FTR223と行く

FTR223からVスト250乗りになりました。明日はバイクと、どこ行こう。バイクでトコトコ、どこ行こう。

「Vストローム250に乗りたい」と思った4つの理由

time 2019/07/21

「Vストローム250に乗りたい」と思った4つの理由

2019年7月、これまで乗り続けていたFTR223からVストローム250へと乗り換えました。

今まで、時にはアプリリアのRX125、また時にはハスクバーナのスヴァルトピレンだったりと、一過性の一目惚れはありつつも、それでもFTRがとてもしっくり来ていたし、乗り換えを決断するまでには至らず。

スズキのVストローム250も、また然り。

と言うか、2017年の発売当初も全く気になっていなかった車種でした。Vストはもちろん、カワサキのヴェルシスなど250ccクラスのアドベンチャーが相次いで発表になった時も「250でアドベンチャー・・・いやいや、重くなっちゃってきっと大変だと思う。」くらいのイメージだったのです。

それに、フルパニアの積載性はたしかに魅力的ではあるけれど、スタイル的にちょっと・・・というような感じで、当時Vストやヴェルシスが気になるということは無かったのでした。

Vストロームが、気まま旅の可能性を広げてくれる

そんな自身が、なぜVストローム250を選んだのかと言えば。

  • シートバッグを積んでも、乗車姿勢が楽
  • 取りあえずパニアに詰め込んだなら、ぶらっと出かけよう
  • 「クチバシ」という愛称で呼ばれているフロント形状から、イメージしたもの
  • 要は、スズ菌に感染してしまったのだろうか

シートバッグを載せたとしても、乗車姿勢が楽ちん

これは個人的な感想です。

身長184cm超でも短足だけれど、FTRのリアシートにタナックスのミニフィールドシートバッグを載せると、さすがに乗車姿勢が辛くなることもしばしば。

たまに乗車姿勢が辛くなってくると、リアシート側へ臀部(おしり)ずらしたりして疲労回復を図りつつ乗っていたけれども。FTRのリアシートにバッグを積載すると、常に一定の姿勢で乗り続けなければならず。

これが、自身にとって長時間ライディングが辛くなる要因のひとつでした。

Vストローム250に限らず最近の250ccクラスのバイクは比較的、同じく最近の日本人体型にも合っているというか、そういう風に設計され始めているのでしょうね。例えばリアシートにバッグを載せたとしても、乗車姿勢が辛くなるようなことも解消されているような気がしますし、ポジション的なことも十分に考慮されている印象を受けます。

思いたったら、とりあえずパニアに詰め込んで旅に出たい

よっしゃ。今日は晴れた、ぶらっと行こう!と思い立った時、パニアケースがあると楽ちんなのではないだろうか。と思ったことがきっかけです。

例えば「当日朝の天候を見て、ツーリングキャンプ行くか決めよう」とする日があったとしましょう。

朝起きて、よし今日は行こう!と思ったとしても、そこから荷造りをしたり、リアシートにシートバッグ積んだりすることから始めなければならず・・・。(荷造りくらいは前日までにしておけっていう話もありますが。)

パニアケースがあれば、とりあえずはボン、ボン!って、必要最低限のキャンプ道具だけ詰め込んだなら、もう気ままに出発することができるような気がしたのでした。

よし今日はぶらっと行こうかね。なんて思いたった時の日帰りツーリングはもちろん、1泊2日のボロ宿ツーリングだって、これまでよりも気軽に可能にしてくれるのがフルパニアの強みなんじゃないかと。

クチバシの愛称から、きっとこのバイクは自由気ままな旅を可能にしてくれる鳥そのものだ

これはまったくの、こじつけ的なものです。

Vストロームの独特なフロント形状は、たまに「クチバシ」という愛称で呼ばれているのをSNS上で見かけます。

バイクが鳥に例えられるって、何だか良い感じ。自由気ままな旅も可能にしてくれる鳥のようなイメージ。

これってもう、傍(はた)から見たら完全に都合の良い解釈でしかないのだけれども、一度そう思ってしまったら仕方がない。

ちなみに、以前ツイッターで「もしもVストを手に入れたら、このクチバシを岩下の新生姜ピンクにしたい」と呟いたところ、岩下食品の社長からこのようなコメントを頂きました。

なんて粋な御方なのでしょう。このコメントを頂きすっかり舞い上がってしまったのもあるけれど、実は「ピンクの烏(カラス)」にしてみたいという想いには、もうひとつの理由もあったり。

そんなに大それた理由ではないのですが。決して嫌味ではないピンクなくちばしのVストに仕上ることができた時、また改めまして。

スズ菌っていうけど、そんなにスズキは風変り?

