2018/02/15
2018年7月17日(火)の、FTRと北海道巡りの旅・前編
霧多布岬キャンプ場で目覚め、せっせと荷物を片付けでバイクに搭載した後。休憩もかねて、灯台がある岬のその先まで歩いてみました。
たくさんの小舟が、朝から漁?をしていることに気付き。
何を採っているのか分からかったので、すれ違い様の旅行者と思われる方に話を聞いてみると、どうやら「こんぶ漁」らしいです。よくよく目を凝らして見ると、舳先から長いマサカリのようなものを海中に沈め、しきりに動かしている様子が見える。こんぶ漁って、海に潜らなくても出来るものなんだと知りました。
尋ねた方が「すごいよね、原価ゼロ!」と仰っていましたが、養殖ではなく天然のこんぶが毎日のように採れてしまうのだろうか。だとしたら、ホントにすごい・・・。
今さら気づく、高いトコロ苦手なんだというコト
霧多布の、岬の先まで歩いていた時にふと気づいた「高いところが苦手」だということ。絶景を前にしても、なんとなく足がむずがゆくなってしまう。
こんな景色も、実は内心は足がむずむずしている(笑
アゼチの岬でも1枚。でも実は足元おぼつかなかったりしている。
霧多布から納沙布まで、ひたすら走る!
霧多布岬キャンプ場を後にしてからは、ひたすら納沙布岬を目指して走ります。
南側から納沙布岬を目指すのであれば、国道35線を走って向かうことをおススメします。海岸沿いの気持ちの良い道かと思えば、途中から森林の中を走ったりもできる道。
卑猥に聴こえてしまうかもしれないけれども。北海道の道を走っていて何が気持ち良いかと言えば、道や景色を舐めつくすように走れるところ。それ以外に上手く表現できないけれども、バイクや車が好きで、ただただ走り続けるのも好きな人なら、きっと理解してもらえるヒトコトだと思っている。
念願の、タイエーやきとり弁当を食べよう
車が3つの轟さん日記2の、「函館周辺だけじゃない!根室のタイエーでもやきとり弁当買えるよ」の記事でその存在を初めて知った「やきとり弁当」。
もともとは函館にあるハセガワストアというコンビニが始めた「やきとり弁当」。(なんと昭和60年代のことらしい!)その「やきとり弁当」の噂を聞いた、のちに根室を拠点に展開するコンビニ「タイエー」の創業者となる田家さん(だからタイエーなのか・・・と、とっても納得)は、函館のハセガワストアのオーナーからコンビニ経営のノウハウを学んだそう。
と、いう情報も北海道ファンマガジンで知り、食す前からすっかり「やきとり弁当」の虜になってしまったのである。
今回、函館には行かないけれども。さいわい根室はぐるっと廻るので食べるチャンスがあるはず!と思って向かった納沙布岬の途中、タイエーに初対面。(後ほど調べてみたら、ココはどうやら曙店のようです。)
やきとり弁当(小)の450円に、せっかくなので「とり(1本100円)」を追加オーダーして出来上がりのホカホカを頂きました。
海苔弁当の上に、豚肉(やきとり弁当と言っても、お肉は豚肉)とねぎ串が乗っているだけなのに。ただただ、美味しくて嬉しくなる不思議。これ、今度メスティンを使って「おとこのキャンプ飯」シリーズでも作ってみようと思います。炭火で焼いた豚ばらブロックなら、きっと美味しいに違いない・・・
タイエー曙店の地図
日本最東端「納沙布岬」にたどり着く
やきとり弁当でお腹を満たした後は、納沙布岬を目指します。ところどころ霧掛かっていて「えりも岬」の悪夢(笑)が頭をよぎったりもしましたが。
納沙布岬は、気持ちのよい快晴。
灯台の裏にある岸壁を前にして「いま最東端にいるのは自分なのだ」と、なんとなく感慨深げに浸っていたら。よく見たら、さらに最東端、岩場で釣りを楽しんでいる方がいるではないか(笑)
これで最北端の宗谷岬に続き、最東端にも訪れることができたのですが、ココでちょっと気になった日本の最四端とは何処なのでしょう?
- 最北端 宗谷岬(北海道稚内市)
- 最東端 納沙布岬(北海道根室市)
- 最西端 与那国島の西崎(沖縄県与那国町)
- 最南端 波照間島の高那崎(沖縄県竹富町)
残る2つは島・・・FTRと訪れるには無理がありそうだけれども。いずれは訪れてみたいと思う。
「ワトソンくん、これを見てみたまえ」な北方原生花園
途中、根室市内にあった「北方原生花園」にあった「ポニーを野放し飼育しています」の看板が気になって立ち寄ってみました。
(花園というよりも)草原の中、木板が敷かれた道を歩いていった先で、ポニーの群れを間近に観ることができるのでは!?とワクワクしながら向かう。
ホームズ「ワトソンくん、ちょっとこれを見てみたまえ。」
ワトソン「馬のボロ(糞)だな、ホームズ。」
ホームズ「その通り。ただ、乾ききっていることから彼はもう少し先に居るようだ。」
と、ボロを見つけては、ひとりホームズごっこをして歩いていたのですが、結局ポニーの姿はいっさい見られず仕舞い。のちにグーグルマップで場所を調べていたら、ポニーの大群が餌を食べている写真がUPされていた。どうやら餌の時間帯と関係しているようで、みんな昼寝中だったのかもしれない。
北方原生花園の地図
根室から知床を目指して北上していく道のり
納沙布岬のあとは、この日のもうひとつの目的地「知床横断道路」に向かいます。
根室からは国道244号を上がっていくのだけれど、割と地味な道のり。右手に常に海を眺めながらの道ではなく、ところどころ林間になっていたりすることから何となくそんな印象が残っている。(前日の北太平洋シーサイドラインで目が肥えてしまったせいかもしれない(笑))
ツイッターやブログでたまにお見かけする、ソフトクリームと景色を撮る写真。「別海北方展望塔」がある道の駅「おだいとう」で休憩した時にやってみました。人生初・ソフトクリームと景色をパチリ。自分で撮っておきながら何なのですが、空の青をバックにソフトクリームのもっちり感が映えていて、また食べたくなってきました。
次回は「野付半島から知床、斜里町へと向かう」話になります。続きは下のリンクカードから、どうぞ。