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【都道府県バイクめぐり】栃木県の、好きなトコロ

time 2020/10/12

【都道府県バイクめぐり】栃木県の、好きなトコロ

都道府県バイクめぐりシリーズ、久しぶりの更新。

栃木県の、もっとも古い記憶といえば「今市(いまいち)市の合宿免許」が真っ先に思い浮かぶ。

あれは大学生になりたて、18の夏休みだった。

きっかけは高校在学中、それほど親しくなかった同級生のN君だ。

自身が通うことになった大学の近くにたまたまN君の自宅があったことから、何となしに学校終わりにサッカーをしたり釣りをしたりと、次第に遊ぶ仲になっていた春ごろのこと。

ある日突然、N君の「合宿免許、取りに行かね?」のヒトコトをきかっけに、いまいち市へと合宿免許を取りに赴くのでした。

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栃木県には、苦いのと楽しいのと色々な思い出が

18と言えば色々と血気盛んでもあるし、妄想だって何だっていくらでも膨らんでしまう。

当然ながら女子だって友達と合宿免許に来ているだろうし、これはもしかしたら、もしかして。ひと夏の何かが起きてしまうかもしれない。

そう、当時のドラマ「17才」主題歌、TRFのBOY MEETS GIRLの歌詞そのもののような、何となく甘酸っぱいの一人勝手に期待していた。

が、合宿に行ってすぐ、そんな浅はかな思いは微塵にも砕かれたのだった。

いまいち市の最寄り駅に着き、マイクロバスに送迎してもらってたどり着いた合宿所は、合宿所とは名ばかりの古民家であった。

6畳の部屋に2段ベッドが2つ置かれた、俗に言うタコ部屋。そんな部屋が3つくらいあっただろうか。

で、これも当然だけど、そんなタコ部屋に女子が一緒に寝泊まりするワケもなく男だらけの合宿所である。

なんと言うかこう、自身が勝手に思い描いていたのは今でいう東横インみたいなホテルが合宿兼用施設になっていて、4階は男子、5階は女子。4階から5階へと続く非常階段にはワザとらしく黄色いプラスチック製のチェーンで仕切られていたりして。

夕飯も済ませた夜9時過ぎ、そのチェーンをヨイショっとまたいで5階の女子部屋に行く。自販機で缶ビールとか買ってから。

何の根拠もなく、そんなシチュエーションを想像していたことがそもそもの間違いだったのかもしれない・・・。

そして、合宿所の朝ごはんも10代のお腹にはツラかった記憶がある。

合宿所で出てくる朝ごはんは、毎日決まって白ご飯と味噌汁、目玉焼きとベーコン、納豆。2週間ものあいだほぼ同じメニューで、何日か置きに出てくる鮭の塩焼きがとても嬉しかった。

今でこそ、そんな優しい朝ごはんが嬉しくなってしまうけれども。18歳と言えばご飯もモリモリ食べる盛り。毎日、昼前からお腹ぺこぺこになって教習を受けていた懐かしい記憶がある。

極めつけは、誘ってくれたN君が卒検に落ちてしまったことだ。

確か一時停止を見逃してしまったとか、そんな類だったと思う。

合宿免許の卒検に落ちると、どうなるか?と言うと、当然ながら再試験を受けるため延泊となる。再試験費と延泊費が必要になるため、N君は必要なお金を振り込んでもらうよう実家に電話をしていた。

あの頃はまだ携帯電話なんて無かったから、N君は宿泊所の電話を借りて実家に掛けていた。その時のN君の背中を忘れることはない。

本当なら2人ともお互いに「お疲れサマ!」なんて言って意気揚々と乗るはずだった帰りの電車も、こうして1人で帰ることになってしまったのだ。

この時ばかりは、ひとり戦地に友人を残し帰る気持ちだった。

至上最高のボロ宿、雲海閣

栃木県のいいトコロ、っていうよりも回顧録みたいになってしまった。

ただ、今でもたまに日光周辺で見かける「両脇に杉の木が並んだ道路」を走ると、同じように教習車で走っていた当時のことをぼんやりと思い出すことがある。

それは当時走った道と同じ道ではないかもしれないけれど、日光周辺に多々ある「杉並木の道路」は、自分にとって何処かノスタルジックな気持ちにさせてくれる風景。

 

あらためて栃木の好きなトコロ話。

栃木と言えば雲海閣、雲海閣と言えば栃木と言ってよいくらい、雲海閣というお宿が大好きだ。

「男の隠れ家」という雑誌で宿の存在を知り、初めて訪れたのは2019年の春、東北めぐりツーリング1泊目の時のこと。

雰囲気もお湯も、何もかもが自身のツボにはまり。同じ年の夏頃にもう一度、雲海閣に泊まり湯に浸かるためだけに再訪もした。

ここ雲海閣はツーリング&素泊まりという新しい楽しみ方を知るきっかけとなった宿。

ちなみに「ボロ宿」という言葉が定着したのは、上明戸聡さんの「ボロ宿紀行」というブログが始まりだと思う。

なんせこのブログをきっかけに「日本ボロ宿紀行」というドラマまで企画制作、放送されたほどだ。

そんな上明戸聡さんのブログ・トップページにあるお言葉をお借りし、載せておきます。

「ボロ宿」というのはけして悪口ではありません。
歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで、ひっくるめて愛情を込めて
「ボロ宿」といっています。自分なりに気に入った、魅力ある宿ということなのです。

