FTR223と行く

FTR223からVスト250乗りになりました。明日はバイクと、どこ行こう。バイクでトコトコ、どこ行こう。

【2018年・夏の北海道】人生は、旅だ。と思う。Vol.4

time 2018/07/22

【2018年・夏の北海道】人生は、旅だ。と思う。Vol.4

ありがちな言葉になってしまったけれども。

「人生そのものが旅である」と大それたことを言うワケではなく、「旅は、その中で僅かばかりでも、ひとつの醍醐味を教えてくれるものだ」ということを実感した、そんな2018年の北海道ツーリングでした。

今回の旅行では寝る前、その日、その日にあったことや思ったことをメモ帳になぐり書きして記録してきたことを今からまとめ始めようとしているので、いきなり統括的なタイトルになってしまったけれども。

ただ、(若干の旅行後の高揚感はあるとしても)「旅はひとつのスパイスである」ということを、とても強く感じた旅行になりました。

なので「鉄は熱いうちに打て」と言われるように、今回の旅行で何が楽しかったのかだったり、誰に刺激を受けたのかとか、そういうコトをなるべく早いうちに残していこうと思います。

他の方の北海道ツーリングブログがきっかけとなった自身と同じように、これから書き出していく記録がきっかけとなって「北海道ってそんなに気持ち良いトコロなのかい?それじゃあ、一度は試しに行ってみるかい。」と、いつかどなたかが思って頂ける日があれば幸いです。

大洗港19:45発の、さんふらわあ ふらので向かう

大洗港19:45発の「さんふらわあ ふらの」に乗るため、自宅を14時頃に出発。自宅から大洗までは約2時間の道のり。少し余裕をもって3時間として、17時過ぎには大洗フェリーターミナル到着を目標としました。

※さんふらわあ号の乗船手続きは、概ね出航時間の4時間前から受付開始となります。また、乗船(車やバイク、人いずれも)は出航時間の1時間半~2時間前には始まるので、遅くとも出航時間の3時間前にはフェリーターミナルに到着、車やバイクも所定の場所に停めておく位の余裕でいると安心でしょう。

注:三井商船のさんふらわあに限っての経験談なので、その他フェリーを利用される方は各運航会社の案内をご参考にしてください。

2017年に新規造船され、とても綺麗な「さんふらわあ ふらの」

2018年の北海道行きフェリーは、2017年に新たに造船・就航となった「さんふらわあ ふらの」で向かうことにしました。就航から1年経っているとはいえ、まだまだ船内はとてもきれいで、逆に落ち着かない自分がいたりもしました(笑

まず、前回に行きの便で乗った「さんふらわあ だいせつ」にあるような場末感(失礼なこと言ってるかもしれない)が、まったく無い。「だいせつ」にあった、備え付けの本棚に、おそらく今までに乗船された方が読み終えて置いていったんだろうと思われる、色々なジャンルの文庫本やマンガが無造作に置いてあったりもしないのだ。

「だいせつ」には、各人が自由にくつろいでカップラーメンを食べたりお酒を飲んだり、本を読んだりするスペースがあるのですが、それは何処となく学生時代に一時期アルバイトしていた某百貨店の社員休憩スペースの雰囲気に似ているところがありました。同じく「ふらの」にもそういったフリースペースがあるにはあるのですが、壁の色や部屋の空気のにおいに、そんな感じが一切ないんです。

隙が無さすぎて落ち着かない。と言ったらよいのでしょうか。人間(自分)って、つくづくワガママな生き物です。

「さんふらわあ ふらの」その快適過ぎるトコロも紹介

そんな「ふらの」ですが、もちろん快適なトコロも多々あったのでいくつか紹介します。(コンフォートルームの話になります。)

  • 各寝台に、専用テレビが備え付けられている!
  • ドリンクホルダーや小さな鏡まで完備
  • タービンの音も、静かになった?

いちばん驚いたのは、各人の個人寝台に液晶テレビが備え付けられていたこと。もうしばらくのあいだ利用していないので分からないのですが、最近のカプセルにもテレビが付けられていると聞きます。「だいせつ」に個人用テレビはなかったのですが、「ふらの」にはそれが完備されていました。

ごろっと寝転ぶと、ちょうど向かいの壁面テレビを観ることができるようになっている。

そして、寝転んで右手壁面の位置、ちょうど枕元よりも少し前に写真のようなイヤホンジャックも備え付けられています。イヤホンを差せば、他の方に気兼ねなくいつでもテレビの音声を聞くことが可能です。(イヤホンも予め用意されています。)

また、ドリングホルダーや小さな鏡まで完備されていて、こんなちょっとした気遣いも嬉しかったりしました。

あと、これは体感に過ぎませんが、「ごうごうごうごう」と言うタービンの音が寝ている間にあまり聞こえないのも、もしかしたら「だいせつ」と「ふらの」の構造上の違いなのかもしれません。

大洗19:45発、苫小牧(翌)13:30着だと、無駄時間がない

初めての北海道ツーリング、2017年のフェリー便は深夜便を利用しました。大洗1:45発で苫小牧19:45着だったので、苫小牧に着いてからは大して移動もできず苫小牧の東横インで1泊。

また、深夜便1:45発でも、すぐに就寝できる器用さが自身にあれば何も問題ないのですが。常日頃から寝つきが良くない自分、それに付け加えて旅の始まりで少なからず気分が高揚してしまっては、なおさら寝付けるワケもなく。

4時とか5時になってうとうとして、日の出の時間には目が覚めてしまったりと「起きては寝て、寝ては起きて」の繰り返しでした。そこに苫小牧19時過ぎの到着となると、当然チェックインしてもすぐに眠ることもできず、何となく負のスパイラルな深夜便だった記憶があります(笑

それとは異なり、苫小牧に13:30着だと多少は移動する余裕があるので、今回はそのままえりも岬までひとっ走りが可能となったのです。(そこから向かった、えりも岬の濃霧にココロ折れそうになった話はまた後日・・・)

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けんけん

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鉄馬も好きだけど、本当の馬も好き。一口馬主やっていらっしゃるライダーさんいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。「FTR223と行く」ブログを書き始めたら、なおさらバイクへの愛着が増してしまったので、そんな愛情をココにどんどん残していきます。どうぞ宜しくお願いします。