2018/02/15
約4年もの間お世話になった、コミネの「ウォータープルーフ ライディングバッグ20」とお別れの時が近づいて参りました。
どしゃ降りの雨の中、国道1号をひたすら走り続けて向かった静岡キャンプツーリング時も、バッグにしまっていたものは一切濡らさず守ってくれたコミネさん。北海道ツーリングも毎日一緒に道内を廻ったコミネさん。
時にはスパイクやグローブ、タオルなど野球道具一式を入れての草野球にも大活躍してくれました。ぶらっとツーリングの帰り道、夕方に近所のスーパーに寄ってそのまま食材を買い込んで帰ることが出来たのも、コミネさんがいなければできないことでした。
と、色々な思い入れがあるバッグなのですが、防水バッグとしては少々無理がある状態になってきてしまったことからこの度、新旧交代となりました。
4年間使ってきて、ダメになってしまったのはココだけ
どうにもこうにも「もう無理でしょう」と判断したのは、このような状態になってしまった為です。
コミネの「ウォータープルーフ ライディングバッグ」は、外側のみナイロン素材なので、一目見ただけでは防水バッグには見えない作りになっています。
どのようにして防水機能を備えているのかと言うと、バッグの内側一面すべてを囲むように覆ったビニール素材がその役割を果たしてくれていて、単純に言うと二重構造になっているんです。
4年使い続けているうちに、そんな中のビニールが次第に剥離し始めてしまい。上の写真2枚のように「でろ~ん」と中のモノが出てきてしまうようになってしまいました。もはや防水機能の役割どころか、避けた間にモノをしまったりしてしまうと、取り出し時には何処に何があるのかも分からない状態になってしまったのです。
4年間ずっと使い続けてきて、もうダメかな。と思ったのはこの剥離だけです。それ以外では何の不満もないバッグでした。
別にこれは欠陥でも何でもなく、数年もの間ガシガシと使って大活躍してくれたことの証だと思っている。特に、ツーリング時以外でも、スパイクや大根を入れて走っていた事も考えると痛んでしまうのも当然かもしれません。
ちなみに地元は千葉県ですが、野球は昔からヤクルトファンです。
新旧入れ替わりで来てもらったのは、Mukaさん
愛着あるコミネバッグだったので「次も同じものを」と考えてはいたのですが、Amazonのタイムセールを見て、ついカートに入れてしまったのはMukaという防水バッグです。
コミネのバッグと異なるのは、二重構造ではなく防水素材の1枚構造となっている点。
「ウォータープルーフ ライディングバッグ20」は文字通り20リットルの容量に対し、こちらMukaのバッグは25リットルになります。5リットルのぶんだけMukaの方が大きいはずなのですが、届いた実物を見た限り、第一印象ではコミネのバッグより容量の融通は利かないかな?という印象です。
コミネの場合は外側がナイロンなので、けっこう無理して詰め込んでも素材が延びてくれるので何とか収納できたのですが(痛んでしまう根本的な原因ですね・・・)、こちらは1枚素材なので無理やり詰め込むことは出来なさそう。
あと、こちらMukaのバッグは上蓋を閉じるストラップが極点に短いため、コミネバッグで可能だったストラップ巻き付けついでに「コールマンの一人用レジャーシート」を留めることも不可能です。これ、キャンプツーリング時にはとっても便利でした。
Mukaのバッグの方が防水機能は優れていそうな反面、あまり融通は利かなそうな感じではありますが、使い続けていくうちに気づいたこのバッグの良いところも、今後レポしていきたいと思います。
【2018年6月 追記】
Mukaのバッグを2か月使い続けての感想です。
2か月使い続けているうちに、つなぎ目に圧着してある繊維部分の「ほつれ」が目立ち始めてきてしまう。
こんな感じの白いケバケバが次第に増え始め。バッグとして使用するぶんには何の支障もないのですが、もうしばらく使い続けていくと、きっとケバケバだらけになっていそうな気がします。
やはり防水バッグは、コミネさんの「ウォータープルーフ ライディングバッグ20」が(自身にとっては)イチバンかもしれない。