FTR223と行く

FTR223からVスト250乗りになりました。明日はバイクと、どこ行こう。バイクでトコトコ、どこ行こう。

初秋の八ヶ岳にて、連泊キャンプツーリング・その1

time 2019/09/21

初秋の八ヶ岳にて、連泊キャンプツーリング・その1

Vストロームにフルパニアなら、やはりキャンプに出かけてみたくなってしまうもの。

フルパニアを購入したけれど、利用したのは福島ツーリングの時くらいで、あとは常に外した状態だ。しかも福島ツーリングは各安宿での1泊である。着替えなど必要最小限の荷物しか持っていかず、まだパニアぱんぱん状態にして乗った経験がなかった。

なので、いつも心の中でこう呟いていた。

「見せてもらおうか、君のフルパニアの機能性とやらを」

フルパニアにキャンプ道具を積み、八ヶ岳キャンプ

ということで2019年9月14日~16日、Vストローム250と行く初めてのキャンプツーリングへ行ってきた。

場所は、そろそろ寒くなってきたらさすがにテント泊はキツイだろうと思われる長野県八ヶ岳。

せっかくの八ヶ岳、しかもVストロームとはお初ということで「フリーサイト」、かつ「バイクや車の乗り入れ可」を条件にキャンプ場を探した結果、五光牧場オートキャンプ場に決定。

五光牧場オートキャンプ場は標高1300m八ケ岳の麓、野辺山高原に広がるキャンプ場です。
全面に広がる野芝は農薬、肥料を一切使っていません。出来うる限り地形はくずさず、ありのままの姿の自然の中でキャンプを楽しんで頂けます。

元牧場という広大な敷地を生かした大自然の中のキャンプ場です。区画は一切なく自由に設営して頂けます。

五光牧場公式ホームページより

どれだけ広いか、少しでも伺い知ることができるような写真を残してこなかったことが無念・・・

言葉でしか表現できないけれど、兎にも角にも広大なオートキャンプ場だった。

事前に、これまで行かれた方のブログなどでクチコミを参考にさせて頂いたが、この五光牧場オートキャンプ場についてはほぼ共通して2点ばかり気になることが挙げられていた。

場内の道が悪い?それも、ひとつの味のような・・・

まず1点は「キャンプ場内の道が良くない」というもの。

なるほど確かに、受付を済ませてサッカーグランド脇から続く坂道は凹凸も激しい。特に雨つゆなどで水を含んだあと、何台もの車がわだちを通ることでさらに削れていったりもするのだろう。

特にバイクだと、それなりに神経を使わないと転倒してしまうかもしれない・・・。意図的に車高を落としている車も、ボディ下を痛めても構わない人以外は行かないだろうと思う・・・。

ノーマル状態と思われるコンパクトカーですら、ボディ下を時折りガリっとしながら走っているほどであった。

ということで、場内の道はそのような感じです。

ただ、だからといって「道が悪すぎて利用したくない」という書き方は如何なものだろうか。まぁ、事実だけれども笑

前述に引用した公式ホームページにも出来うる限り地形はくずさず、ありのままの姿の自然の中で」というヒトコトが書かれている。この砂利道、コンクリやアスファルトで固めることだって可能なはずだけれど、そのままにしていることも、きっとひとつの拘りなのではないだろうか。

というワケで「車の下、ぜったいに擦りたくない」という方にはオススメできないかと思われる。

トイレが遠いのが不安・不満であれば、トイレ近くにテントを張ろう

そして2点め、「トイレが遠すぎる」という感想もちょこちょこと見かけた。

キャンプ場内には炊事場が2つあるのだけれど、トイレも同じく2つ、炊事場のすぐ隣とまではいかないけれど、同じような場所に備え付けられている。

キャンプ場内、フリーサイトなので本気で場内の奥だったり、はしっこを陣取ったとした場合、確かにトイレまでたどり着くのに5分ちょっと掛かりそうな気がする。それくらい広大、という証でもあるが。

そして感想で目にしたのは「トイレの設置場所が少なすぎる。遠くて不便。」というもの。

この感想についてはそんなもん知らんがな・・・という印象でしかない。

実際に利用してみて、よしトイレ行くか!って少し気合を入れないといけない時も確かにあったけれど・・・笑

それこそフリーサイトなのだから、トイレ脇に陣取ればよいだけのことなのでは?とさえ思えてしまう。

お風呂のシャワー、温水出ないのは時間帯によってかも?

