2018/02/15
先週末、サウナ後の夕飯難民となってしまった新習志野駅ホームにある自販機で見つけた「コクと旨味の一風堂 とんこつラーメンスープ」缶ジュース。
いや、缶ジュースではない。缶ドリンク、もしくは缶スープと言うべきか。
残念ながら発見した当日は売り切れ中のランプが灯っていたが、週が明けた月曜日、出勤前にたまたま販売中の自販機を見つけた。
コレ、職場の同僚に飲ませたろ。ふふふふふ。と思って迷わず購入。
職場に到着してから紙コップに少しだけ飲ませてもらった。
ひと口飲んで、ぐむぅ・・・ドリンク飲料として飲むには、かなり微妙な味わい。いや「かなり」と「微妙」は、相反する言葉なのでここは正直にドリンクと思って飲むには、あまりに不適切であると表現しておきたい。飲み味が、とんこつスープそのものなんだもの。
まぁ、缶にも「とんこつラーメンスープ」とハッキリ記載されているので、何も言えない。なんも言えねぇ。(使いどころ違うけど)
そんな感想と写真と、不敵なフフフも添えたツイートをしてみたところ、とあるフォロワーさんから、こんなリプをいただいたのでした。
ご飯にお茶漬けの元とソレぶち込んで、グツグツしたら旨いのでは?
このリプをいただいたとき、自分は目から鱗だった。
そうか、自動販売機で売られているからと言ってそれら全て、そのまんまごきゅごきゅ飲む飲料と思っているのは勝手な固定観念に過ぎないのだ。
お茶漬け用スープが自販機でも売られる時代になったのだと思えば確かに納得である。
一風堂のとんこつ風味お茶漬けを作ってみよう
そのリプから気づきと生きるヒントをもらった自分は、同日の帰宅途中でまた一本を買って帰った。もちろん、お茶漬けにしてみるために。
せっかくなら、いくつかの具材も載せて一風堂とんこつラーメン風な見映えのお茶漬けにしてみようと思った。
一風堂をはじめとする博多ラーメンといえば、まず紅しょうがは欠かせないだろう。
ほかほかご飯に、別皿に移し変えレンジで温めなおした一風堂ラーメン缶スープを注ぎ入れて。
紅しょうがと刻みねぎ、細切りチャーシューをトッピング。仕上げに白ゴマもまぶして完成したのが、こちらです。
自分で作っておきながらなんですが、あー!あるある。もつ鍋のあるコース料理とかで、こういうシメのスープご飯みたいなの、ある。なんて。
あとは、まかない飯だったり裏メニューにもありそうな印象。
そしてひと口、スープと白ご飯をれんげにすくって食べてみると、まろやかなとんこつ味に、紅ショウガやねぎの味が合う。
これはもう一風堂ラーメン缶スープと、ちょっとした具材さえあれば手軽に食べられる立派な「とんこつ風味お茶漬け」だった。
そんな「コクと旨味の一風堂とんこつラーメンスープ」は、やっぱりラーメンスープ用(もしくはお茶漬け用)として売られているんだろう。きっとそうだ。
飲んでみたら美味しくない、なんて言ってごめん。そんなことを思いながら缶の裏面を覗き込んでみると。
よく振ってからお飲みくださいって文字が。やっぱりアナタは飲み物ですか?