FTR223と行く

FTR223からVスト250乗りになりました。明日はバイクと、どこ行こう。バイクでトコトコ、どこ行こう。

【都道府県バイクめぐり】茨城県の好きなトコロ

time 2020/01/17

【都道府県バイクめぐり】茨城県の好きなトコロ

「47都道府県、バイクで行ってみよう」みたいな感じの日記を残していこう。そうは思ったものの、最初は北海道か?はたまた地元の千葉県か?なんて色々と無駄に考えてしまい。

一体どこからにしたらいいんだろう?って考えた結果、とても親近感のある茨城県からにしてみました。

「茨城県=旅立ちの場」という勝手なイメージ

海でも遊べて、山でも遊べる。自分のなかの茨城県ってそんなイメージ。

ちなみに海のイメージは、あくまで大洗港フェリーターミナルという存在からくるもので「北海道へと向かう神聖なる場所(笑)=茨城県の大洗」という勝手な印象が強い。ただ、あのでっかいフェリーが水平線の向こうからやってきて着岸する姿は、何度見ても気持ちが良いもの。

2018年、北海道へと向かうフェリーに乗るために大洗港近くの道を走っていた時のこと。すれ違ったSS乗りの方が、2度3度と自身に向かって「強烈なグーサイン」を出してくれていた。(最初、まったく気づいていなくてごめんなさい。)

あれは俗に言う「ヤエー」ではなくて、たぶん高田信彦ばりの「北海道、楽しんでこいやーっ!コノヤロウ的エールだったんじゃないかなって勝手に思っている。

茨城の大洗付近には、そういう独特の空気が漂っている感じがして好き。

バイク乗りの聖地とまではいかないのかもしれないけれど、大洗を走っているバイク乗りのほとんどの人は、きっとフェリーも使って旅行をする楽しさだったり、バイクに乗ること自体の楽しさを共有できる人たちなんじゃないかな。

あと、これは全然関係がないのだけれども。

大洗港のすぐ近くに「めんたいパーク」っていう明太子の博物館が見えて、いつも気になるのだけれどまだ一度も行ったことがない。そして、めんたいパークって大洗だけじゃなく各地にあったはず。そんなめんたいパークのことを思い出すたび、かねふくって立派な企業なんだなぁ・・・とも思ってしまう。

つくば山の独特な雰囲気も好き

そんな海イメージが強い茨城だけど、実は内陸部の「つくば山」周辺も好きだ。

ただ、千葉県から下道で「つくば方面」を目指すとなると、どうしても避けて通れないのが土浦近辺。土浦って、幹線道路もしっかり作られているけれど何となくいつも混んでいる印象が強い。

以前、職場がいっしょだった方と「つくば山ツーリング」に行ったとき、お土産として有名な「ガマの油」を実家に買って帰ったら母がとても喜んでくれた。

ちなみにガマの油と言うと、江戸時代がその始まりと言われているガマの油の口上(今で言う、実演販売)が有名だけれど、これって現代的な解釈をしてしまうと「実演販売による過大広告」にあたるのではないだろうか。

だって、ワセリンのような効能があるのは確かでも、実演販売者が自らの腕を刀で切った(ように見せかけて)、あら不思議。ガマの油を塗るだけで傷口が塞がるではないか!って、いくら何でも・・・なんていう野暮なこと思ってしまう。

それとも当時の人も、あくまで余興のひとつとしてこの実演販売を楽しんでいただけなのだろうか?そう考えると時代は関係なく、実演販売って実は大切な文化のひとつなのかもしれない。

北茨城こそ、ツーリングに最高な場所だと知った2019年の春

あと、とっても気に入ってしまったのは北茨城方面。

ふだん千葉からだと、茨城北部まで足を延ばす機会はなかったのだけれど、2019年の5月連休を使った東北巡りをした際、福島県いわきから南下して初めて北茨城を走った。その時の気持ち良さと言ったらもう、何と表現したらいいのか。

確か「ふるさとグリーンライン」というような名前で、山と山の間を走る道がとにかく気持ちよかった。あの北茨城の道はもう一度だけでも走りに行きたい。

外せないのは、やっぱり「須田帆布」さん

これも茨城に親近感を感じている、大きな理由のひとつ。

25歳くらいの時だったか、地元ららぽーとのかばん屋さんで見つけた須田帆布のショルダーバッグ。ひと目見て気に入ってしまい、それ以来10年ほどずっと使い続けていた。

そんなバッグもさすがに痛んでしまったので、ツーリングがてら工房のある茨城つくば市に行ったら、本当に素敵な場所とオーナーご夫婦の雰囲気に、より須田帆布が好きになってしまった。

たまに「本当に良いものは、お金も出し惜しみせずに買う。」という類のことが書いてある本だったりを見かけるけども、そこまでの覚悟を決めなくとも、ここでは本当に良いものが手に入る。そして、それをずっと使い続けることができる。

バッグもまた、ひとつの相棒のようなものであることを再認識させてくれる、そんな暖かい感じが伝わってくる。

須田帆布ホームページは、こちら ⇒ http://www.sudahanp.com/

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このVストに乗っているひと

けんけん

けんけん

鉄馬も好きだけど、本当の馬も好き。一口馬主やっていらっしゃるライダーさんいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。「FTR223と行く」ブログを書き始めたら、なおさらバイクへの愛着が増してしまったので、そんな愛情をココにどんどん残していきます。どうぞ宜しくお願いします。