期待しちゃったりも。
※2019年5月より「タイムズカープラス」は「タイムズカーシェア」に名称変更になるそうです。
ここからは余談ですが、カーシェアで車のある生活をしていくという選択肢は、これはこれでとってもアリなのではないでしょうか。(もちろん、だからこそ利用者が増えているので当たり前のことを言っているかもしれません。)
少しだけ勇気がいった「乗り換えではなく、クルマ自体を手放す」という行為ですが、いざカーシェアを利用してみたら
- 色々な車種に乗れる(その都度、選ぶ楽しみもある)
- 維持費をまったく気にしなくてよい(タイムズの月会費のみ)
- いざとなった時でも、車を手配できる!という安心感
という、新しい考えの在り方を知ることができました。
「持っていること自体がステータス」だったりした時期も確かにありましたが、気持ち的には「今でもクルマ、いざとなったらいつでも出せる、使える」という安心感だけは何ら変わりないな、という感覚。(もちろん、全く空きがなく使えないという可能性はつきまとうものですが。)
手放すと、新しい何かを得られる(知ることができる)という話をたまに聞きますが、タイムズカーシェアについてはまさしくそのような印象です。