2点といったけれど、もう1つだけ。「浴場のガスが壊れているのか、備え付けのシャワーから温水が出ない」という感想もあった。2泊利用させてもらった時も、1日目には温水が出ていた箇所が、なぜか2日目にはすべてのシャワーから温水が出なくなっていた。

これは後からホームページに記載されている「時期によってはシャワーのみ、または使用出来ない場合もあります。」という一文を見て気づいたのだけれど、どうやら温水シャワー利用は時間帯によって分けているのではないだろうか。

1日目の入力時間は終了ぎりぎりの20時で温水が出てきたけれど、2日目は開始時間早々の15時過ぎであった。

利用開始の15時は熱々のお湯をめいっぱい張ってあるから、それを汲んで身体も洗ってね、というとで。

そして終了頃は浴槽のお湯も少しぬるくなってきちゃうのかな?だから、温水シャワー利用を可能にしていたりして。

注:ぜんぶ勝手な憶測です。これから五光牧場オートキャンプ場を利用する際、お風呂の温水シャワーが使えるかどうか気になる方は実際にキャンプ場への事前問い合わせおすすめします。

初秋の八ヶ岳ツーリング、1日め

いったんここで、八ヶ岳キャンプツーリング1日めに振り返ります。

千葉は明け方から小雨が降り続いていたため、少しだけ出発を遅らせ朝8時半過ぎに自宅を出る。

途中、首都高から中央道に入るまで渋滞にハマる等もしつつ、ひとまず13時頃に五光オートキャンプ場に到着。

前述の写真にあるように、地面が平らで上を見上げれば青空が開いているような絶好ロケーションと思われる場所は、すでに結構なファミリーキャンプの方々で埋まってしまっていた。

それでもドコかにソロキャンプでも、まったり落ち着けるスポットがあるに違いない・・・

そんな思いで、ずいずいと奥に進んでいくと。

ちょっとだけ芝が薄くなってしまっているけれど、棚田の中段のような感じのこじんまりとしたスポットを発見。

上段からも下段からも人の声だけは聞こえてはくるけれどお互いに姿までは見えず、絶好のスペースだ。

ということで、ここを2日間のベースとすることにした。

いそいそと荷物を降ろし、テントも張り(いま見てみたらすごく雑な張り方していたことに気づいた・・・)終わったら、すかさず再出発。この時、すでに14時頃だったかと。

翌日は八ヶ岳周辺をのんびり廻り尽くす予定でいたので、今日この日はまだ明るいうち、近場で行ってみたかった場所2か所を巡っておくことに。

野辺山駅

そのうちのひとつが、野辺山駅。

野辺山宇宙電波観測所

野辺山駅の次は、初めて訪れる宇宙電波観測所。

たくさんの白い電波望遠鏡を見て歩いていると、なぜかガンダムに出てくるスペースコロニーを思い出す。

最も大きな電波望遠鏡は、夏の間はメンテナンス期間となるため、上の写真のように真っすぐと空を見上げる形で静かに鎮座していた。

電波望遠鏡はその口径が大きければ大きいほどデータ収集しやすい=高性能な望遠鏡だとばかり思っていたけれど、小さな電波望遠鏡をいくつも設置したら、後はそれぞれが収集するデータをひとつの情報として再処理することでも代用可能なのだということを知る。

難しい話は何ひとつ分からないけれども、技術ってすごい。

八ヶ岳キャンプ1日めの夜ごはん

野辺山駅、宇宙電波観測所を巡ったあとは夕飯の買い出しへ。

五光牧場オートキャンプ場に泊まったことのある方のブログで気になっていた、中村農場さんに行く。

どれも美味しそうな鶏肉で、思わず奮発してしまい・・・

キャンプ地へ戻ったあと、テンションをあげるためかっぱ橋道具街でつい先日買ったばかりの「のれん」を提げる。

炭火焼きにしたら、悔しいほど美味しかった。

中村農場さん、通販もしているようなのでこれは次回、おっさん3人のお台場海浜庭園キャンプのタイミングに取り寄せて持っていこうと思うのでした。

五光牧場オートキャンプ場

野辺山駅

野辺山宇宙電波観測所

中村農場

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けんけん

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鉄馬も好きだけど、本当の馬も好き。一口馬主やっていらっしゃるライダーさんいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。「FTR223と行く」ブログを書き始めたら、なおさらバイクへの愛着が増してしまったので、そんな愛情をココにどんどん残していきます。どうぞ宜しくお願いします。