もともと、できるだけ安く旅行をしたいということから行きついた結果ではありますが、なるべく昔の形を保って営業している個性的な宿を応援していきたいと思います。

湯治宿や商人宿、駅前旅館など、郷愁を誘う宿をできるだけ訪ねて、記録に残していくこともいずれ何かの役にたたないかなと‥‥。

確かにボロ宿と聞いて抱く印象は人それぞれ、千差万別だろう。

今はネットのクチコミにどうとでも書き込めるし、この雲海閣だってある人によっては「ノスタルジーで最高」、またある人にとっては「汚い」のヒトコトで終わってしまう。

雲海閣とは何の関係ないけれど、長野県にある五光牧場オートキャンプ場のクチコミもまた然り。

「トイレが少ない、遠くて不便」「敷地内、至るところ傾斜ばかり」という類のもの。そういう書き込みを見かけるたび、不便も楽しむのがキャンプでしょうがっ!と、声を大にして言いたくなってしまう。(クチコミを見て勝手にそう思っているだけなので、実際ドコに向かって声を大にして言えばいいのかは分からない・・・)

宿やキャンプ場に限らず、人生は「思ってたんと、違う」ことの連続である。

そんな「思ってたんとチガウ」事態に出くわしても、それさえ楽しもうと思えるか思えないか、ただ単に不愉快になるだけなのか。

ツマラナイか、ツマラナクナイか。ご機嫌か、ご機嫌ナナメか。

それは自身の気持ちひとつで決められるものだ。

なぜなら、自分の気持ちは自分の持ち物なのだから。

お宿の「思ってたんとチガウ」に、がっかりする気持ちも分からなくはない。お金とサービスとの交換となると、なおさらのことだろう。

それでもやっぱり不愉快、不満足そうな書き込みを時折り見かけてしまうたび、心のどこかでそれでも楽しくなるよう注力したらいいのに。なんて思ってしまう。

がっかりした。だったり、がっかりさせられたよ。

そのヒトコトを発するのはとっても簡単だ。誰でも言おうと思えば言えるコトバだ。

だからこそかもしれない、このヒトコトを発するのは実はとても勿体ないことだとも思っている。

岩下の新生姜ミュージアムは、大人のための夢の国だ

もうひとつ栃木県での強烈な思い出は、栃木市にある岩下の新生姜ミュージアム。

ミュージアム内、いたるところがピンク一色である。ジンジャー神社とか、ピンク色の新生姜ベッドとか、もやは何でも有りの世界。

これくらい強烈な方が、宣伝効果も大きくてむしろイイ。

いち企業がこういうことをやろうとする時って「チミ!我が社のブランドイメージがだね、チミ!」なんてこともよくある話だけど。

岩下の新生姜の場合は、社長みずから突き進んでいるようなので問題ないのだろう。(むしろ、側近の人のほうが、イ・・・イイのかなぁホントに。なんてオドオドしてしまうことのほうが多そうだ。)

ミュージアムのみならず、社長自ら発信するツイッターで若者(?)のハートをがっちり掴み、新たなファンを獲得し続ける岩下の新生姜。

2019年からは、千葉ロッテマーリンズのスポンサーとなっているエピソードも面白い。

ロッテには2020年でプロ入り6年め、岩下大輝という投手がいる。そんな岩下の登板時には、ネット上で『頑張れ岩下の新生姜』というファンの書き込みが急増したことがきっかけだそう。

いくら同じ「岩下」繋がりとはいえ、こんなコトがきっかけでスポンサーが付いてくれるとは、球団としても嬉しいんじゃないかな。

去年、今年と毎年1度の「岩下の新生姜スペシャルナイター」が開催されているのも、何だかお祭りみたいでイイなぁ。

これを書いていて気づいたけど、今年は10月16(水)である。ものは試しに今年は行ってみようか、どうしようか・・・

岩下の新生姜スペシャルナイターの公式案内はこちら→https://iwashita.co.jp/news/201014_marines/

 

栃木の好きなところ、雲海閣と新生姜ミュージアムの2つしか挙げていない。

しかもトップ画像は宇都宮餃子の写真なのに、いまだに宇都宮餃子を食べたことがない。宇都宮の地に訪れたこともないという始末。

宇都宮駅をぶらっと降りて、あてもなく駅周辺を散歩して。たまたま路地裏に見つけたお店・・・ここはできれば中華料理店、それも真っ白な蛍光灯で、明るすぎるくらいのお店がピッタリかも。

そういう中華料理店に行って、瓶ビールをグラスに注ぎつつ焼きたての宇都宮餃子をホフホフ言いながら頬張ってみたいと思う。

日光杉並木

雲海閣

岩下の新生姜ミュージアム

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コメント

  • けんけんさんこんばんわ、tunaです。
    不便こそ楽しむ、素敵なことです。たまたま観た某テレビ番組で、「不便益」なる言葉を耳にしました。不便だからこそ、楽しもうとする力を生み出す、楽しめるプラスの伸びしろを持っている、という素敵な発想でした。まさにそういうことですね^ ^
    18の頃の淡い思い出も、こうやって語られることによって誰かの励みになってるんだと思えますね!上手く説明できませんが^_^

    by tuna €2020-10-13 7:39 PM

    • tunaさん、こんばんは。
      「不便益」良い言葉ですね。
      どちらかというと自分は「不便楽」みたいな感じかもしれません。
      ちょっと足りていないくらいが楽しい、工夫する余地があるから。という意味では同じかもしれません。

      足りなさ過ぎても困る、でも満ち足りすぎても何だかよく分からなくなってしまう。
      程々がちょうど良いと自分は思っています^-^

      by ken_ken €2020-10-18 7:33 PM

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けんけん

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千葉県は、ふなっしーと同じ市に住んでいます。鉄馬も好きだけど、本当の馬も好き。一口馬主やっていらっしゃるライダーさんいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。「FTR223と行く」ブログを書き始めたら、なおさらバイクへの愛着が増してしまったので、そんな愛情をココにどんどん残していきます。どうぞ宜しくお願いします。