スズ菌というワードを見かけるけれど、その言葉自体たぶんネタだと思っている。

ホンダ=堅実、ヤマハ=洗練、カワサキ=ワイルド、スズキ=変態

という図式を目にするけれど、そんなにスズキって変態なんでしょうか(笑

モデルチェンジしたジムニーが想像以上に好調なことからも、スズキってニッチなニーズを捉えるのが巧いと思っています。なので、Vスト250を選んだからといって変態ではない。と、信じたい。

コメント

  • vスト250乗りが増えるのは喜ばしい!
    味付けが独特ですよね
    2気筒ロングという類を見ないエンジンが生む変態特性っぷり
    適正は荷物満載ロングツーリングですが、その気になればなんでもできる器用さがありますよ

    by 赤サン €2019-07-23 9:17 AM

    • 赤サン、ありがとうございます。
      もう本当、乗っていて最高に楽しいバイクに巡り合えました!FTRもVストも「乗りたい」と思ったが故に、自身が楽しいのは当たり前かもしれませんが・・・
      その気になったらどんなシチュエーションでも、何処にでも行ける気にさせてくれます。

      by ken_ken €2019-07-23 8:57 PM

    • すいません、赤サンって呼び捨てみたいになっちゃいました・・・
      赤サンさん。でした。

      by ken_ken €2019-07-23 9:06 PM

  • お久しぶりです。RX125記事に出没していました、浦和のMです。Vスト250に乗り替えられたのですね。おめでとうございます。
    実は私もメインの7年乗ってきたF800GSを今年の6月末にKTMスーパーデュークGTへ乗り換えました。オフを楽しむのはRX125に任せることにして…
    しかし今年は梅雨が長くて仕事の休みと天候が合わず悶々としてます…
    パニア付き2輪の先輩として僭越ながらアドバイスですが車線左端へ寄りすぎないことです。私は左カーブでインに入りすぎた時に左パニアをガードレールにぶつけ死にかけました…

    by 浦和のM €2019-07-24 9:06 PM

    • Mさん!お久しぶりです!!
      有り難うございます、色々と目移りを繰り返し、Vスト250にたどり着きました。
      今年はバイクで夏っぽいツーリングが中々できませんね・・・

      パニアのアドバイスありがとうございます。
      まだ、ちゃんと積載した状態で乗っていないので、左右にそれなりに積むとバランスも変わりそうですね。気をつけます・・・

      by ken_ken €2019-07-25 9:54 PM

  • フルパニアは旅情に映える大人のスタイルですし、普段のチョイ乗り・ショートツーリング等ではトップケースの使い勝手はは病みつきになりますよ。

    主殿は私よりも200㎜程背が高いようですので停車時の立ちごけはないかと思われますし走行中はジャイロ効果で意外と左右のバランスは何とかなりますのであまり重量配分は気にせずに。
    ただ右側を極端に重くしたり上側へ重量物を固めた場合、停車した場所によって車体が直立に近くなり目を離した隙に勝手に転倒したりします…実体験です。

    先ずは無事に慣らし運転の終了を祈っております。ご安全に

    by 浦和のM €2019-07-25 11:22 PM

    • 仰る通りでして、パニアのお陰で防水バッグを背負うこともほぼなくなり、なんて身軽で快適なんだろう!
      と思うようになりました。ショートツーリング時、そこそこなサイズのお土産もこれからは躊躇うことなく購入できそうです。

      Mさんのアドバイス通りに、近々キャンプツーリングに行くことがあれば、まずはテントは左側、その他小物類などは右側パニアに積載して試してみようと思います。
      3つのケースに、何をどのように積載するのか考えるのも、最近の楽しみのひとつです。保冷剤の収納ケースをパニア内部に装着してみようかな、とかも想像したり。
      色々なアドバイス、いつも有り難うございます。

      by ken_ken €2019-07-28 5:17 PM

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このVストに乗っているひと

けんけん

けんけん

鉄馬も好きだけど、本当の馬も好き。一口馬主やっていらっしゃるライダーさんいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。「FTR223と行く」ブログを書き始めたら、なおさらバイクへの愛着が増してしまったので、そんな愛情をココにどんどん残していきます。どうぞ宜しくお願いします。