2018/02/15
9月ごろ、BESS(ベス)からこんなDMが届いた。
10月・11月限定、ベスオリジナル軍手の来場プレゼント。
DMに掲載されていたその写真をひと目見て「この軍手ほちぃ!」となってしまった自分は、飛んで火に入る夏の虫の如く、つくばを目指してしまったのです。
2018年頃、昔いっしょに働いていた方とつくば山ツーリングへ行った際に立ち寄った、BESSつくば展示場。約3年ぶりの訪問でした。
当時、おじさん2人で来場して気に入ったこのモデルハウス。
玄関を入るとすぐ目の前に暖炉と広めのリビングダイニング。
1階中央に位置した階段を上がっていくと左手には写真の畳部屋。こじんまりとした6畳間だけど吹き抜けもあるためか、かなり開放的に感じる。
ちょっとした作業部屋にもなりそうなこの畳部屋の間取りが当時も気に入っていたのだけど、残念ながらこの型の家はすでに廃盤となってしまったとのこと。
そんなモデルハウスを再訪し、暖炉に薪をくべ、ソファに腰をかけていた際にふと思い出しました。
当時一緒にいった方が今この瞬間に座っているソファにゆったりと腰をおろしたときの一言。
「うわぁ、こんな感じだったらテレビも要らないね」
腹の底というか、気持ちの底から出てきた自然なひとことだったのが印象的だった。
そして今になってあらためて気づいたことが、ひとつ。
これまでにつくばの他、柏や木更津、川口といくつかのBESS展示場へ遊びに行ってきたけれど、どのモデルハウスにもテレビは一台も設置されていないような気がする。(思い込みだったらゴメンなさい)
もし本当にそうだとしたら、それはおそらく意図的にそうしているコトなのだと思うけれど、たしかにBESSの家で暮らすことを想像すると、別に「リビングにテレビ」は必需品ではないような気がする。
いやそれでもやっぱり、時おり野球や競馬、ヒロシのぼっちキャンプなどは観たくなってしまいそうなので、さすがに一切無しとはいかなそうだけど。ただ、少なくともリビングになくてもいいんじゃないかな。なんていう気になってしまうところがまた、BESSの魅力なのだろう。BESSマジックとでも言うべきか。
BESSの家なら、晩秋から初春にかけては暖炉の薪がゆらゆら揺れているのを眺めながらラジオをながし、本を読んだりして。
夏は夏で、きっとリビングの前に横づけしたバイクのメンテナンスをしたり眺めたりできるなら、それで充分のような気もする。
何にしても、BESSの魅力ってやっぱりあの一言に凝縮されているんだろうなぁ。
「うわぁ、こんな感じだったらテレビも要らないね」は、なんか居心地良いねとか、開放的だねっていう、どんな抽象的な言葉よりもインパクトある一言だったもの。
当時その一言を隣で聞かされた自分は、あぁ確かに。本当、そういう風に思わせてくれる家ってことなんだろうなぁ。と、ひとり勝手に腑に落ちていたのでした。
だがしかし、これがもしも自身が村西とおる風のBESSセールス担当だったとしたら、そんなヒトコトを吐露するお客さんの隣にいようものならば。
そぉ~なんでございます。お客様よくお気づきで。
まさしくそのような、これまでにない価値観や在り方に気づかれる方が必要とされているのでございます。
そしてまた、家もそのようなことに気づいてくれる人を迎え入れてくれるのでございましょう。
なんて、まくし立ててセールスしてしまうだろう。まさしく応酬話法の嵐。
もちろんBESSの展示場では、そのようなセールスは一切ないどころか、むしろ「自由に見て、自由に過ごしてください」感がすごい。いつだったか、テーマパークに来てくつろぐ感覚で。遊びにくるつもりで、いつでも来てくださいね。なんてことを言われたものだから。
居心地が良いことはすでに実感しているので、そう言われてしまったらやっぱり気兼ねなく行ってしまうじゃないですか。
ついついツーリングついでに色々な展示場にぶらりと寄ってしまうのは、きっとそういうところなのだろう。
ベスのオリジナル軍手は、キャンプのスターティングメンバーに
そして念願の軍手をいただいてきました。
営業担当の方からこの軍手をいただく際、思わず確認しちゃった。
あのぅ・・・
これ、頂いてもほんと大丈夫でしょうか?
これもらったら今日、契約書にサインしないと帰れないとかナイですよね?って。
それくらい立派でお洒落な軍手だったから。
BESSの家ってホントいいなぁと、どこの展示場に行っても勝手に気分が盛り上がっちゃう。
でも、もしも本当に第2(第3?)のライフプランを実現するとして、BESSみたいな家をどこぞに建てるとなった頃の歳を考えるとですね・・・
やっぱり、良い感じの平屋がベストなんじゃないかと思うわけです。
もしくは、例え2階建てであっても、1階にもこじんまりとした寝室部屋があり、最終的には1階部分だけで衣食住すべてコト足りるような感じ。
2階はちょっとした作業部屋だったり、客間として使えるような最低限のスペースがあればいいのかな、とか。
って、BESSに行くと余計に妄想が膨らんじゃって、いつのことやら分からずも具体的なことを想像してしまうのでした。
つくば温泉 喜楽里 別邸でこの世の極楽を知る
せっかく筑波までやってきたのだからと、近くにスーパー銭湯はないだろうかと前夜に検索して知った「つくば温泉 喜楽里別邸」に立ち寄る。BESSつくばから、バイクなら10分ほどの距離でした。
広々とした内湯と高濃度炭酸泉、露天風呂。サウナも程よい湿度と温度で、たっぷし汗をかきつつリフレッシュさせてもらいました。
露天風呂に浸かった際になにげなく周囲を見渡すと、背の高い木々に囲まれていて、そんな木々のさらに上には秋特有の青空と雲。
立て看板に書かれていた木の名前は何だったか忘れてしまったけれど、立派な木々に囲まれて温泉に浸かれるなんて、まるでどこかの温泉宿に泊まりにきたような感覚に。
こんな素敵な温泉施設が近所にあったら、毎日のように通っちゃいそう。(と、何処のスパに訪れても言っているような気がする今日この頃・・・)
余談ですがこの日、先客さんとおぼしき赤いVストロームが駐輪場に停車されていて。
パニアのあちこちに宗谷岬など訪問先と思われるステッカーがびっしりと貼ってあるのを見て、自分もそろそろVストで北海道行きたいな。なんて、ぼんやり思ったつくばツーリングだったのでした。