2018/02/15
最近の、趣味のひとつでもある、音楽つくり。
Cubaseを用いて、作曲のようなことを楽しんでみたい!と思ったきっかけは、ものすごく単純です。
2019年頃に知った、マシュメロというミュージシャンの「Alone」という曲を聴いてからである。この曲は衝撃的だった。
うまく表現できないけども、聴きたいと思う感じの音が「ぎゅっ」って全部つまっている。
音楽いじいじしてみたい欲求は、もう少しだけさかのぼるとアヴィーチーからかもしれない。もっとさかのぼるとワンリパブリックやアウルシティーだろうか。
いわゆるEDMといわれる曲の数々を聴いているうち「自身でも何か形にすることができたらなぁ」という欲求のようなものが、少しずつでき始め。それは別に立派な曲でなくても。
自粛生活がDTMを身近なものにしてくれた
「よし。実際にやってみよう!」という、最後のひと押しとなったのは他でもなく2020年春の自粛生活がキッカケだった。
生きているうち、自粛要請なんてものが発令されるなんて思ってもいなかった。
自粛っていうことは在宅、在宅で何か楽しもうっていうなら、そうだ、DTMがあるじゃないか!って。都合よく捉えちゃったんでしょうね。
DTM用ソフトのCubaseと、それを起動するに耐え得るスペックのノートパソコン、microKEY(MIDI鍵盤)一式をそろえたのでした。
えぇ、当時の給付金、すべてココに使いました・・・
それからしばらくは毎日のように音出しをしたり、曲っぽいものを試しに作ってみたり。
夢中になって楽しんでいるうち、何となく出来上がったのが「first song」という音だった。
DTMソフトの基本的な使い方も何となく理解できて、楽しみつつ色々やっているうち、なぜか2020年秋ごろにパッタリと触らなくなってしまい。
なんというかこう、まったくメロディが思いつかなくなってしまって「あぁ、素人では想像の限界みたいなものが低いんだろうなぁ」と勝手に思ったりもして。
途端に向き合う気力がなくなってしまったので、鍵盤もいつしか押し入れの中にしまいっぱなしでした。
まぁ、きっとまた遊んでみたくなる日が来るさ、とは思っていたけれども・・・
2021年1月、初のドラレコ映像をきっかけに再燃
そして年が明け、2021年。
それなりに寒い。いや、けっこう寒い。
週5のうち、2~3日はテレワークが定着するなかで、また、ぽっと思い出したかのように押し入れからキーボードを取り出し、いじるようになった。きっかけは「バイクのドライブレコーダー映像に、曲を被せてみようかな」だった。
昨年末に購入したリーズナブルなアクションカメラで撮ってみた、バイク走行時の何でもない動画に簡単な曲を載せてみたくなったのです。
さくっと(と言っても3時間くらいは使ったかも・・・)作った曲を何となく被せて眺めたら、何だか急に楽しくなった。
そして気づいたことがった。
別にAメロ→Bメロからのサビというような、決まった型がしっかり作れなくてもいいじゃないか。
ぱっと聞いて「お、イイじゃん!」って思うような、立派な曲じゃなくてもいいじゃないか。
例えばバックミュージックのようなものでも動画に合わせてみたら、何となくそれなりに楽しいのだということに気づいたのでした。
そんな風に思ったら、急に肩のちからが抜けたような感じで、また楽しめるようになった。
趣味とはいえ、たまにしんどく感じたり、重くなってしまうことが人にはままある。それは何故かって「楽しまなきゃ」「上手くならなければ」という気持ちばかりが先行してしまうからだろう。
何かを持ってしまったことや、対価としてのお金を出してしまったことで責任感のようなものを自らに課してしまうのでしょう。
楽しみたいと思って始めてみたことが逆に重荷になってしまうって、きっとそういうトコロだと思う。
自身にとっては、いつしかCubaseがまさしくそんな感じになってしまっていた。発想さえあれば何でもできるが故に、何だか上手く出来ないもどかしさというか。
とりあえず楽しむ、気後れとか関係なく公開していく
そんなこんなで、急に肩のちからも抜けちゃって楽しめるようになったものだから。
えいやぁってYOUTUBEに挙げた曲を、あらためてツイッターで「どなたか動画にでも使ってやってください」なんて、無理は承知でつぶやいてみたのです。
そうしたら、なんと!嬉しいことにモトブロガーさんの動画バックミュージックとして実際に使用して頂けたのです。
バイクとアウトドアVLOGをメインにしていらっしゃる、ツイッターつながりのReturnerさんです。
動画を拝聴して、もう、嬉しいやら何やら・・・なんと表現したら良いのか分からないくらい。
本当につたない曲なのに、2つも使っていただいてありがとうございます。自身は喋りも得意ではなく、常時鼻づまり的で良い声でもないので喋りを交えたモトブログとは縁遠そう。
Returnerさんの聞きとりやすい語りの後ろで曲が流れているこの動画に、とても刺激を受けました。
なにもないところから、何かを作る楽しみ
動画をあげる人、音楽をどこかにあげてみたい自分。
それがこんな風に上手く当てはまるというか、何かと何かが一緒になると、こんな風になるんだ!というのを目の当たりにした出来事だった。
それはもちろんReturnerさんのご好意あってカタチになったもので。自分だけでは決して出来ないものが、ぽっと目の前に現れYOUTUBEを通して見ることができること自体が、何だか夢のような遊びです。
Returnerさん、本当にありがとうございました。
もっと音つくりの基本をシッカリ覚え懲りずに上げ続けていくと思うので、これからもたまには使ってやってください^-^;
コメント
お疲れさまです、tunaです
合体版動画を拝見しました。(^ ^)単体で聴いてみたものとはまた別格にハマって、突き進むワクワク感感じましたよ〜。語りも、すごく経験を積まれてきた深さが、胸に刺さりました。
好きなもので繋がる人との先には、忘れていた物が見つかりそうですね!
by tuna 2021-02-01 10:07 PM
tunaさん
ありがとうございます。いや、ありがとうございますは、自身も動画で使ってくれた方へのコトバですね。
とても良い刺激を受けました。
by ken_ken 2021-02-02 3:41 PM