2018/02/15
2週間ほど前、千葉県八千代市にあるウワサの駄菓子屋まぼろし堂へ行ってみた。
いつか行こう、いつか行こうと思い続けていたけれど、ついにそれは自身にとって幻(まぼろし)から現実となる日がやってきたのだ。
駄菓子屋まぼろし堂は八千代市の端っこ、気持ちのよい森や田んぼに囲まれた場所にポツンとあった。
駐車場の隅にバイクを停め、まずは「やっぺ神社」に参拝である。
ご利益を信じるか信じないかはあなたしだい!らしいです。やっぺ神社。
来る人がみんな勝負に勝ったと噂が……
ある芸人はレギュラーやCMが……
ある人は入試に……
まぁ噂ですけどね
信じるか信じないかはあなたしだい!!
公式サイトにこう紹介されている以上、しっかりと両手を合わせてお参りしてきましたよ。
お参りのあとは気になっていた駄菓子自販機の前に。いや、自動販売機といってよいものかどうか・・・
自販機に付いている白いボタンを押すと、スピーカーから「イラッシャイマセ!」とボイスチェンジャーのカン高い声が響きわたる。
しゃ、しゃべってる。自販機の向こうで、お婆ちゃんがしゃべってる!笑
これぞ、まぼろし堂の名物。この自販機で駄菓子を買う日がくることを夢見ていたのです。
- お父さんの家呑みセット 500円
- 遠足お任せパック 300円
- おみやげ菓子弁当 550円
- バイクお守りストラップ 400円
- まぼろし堂ストラップ 400円
- オリジナルステッカー 300円
とある中から、じゃあ~2番と6番ください!と言うと、スススっとお金を載せるためのトレーの引き出しが開く。
そこに800円を載せて押し返してしばらくしたのち、下の受け取り口から駄菓子とステッカーが出てきた。
ぜ、ぜんぶ手動じゃないか!笑
とても、ほっこり。駄菓子屋まぼろし堂の人気の秘密は言わずもがな、こういうところなんだろう。なんて野暮な思いは書かなくともいいでしょう。
お父さんの家呑みセットも、中身がとても気になってしまったので次回はソレを買ってみよう。
ステッカーはバイクに貼る!
ちなみにステッカーは、丸形と角型の2種類から選ぶことができるだけれど、お婆ちゃん・・・いや、自販機マシンは「今は角型は売り切れ、丸形のみとなりマス」と言っていたっけ。個人的には丸形のデザインのほうが可愛く思えたので、ちょうどよかった。
お気に入りバンド、ブリンク182の丸形ステッカーと並べるように貼ってみた
ちょっと郊外から外れた、静かな場所にある「駄菓子屋まぼろし堂」でのひと時は、どこか日常と離れた独特な時間と空気が流れていた。
来た人を楽しませようというアイデアがいろいろと詰まっていて、ほんわかさせてもらった。
次は夕暮れ時、いろいろな明かりがぼんやりと灯っている時間帯に再訪してみたいと思います。
なお、ブログURLを毎回決める時に(URLなので)英語表記を付けているのだけれど今回は「駄菓子屋まぼろし堂」ということで、そのまま翻訳して「スナック・ファントム」となりました。ふつうにスナックとしてありそうな名前で、思わずクスっとしてしまう。
以上、まぼろし堂初訪問の報告でした。